黄金の手紙 (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (1984年6月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784150403577

みんなの感想まとめ

テーマは宝探しを軸にした冒険で、主人公のコンプレックスや登場人物の人間味が巧みに描かれています。物語は殺人事件から始まり、前半はわくわくする展開が続きますが、後半に入ると敵が明らかになり、緊迫感が増し...

感想・レビュー・書評

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  • 過去の既読本

  • すっかり内容を忘れている。

  • 確か、デズモンド・バグリイの作品としては最初に読んだものではなかったかと思う。次に読んだ名作「高い砦」のおかげで何となくかすんでしまった嫌いがあるのだけど、改めて読んでみるとこれも傑作。

    黄金の盆(?)に隠された謎を解き、宝探しに出かけるというプロットは、それこそ「宝島」を思わせる。殺人事件から始まるので、けっして明るい冒険活劇というわけにはいかないのだけど、特に前半部はわくわくする。

    敵がはっきりと姿を現し始めた後半からは、ものすごい勢いで突っ走っていく。意外な結末だけど、すっきりと気持ちよく進行する、いい感じのドラマで、実によくできていると思う。

    絵空事になりそうな話なんだけど、主人公の持つコンプレックスと、登場人物たちそれぞれが血肉の通った感じがして(いかにもその辺にいそうな、欠点を持つ連中である)、そんなあたりもストンと胸に落ちる感じがする。

    初期のバグリイほど印象的な武器や自然現象が出てくるわけではないんだけど、その必要がないくらい古典的な宝探し物語で、今までバグリイを読んだことのない人にも、けっこう楽しく読んでもらえる話なんじゃないかと思う。

  • 22 登場人物たちの葛藤がじっくり描かれ、サスペンスを盛り上げる。良かった。

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