ステルス原潜を追え (上) (ハヤカワ文庫NV)

テッド・ベル 広瀬順弘

• 早川書房 (2003年10月24日発売)

感想・レビュー・書評

[teshiigogoさんの感想 · 2018年4月26日]

泣く子も黙る海賊ブラックホークの末裔で操船と操縦に通じ、おまけに超がつく金持ちで英米の文字通りトップと繋がっている英国貴族が極秘裏にキューバの反乱勢力に売却された旧ソビエト原潜を探り出すためにカリブ海に壮麗なクルーズ船ブラックホーク号で乗り出す。彼に絶対の忠誠を誓う取り巻きは、いずれ劣らず腕利きの軍人だったり英国警察の敏腕刑事だつたりしてなんだか、カッスラーが描くカスティーリョシリーズを彷彿させる。しかし、活劇の主人公はハンサムで美人にモテる設定なんだろうか？あまりに現実から遠いから活劇として成立するのであろうか。日本の作家でも海外の作家でもおんなじところが興味深い。

[take9296さんの感想 · 2015年8月10日]

未読のハヤカワ文庫ＮＶを少し消化することにした。クライヴ・カッスラーのダーク・ピットものの初期（最近は読んでいない）を思わせる内容と展開。下巻に続く。