メサイア・コード (下) (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (2005年8月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784150410919

感想・レビュー・書評

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  • 一言で言えば、面白かったです。
    人の能力はすべて、遺伝子が決定する――キリストが真に治癒能力を有していたとすれば、それは常人と違う働きをする遺伝子を持っていたからに他ならない。
    この着眼点がすごいですね。それゆえに、救世主の復活を信じる秘密教団に狙われる羽目になったりもするのですが。
    盲信、狂信の怖さと、暗殺者が治癒遺伝子を持っていたという皮肉。
    ラストで彼が出した決断は、英断か、あるいは第2のブラザーフッドを生み出すものか。
    どちらかといえば後者の恐れが多いと私は思うのですが。どれほど高潔な精神で始まったものでも、それを維持することは難しいものです。
    ましてや、死者をもよみがえらせる力を、独断で選んだ人物に与える…まさにブラザーフッドがおそれた神に等しい振る舞いではないでしょうか。
    かの教団の危惧はまるっきり的外れでもなかったのかもしれません。

  • この小説で描かれたようなことが実際にどこかで行われているような気がして仕方ない。神がもしいるとしたら、人間は既に神の領域に立ち入ってしまっているでしょう。(まあ、それも神の手のひらのなかでのことなのかも知らんが)私は神を信じないが、それでもなんだか恐ろしい。

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