母親を喰った人形 (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (1987年5月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784150404475

感想・レビュー・書評

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  • なんともいえない禍々しいタイトルに惹かれた一作ですが。思ったほど禍々しくはなかったかなあ。むしろ心理面でじわじわと来た印象が。
    数々の怪事件と、それに関わったそれぞれの人の立場から描かれる物語。派手さはないのだけれど実に不穏な雰囲気に満ちていました。しかしそれにしてもあの人だっただなんて! あまりにあからさまなのに気付かなかったのが意外……。

  • どうもよくわからないというか、感想の言い難い作品。

    ストレートな恐怖描写、怪物や怪異自体を描くより、登場人物の心理描写―それも恐怖に慄くような極限的状況のものではなく、普段の状態でのもの―に字数が費やされているような。黒魔術や悪魔の子、異常心理といったおなじみのガジェットは登場するものの、タイトルから連想する展開や他のモダンホラーにあるような典型的パターン、派手な場面といったものを予想していると、ことごとく裏切られる始末。

    愉しめなかったのはこの作家の作品と自分との相性もあるんだろう。

    詳しくはこちらに。
    http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2012-05-22

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著者プロフィール

1946 年、英国マージーサイド州のリヴァプールに生まれる。幼少期から怪奇小説に耽溺し、15 歳の頃、アーカムハウスに作品を送ってA・W・ダーレスに注目され、彼の指導のもと作家デビューを果たす。クトゥルー神話作家としては、英国南西部グロスターシャーの、セヴァン・ヴァレー界隈を舞台にした作品群で知られる。英国幻想文学協会の終身会長を務める同国ホラー界の重鎮で、近年もクトゥルー神話作品を発表し続けている。代表作に、長編では『暗闇の嗤い The Grin of the Dark』(2008 年度英国幻想文学大賞受賞)、短編集では『恐怖とふたりきり Alone with the Horrors』(1994 年度世界幻想文学大賞受賞)がある。これらの作品を含めて未邦訳のものが多かったが、近年、雑誌やアンソロジーで短編が紹介される機会が増えている。
https://knibbworld.com/campbell/

「2024年 『グラーキの黙示3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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