黒衣の女 ある亡霊の物語 (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (1987年6月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784150404499

みんなの感想まとめ

20世紀初頭のイギリスを舞台にしたこの作品は、孤立した「うなぎ沼の館」で起こる怪奇現象を描いた正統派ゴシックホラーです。主人公の手記を通じて、物語は淡々と進行し、美しい田舎の風景が背景に広がります。展...

感想・レビュー・書評

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  • 怖い話名著88で紹介されていた一冊 
    20世紀初頭のイギリスが舞台。辺地に孤立した「うなぎ沼の館」で起こる怪奇現象。
    典型的なゴシックホラーですな。理不尽な結末が待っています。
    主人公の苦し紛れの手記で、どんどん呪怨が拡散しちゃうんじゃないのなんて思ったりして・・・。
    どうやら、『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』ってタイトルで映画化されているようです。

  • ずっと本棚に入れておいたのを忘れていたのでカバンに入れておいた。求めていたのはこういう正統派のホラーである!妙にテンションの高い展開もなく、ヒステリックなモンスターも出ないし、淡々と、美しいいかにも英国の田舎を舞台に話が進み、最後、わかっちゃいるけどのオチときたら、王道なのに怖い。

  • 日本の怪談のよう、正統派ゴシックホラーと評されているが、う~ん・・・途中で結末もなんとなく予想がついてしまった。怖いというよりあんまりだよという感じ。 映画化されたそうですが、これは実際に映像で見た方が怖そう・・・。

  • 正統派ゴシックホラー。いわくありげな「うなぎ沼の館」といい、そこへ続く「九死人の土手」といい、まあなんとも雰囲気の素晴らしい舞台です。どんよりじめっとした暗ーい情景が目に浮かびます。
    夜ごとに繰り返される、過去の惨劇の記憶。現れるおぞましき黒衣の女と、その後に起こる不穏な事件。語りたがらない人々と、徐々に募る恐怖感。もうこれぞホラー!です。雰囲気にどっぷり。
    最初からしっかり読んでいると、主人公に降りかかった最大の恐怖がどういうものだったのか、だいたい予想はついたけれど。この結末は印象的でした。何度も言うようですが、これぞホラー!です。

  • 不吉な予兆を秘めたロンドンの濃霧からはじまる情景描写が巧み。眼前に鬱々と広がる沼沢地。うなぎ沼の館へ至る荒涼とした道程に焦らされながらも、徐々に霊妙なゴシックへの期待が高まってゆく。心強く愛らしい味方スパイダーの存在が青年アーサーを此岸にしっかりと繋ぎとめる役目を果たすものの、本当の恐怖は最後にやってくる。愛する者の死はすべての人の頭上に等しく訪れるといえど、悔恨に苛まれない者はいない。嘆きと苦痛。諾として受け入れるか、不当と称して抗うか。怪談の深奥を抒情的な文章を介して謳いあげた佳品。

  • @OGA0531 さん

    こんばんは~面白いですね!『黒衣の女』(スーザン・ヒル著)でお願いいたします。絶賛ゴシックホラー祭りなうなのですw

  • うわぁ、ホラーです。映画化されるとか。舞台にもなっています。上川隆也さんヴァージョンはロンドンでも上演されたらしい。(最近和音美桜さんが出演したのは「ウーマン・イン・ホワイト」白いドレスの女、たしか「…イン・レッド」もあったような…)‘おち’は想像つきますが、幽霊は怖いですねぇ、女性の怨念は怖いですね。

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