孤高の提督旗 (ハヤカワ文庫 NV ケ 1-15 海の勇士/ボライソー・シリーズ 15)

  • 早川書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150407391

感想・レビュー・書評

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  • 今のところ、このシリ-ズの最高傑作。とにかく面白い。前後の事情を知らなくても全然平気。17章「死闘、1対3」18章「勇者ら、いかに瞑るや」で一気に燃え上がる。この壮絶なる海戦の凄まじたるや、圧巻である。
    勇者ら、いかに瞑るや、
     海原(わだつみ)の底に憩いて、
    国民(くにたみ)のこぞりて願う
     神の祝福うけなばや!
         ウイリアム・コリンズ(1721~59年、英国詩人)
    (1746年の頌歌より)

  • アミアンの和約でつかの間の平和にある英仏間ですが、ボライソーはまた便利使いのように命令を受けます。引き換えに職位は海軍中将に(44歳なのにすごい)。出産間近の妻を置いて(34歳の初産は当時としてはきついでしょうに)、甥を副長に、またもやカリブ海を目指します。
    というわけで、今回は政治的な駆け引きになる場面もないわけではありませんが、やはりそこはイギリスから見れば辺境。いろいろあります。アダムもオールデーもつらい目にあったりして。
    毎回思いますが、ボライソーは個人的には情が豊か過ぎ。指揮官としてどうよ、と思わないでもないけれど、それはこちらが最近のハードボイルド系の指揮官になれているせいかも。そしてファンはそこがいいのでしょうね。
    ラストでようやくボライソーにもイギリス階級社会での日が当たります。

  • 全て自己責任

  • 海の勇士ボライソーシリーズ15巻
    海洋冒険シリーズが好きなら一度は読むべきだ
    コメント

  • ボライソーシリーズ 15巻。

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