リディキュール (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (1997年1月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784150408251

感想・レビュー・書評

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  • この映画がすきで、小説も買って読みました
    18世紀フランスは私にとってあまりに興味深い
    豪華絢爛で退廃した貴族文化
    心惹かれるのはなぜだろう

    読了は確か2021年の始め頃

    形ばっかりに囚われて現実に盲目になってしまいたくない。
    名より実を取ったポンスリュドンは強い。

  • 映画のノベライズなので期待してなかったのに、見事に裏切られた。当時の貴族社会が生々しく描かれている。富裕な貴族の屋敷では、お仕着せを着た従僕が家事全般を執り行う。貧しい貴族の家では、自らが鎌を持ち草を刈る。ベルばらでも色々な貴族が登場した。そこそこお金はあるものの宮廷への出入りはできないブーレンビリエ侯爵家。国王でさえ手出しできないゲメネ公爵家。借金だらけだったのに、王妃の寵愛により地位も財産も勝ち得たポリニャック伯爵家(後に公爵家)。由緒も財産もあるジャルジェ伯爵家。由緒も地位も財産もない貧乏貴族ソワソン家。「貴族と言ってもピンからキリまである」と言ったアランの言葉を噛み締めながら読んだ。「リディキュール」には、宮廷への出入りが許されているにもかかわらず、自家用馬車もない、従僕もいない侯爵が登場する。これはベルばらにはないパターンだわ。「今度生まれてくる時は貴族じゃないところにするわ。」と言って命を絶ったシャルロット嬢。うん、そうだよね、わたしもその方が良いと思う、ってこの小説を読んで切に思った。

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