オズのブリキの木樵り (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (1984年1月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784150403454

感想・レビュー・書評

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  • 割と一直線めのロードトリップ的ストーリーはシンプルだけど、昔のエピソードが繋がる感じととポリクロームの軽やかな愛らしさ、ミセス・ユープのエピソードのちょっとした緊張感、もう一人のブリキ人間の出現とその過程で生み出された寄せ集め人間のホラー感、かかしと木こりのなんとなしに滲み出る性格の歪さが味わい深い。これまでシリーズを読んできていればとても楽しめる。

    以下備忘的あらすじ。

    暇を持て余すブリキの木こりとかかしのもとにウートが現れ、木こりの薄情さを非難して元恋人ニミー・エイミー探しの旅が始まる。

    一行はルーンの国で大暴れし、ユープの城でミセス・ユープの魔法により動物に変えられるも脱出。ジンジャーの家で木こりが「わたしがニミー・エイミーをさがし出してウィンキーの国のお妃にしようなどとつまらん決心をしたばっかりにやっかいなことになっちまって。別に誰も責めるつもりはないが、わたしの頭の中にこんな考えを持ちこんだのはウートなんだよなあ」と愚痴るのは木こりらしくひどい発言だった。オズマとドロシーが合流してミセス・ユープの魔法を解いて、再びニミー・エイミー探しへ。

    森でもう一人のブリキ人間ファイター大尉と出会う。彼もニミー・エイミーに惚れてブリキ化した経緯が判明。職人クー・クリップスから、二人の元の体を寄せ集めて作られた合成人間チョップファイトの存在も明かされる。

    様々な障害を乗り越えてようやくニミー・エイミーの家に到着するも、彼女は既にチョップファイトと結婚済み。二人のブリキ男に対してはあまり関心を示さず、わりと哀れな結果に。

    ポリクロームとの美しい別れのシーンで終わっても良かっただろうが、やはりオズマたちとの終幕となる。ギリキンに派遣されるファイター大尉はちょっと可哀想。

  • ブリキの木樵りに恋人がいたなんて!聞いてないよ〜!
    彼の絹の心臓が、恋人への愛を感じないとはねぇ。まぁ、そうでないと、「オズの魔法使い」のラストですぐマンチキンの国に戻らなかった説明がつかないか。

  • ●ライマン・フランク・ボーム
    4-15-040345-7

  • ファンタジーにしては不気味な部分もあるので、たぶん映像化されることはなさそうな物語。

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • 『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第12作目。
    (早川書房ではシリーズ第8弾として出版されています)

  • <内容>ウィンキーの国に、ふらりとやって来た流れ者の少年ウート。この国の皇帝として静かに暮らしていたブリキの木樵りは、その少年に身の上話を語るうち、一大決心をした。昔の恋人を探し出し結婚を申し込もうというのだ。親友のかかし、ウートとともに出発。虹の娘ポリクロームも加わり、恐ろしい怪物や危険もなんのその、勇敢に旅を続ける木樵りは、果たして結婚できるのか?シリーズ第8弾。

  • <b>(内容)</b>
    ギリキン出身の<流れ者のウート>が旅の途中にウインキーのブリキの木樵りの城を訪れる。歓迎するブリキの木樵り。歓談の中で昔の恋人の話が出て、ウートに「その人と結婚してこの素敵なブリキのお城に住まわせるのが本当なんじゃない?」と指摘され、昔の恋人ニミー・エイミーを探す旅に出る。
    ニミー・エイミーは見つかるのか?ブリキの木樵りは彼女とゴールインするのか??
    <br><br>
    <b>(感想)</b>
    ニミー・エイミー、いいキャラです。いそうですよね、こういう女の子。やっぱり結婚は「義務」じゃなくて「愛」でするものなのさ。

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著者プロフィール

ライマン・フランク・ボーム
1856年、アメリカのニューヨーク州に生まれる。裕福な父親をもち、病弱だった少年時代は、家庭で教育を受けながら、読書や詩作、物語の創作をして過ごした。新聞の発行や演劇の興行など、さまざまな職をへたあと、四十代で童話の創作を始め、1900年に発表した『オズの魔法使い』で大成功を収めた。以後、読者の要望に応えて全14巻のオズ・シリーズを執筆している。1919年逝去。彼の死後もオズ・シリーズは他の作家によって書きつがれた。

「2022年 『オズの魔法使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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