- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150405298
感想・レビュー・書評
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今更ながら読了。ほろり。
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映画は大分昔に観たと思うのですが。原作を読んでみて面白さにのめりこみました。久々の感覚でした。
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何年も前に映画で見て、いまさらながら原作を読んでみました。
強度の自閉症の兄・レイモンド。
利己的で口がうまい中古車ディーラー業を営む、弟・チャーリー。
父親が亡くなったため、長い間離れて暮らしていた兄弟が再会した。
レイモンドは、母親が亡くなり、まだ弟が小さかったころから、病院に長期入院している。自閉症とはいえ、天才的な記憶力を持つ。
チャーリーは兄の存在すら知らなかった。大きな家に父親と二人で暮らしていたが、何事にも完璧を強いる父親とケンカして、家を出て、一人で身を立ててきた。
父親の遺産相続人は自分だけだと思っていたチャーリー。しかし、父親は、レイモンドにほとんどの財産を譲るとの遺書を残したのだ。遺産があれば、ギリギリでやっている仕事の穴埋めができる。
チャーリーは、レイモンドから遺産を横取りするために、病院から兄を連れ出した。
そして、奇妙な旅がはじまる・・・。
あらためて、いい話。
自閉症の人への理解という意味でも大きな貢献をした作品。(私もこれではじめてサヴァンを知った) -
トムクルーズの映画が有名だと思うんですが、椎名桔平と橋爪功さん主演での舞台が再演されるってことで原作を読んでみました。
タイトルだけみると、雨男・・・??
なんですが、読んでみると兄弟の絆が見事に描かれてます。
3歳の頃に別れたまま、兄はいないものとして成人し、父が亡くなったことで遺産相続をめぐり兄と再会をはたしたチャーリー。
でもその兄は自閉症を患っていて・・・。
今は自閉症っていう病気も広く知られているんだと思いますが、当時は認知度も低くてだからこそ、物語の中でも兄は入院生活を余儀なくされています。
これが現在の話だと、草なぎ剛が主演したドラマも記憶に新しいです。
だから今ならこのお話ももしかしたら兄弟一緒に生活できたかもしれないですねぇ。。。
で、この本を読んだ後DVDもレンタルして見ました。
トムクルーズ若い・・・!!
映画はほぼ原作どおり、細かい部分が削られてはいたものの、終わり方まで流れが変わらずまとまってました。
ただちょっと、最後のシーンが原作と厳密に一緒にはなってなかったので感動が薄れた感じではありましたが。。。
本ではちょっとほろっとしたんですが、DVDでは泣けなかったです。。。
この筋書きははたしてお父さんの読みどおりだったのか。
偶然の産物なのか。
なかなか深いなぁ。。。
じっくりと味わって欲しい作品です。 -
三葛館一般 933||FL
1988年映画化 監督:バリー・レヴィンソン
キャスト:ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ
自閉症の中でも、特定分野で能力を発揮するサヴァン症候群への関心を高めた作品で、第61回アカデミー賞を受賞しています。
また多読用の英語版も三葛館に所蔵しています。
和医大OPAC → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=60811 -
06/12/9/Sat
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