小さな土曜日 (ハヤカワ文庫 NV 395)

  • 早川書房
3.22
  • (0)
  • (3)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 38
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150403959

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 中学2、3年のころにタイトルと表紙が気に入って購入した短編集。約30年ぶりに読んだが、当時は「味のある短編集」だと感じていたのに、そこまで響かなかった。「小さな土曜日」という最後の短編が一番印象的だった。著者の代表的な短編「夏服を着た女たち」を、舞台のニューヨークを少し現代(といっても70年代か)にして、もっとブラックユーモラスに仕上げたような佳作。

  • 名前は聞いたことあった「アメリカ短編小説の名手」の短編集.
    陳腐っていえば陳腐なんだけど,目新しいアイディアはないしtypicalな描き方なんだけど,いやー綺麗だわー.

  • 5つの短編からなっている。特に表題作が最高に面白い。著者が希代のストーリーテラーであることをまざまざと思い知らされる。さすがショー、とうなってしまう。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1928年、東京に生まれる。明治大学文学部卒。作家、翻訳家。女子美術大学教授。はじめ批評家として文壇に登場し、演出、翻訳、小説、評伝と多彩な活動をする。代表作『ルクレツィア・ボルジア』『メディチ家の人びと』『メディチ家の滅亡』(以上、評伝)『おお季節よ城よ』(小説)など多数。今年から、選集「中田耕治コレレクション」(青弓社)が出版される。翻訳家としては、アイラ・レヴィン『死の接吻』『スライヴァー』、クライヴ・パーカー『ダムネーション・ゲーム』、アナイス・ニン『北回帰線からの手紙』(深田甫と共訳)ほか多数。

「1992年 『結婚まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アーウィン・ショーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×