白昼の近接戦 (ハヤカワ文庫 NV ケ 1-11 海の勇士/ボライソー・シリーズ 11)
- 早川書房 (1991年1月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150406073
感想・レビュー・書評
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ボライソーは初めて戦隊司令官として船を率いるのですが、当人も、またその旗艦艦長となったヘリックも新しい立場での苦悩が…。
昔ホーンブロワーをはじめとするこのジャンルの小説が流行していたとき、わりとおじさん連中が身につまされてファンになったと聞いたことがある。本書を読むとさもありなんという気がします。
で、今回ぐっといかしていたのはヘリック。地味でおどおど系のかれでしたが、見せ場は後半に入ってから。硝煙の向こうから現れるライサンダー号、かっこいいです。
この作者の作品はけっこう「そんなにタイミングよくいくか」と突っ込みたくなることがあるのですが、それに倍する戦闘シーンの臨場感はさすがです。
それにしても常々思うのですが、邦題が今となっては、ちょっとね。原題が“Signal - Close Action!”。かっこいいのになあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
海の勇士ボライソーシリーズ11巻
海洋冒険シリーズが好きなら一度は読むべきだ -
ボライソーシリーズ 11巻。
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