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Amazon.co.jp ・本 (592ページ) / ISBN・EAN: 9784150411183
みんなの感想まとめ
スパイ小説の金字塔として名高い本作は、主人公スマイリーが膨大な資料をもとに英国情報機関〈サーカス〉の中に潜むスパイを暴き出す物語です。スマイリーは一見地味な中年男性ですが、その冷静な思考と人間的な悩み...
感想・レビュー・書評
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英国情報機関〈サーカス〉にもぐら(=スパイ)がいる。主人公たるスマイリーは、膨大な資料と証言をもとに、スパイをあぶりだしていく…という物語です。
単に資料を見て、「あいつ怪しいな」と思っていたらスパイでした、というような小説ではありません。スパイであろう人間に対する、矛盾した感情の葛藤、スパイに関連してしまった人間たちの苦悩、そういったもろもろの人間性が、この小説には表れているように思われます。
1点減点した理由は、あまりに構成が精緻すぎて、私には追いつけなかったという点です。もっとも、これは私自身が減点されるべきなのかもしれませんが、非常に読んでいて疲れる作品ではありました。また、これはおそらく訳の問題であるとは思いますが、日本語が変な部分があります。そこら辺は気にせず、読みすすめることをお勧めします。あと、人名には注意を払うべきです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーむ、面白さが分からんかった。合わんかったとゆうことで。
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私のオールタイムベストです。新訳は誤りが多すぎ。
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旧訳版
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スパイ好き。器物破損・通行人に大迷惑、現地妻多発できると思ってたら、目立たなく地味でいやーな仕事なんですね。見ろ、人がゴミのようだ。映画もおすすめ。BBCのドラマもいつか見たい。
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訳に癖のある部分があるので(特に会話の鈎括弧部分などで、英語の直訳になっていて、日本語としては意味がよく分からない箇所がある)そこにさしかかったら気にしないようにするのが吉。
最初は登場人物が何について議論しているのかもよく分からないのが、読み進めて事の全体が見えてくる事で納得できる。
それでもかなりややこしい話だけど、読みごたえあります。 -
映画『Tinker,Tailor,Soldier,Spy』の原作ということで読みました。ル・カレ作品を読むのは初めてで独特の文に慣れるまでは辛いと感じましたが、重厚で読みごたえのある作品の世界にどんどん引き込まれていきました。よくあるエンタメ作品のようにさらりと読むのではなく、丁寧にじっくり読むのがいいなぁと思います。わかりにくいと感じる人は映画のサイトを参考にするのがおすすめです。このシリーズは絶版状態みたいでそれだけが悲しいです。
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完敗である。主人公のジョージ・スマイリーには、いかなる作家も及ばない「スパイ」としてのリアリティがある。プロット、キャラクターともに間然とするところがない名作。久しぶりに再読し、またもル・カレ熱がぶり返しそうだ。ヤバイ。
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長かった。
意地で読んだ感じ。
やっと読み終えたが、この手の本は意地で読むものではないと思った。 -
2007/3/20 作家の打海さんと評論家の池上さんから勧められて、ようやく読んだスパイ小説の傑作中の傑作。
正直言うと、読み始めてしばらく苦痛でした。場面は飛ぶし、誰の心理なのか、状況描写なのか、ましてや現実なのかも分かりにくい文章。
僕にしては、珍しくゆっくりゆっくり読んでいったため読み終えるまでに非常に時間がかかりましたが、これが、ラスト近く、物語が収斂していくに従って、どんどんどんどん圧倒されてきて、最後は興奮のうちに読み終えました。
これまでの僕であれば、途中で躓くとそこで読むのを止めてしまうのですが、今回は最後まで読み終えて本当に良かったです。古典(というと語弊があるかもしれませんが、)的な小説を読むコツみたいのが、ようやく分かった気がしました。
読み終えた直後に、もう一度最初から読み直したい!と痛烈に思った珍しい1冊でした。
この本は『スクールボーイ閣下』、『スマイリーと仲間たち』と繋がって行くので、続刊もぜひ読んでみたいと思いました。 -
英国諜報部“サーカス”の中枢に潜むソ連の二重スパイを探せ。引退生活から呼び戻された元諜報部員スマイリーは、困難な任務を託された。この二重スパイは彼のかつての仇敵、ソ連諜報部のカーラに操られているという。スマイリーは膨大な記録を調べ、関係者の証言を集めて核心に迫っていく。やがて明かされる意外な裏切者の正体とは?スマイリーとカーラの宿命の対決を描き、スパイ小説の頂点を極めた三部作の第一弾。
ジョン・ル・カレの作品
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