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Amazon.co.jp ・本 (672ページ) / ISBN・EAN: 9784150407797
感想・レビュー・書評
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少し色が違う14作目
難病の娘をもつ医者夫婦が主役。
田舎病院にそろって越してきた主人公たちだが、自身の職場である病院で入院患者を安楽死させている疑いが・・・。
追いかけていくととんでもない結末が待っているという案配。
凶器はコバルト60だったというのがショッキング。コバルト60は線形加速器の前によく使われていたもの。私自身、厚みが数メートルもある鉛入りコンクリート扉で実験室に出入りした記憶がよみがえるなぁ。
最初から病院の元理事長が殺害されるなど、これまでとは異なるタッチが新鮮。どうやって患者を安楽死させるのか(薬か細菌か?)とか誰が元理事長を殺したのかとか謎解きの要素が強い。
しかし、あまりすっきりとはしない解決だから、謎解きの意味ではイマイチかな。ちょっと長すぎるのも飽きてくるしね。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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