- Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150407384
感想・レビュー・書評
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盛り上がる展開になってきた下巻。町の人たちを次々に襲うおぞましい死。ついに正体を現す怪物と、それに対決を挑むチャウダー協会。タイトルから想像した「ゴースト」とはやや違う気がするけれど、これぞホラー、という要素がいっぱいで楽しめました。常識では考えられないような光景が次々現れて、想像力を刺激されます。が、こんな目には遭いたくないなあ。
しかし「きみがしたいちばん恐ろしいこと」がまさかそういうことだったとは……。そしてそこから始まった数々の出来事。暗闇族の執念深さがとことん恐ろしいところです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
細かくかかれているところと、かかれていないところの差がちょっと大きいかな?最初のドンと女の子の導入のとこは、すごく上巻では意味不明でした。全体的に翻訳の仕方でも仕上がりがかなり違ったのでは?と思う話でした。
チャウダー協会が何を隠しているのか、最後の最後までわりと隠しているので、このひと達が何におびえているのか、同じように恐怖を感じたいのに、今一つかな。最後に一気に伏線がつながる感じはすごく好きでした。それまでちょっと長いけどね。 -
下巻は刻一刻と悲惨になっていく状況とそこからの反撃と最終決戦という流れが割とアクション物っぽい要素があって一気に読んでしまった。敵の正体あたりを見るとこの作品はスティーヴン・キングの『IT』に結構な影響を与えているのではないだろうか。