- Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150408336
作品紹介・あらすじ
セクシュアル・ハラスメントの被害者であるのに、逆に加害者としてメレディスに訴えられたサンダーズは、反撃を決意する。だが、革命的新商品の生産ラインで不良品が続出するなどのトラブルを合併相手に隠している社は、さらなるスキャンダルを避けようと、彼に圧力をかけてくる。そして事件をきっかけに、社内には彼がこれまで思いもよらなかった陥穽が潜んでいたことが明らかになっていく。
感想・レビュー・書評
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ディスクロージャー〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)
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マイクル・クライトンなのでバリバリのSFを期待していたら、なんだかエロティックなシーンが出てきたり、ハイテク企業の中のドロドロした、人間関係などが中心になっている。裁判とか法律とかの話が中心になってくる。それはそれでけっこうおもしろくて、次はどうなる、次はどうなると一気に読み進みました。しかし、最後のところでやっぱりやってくれました。仮想空間の中で情報を入手しようとあちこちと歩き回る。向こうから誰かが現れる。さあ、ハラハラドキドキのチャンバラ劇が始まるかと思いきや、今回はそういうこともなく、すっと通り過ぎてしまった。まあそんな中世じゃあるまいし、タイムラインみたいな展開を期待してはおかしいか。映画ではどんな出来になっているのかも確かめたい。
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【10/16】東野圭吾『私が彼を殺した』作中で登場。同じく弟に借りた本。上巻より続く。映画も観たはずなのに、結末は解ってるはずなのに、続きが気になって読み続けた。お見事です!![…妹の結婚式の前の晩に読んで、大丈夫なのでしょうか?]
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ハイテク企業による技術戦争にM&A、さらには女性によるセクシャルハラスメントと、その時代の最先端を盛り込んだ企業ミステリー。アメリカの企業って怖いって思った。最近は日本の企業も同じ。