本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784150411725
感想・レビュー・書評
-
想像を超えた展開で、これまで当たり前と考えていたことが、根底から覆された。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3冊読了しました。
いやー、面白かった。
サイコ・サスペンス・パニックSF?
色んな要素が混ざり合って壮大なディザスタームービーみたいな話になってる。
むっちゃ映像向きです。てゆーか、キムタクがドイツで製作されたこれを原作としたドラマに出て好評で有るとの記事を見て読んだのだけど。
海に太古から棲む単細胞生物集合体が意思(知性)を持って人類に襲いかかる。対抗する科学者集団をアメリカが纏め上げて起死回生の一手を放つ。
もの凄く簡単に言うとこんな話。
登場人物多数、途中でイールに襲われて退場する人も多数。えーっ、この人まで居なくなるの?と驚くこと複数回。見せ場、クライマックス、テンコ盛りの超大作でした。私が契約してるサブスクではやってないんだよー。見たいなー。サブスク多すぎるよね。 -
世界有数の科学者たちが辿りついた〝 Yrr 〟の正体は、水の惑星地球を1億8千万年前から支配してきた「種の記憶」をもつゼラチン質の単細胞生命体 。自然淘汰による人類絶滅のイールの論理と生存したい人間の論理は相容れない。ならば人間がイールの優位性を認めて共存していく唯一の方法は、世界の海から科学物質や汚染廃棄物、騒音を締め出すしかないと唱えるも、アメリカ軍司令官は断固粉砕を叫び、立ち塞がった。イール襲来による世界の荒廃、国際的不況や軍事バランスの不均衡が及ぼす危機的状況は、今日の世界の現状を象徴している。
-
過去の既読本
-
翻訳モノのくせに読みやすい。この訳者天才!などと思いながら読んでいたが、ドイツ語が原作と聞いて納得。どうりで英語を日本語に直したとき特有の痕跡がないなーと思った。
お話自体も、いろんな方向に飛んで、次にどっちに向かうのか想像もできず、わくわくしながら読んだ。Yrr…本当にいーるのか? -
とにかく長かった!
生化学関係の話は難しくてもなんとなくの理解で読み進められるので大丈夫だったけど、
それよりわからなかったのが軍艦の内部!
自分が船舶用語にうといのもあるが、どこに誰がいるのかわからなくなることが多かった。
見取り図があれば嬉しかったです。 -
文庫本とはいえ、かなりの大作。大長編の上中下巻を3冊まとめて感想。読み始めてから読了までの期間は長かったけども、実際には1冊読むのに2日間ほど、実質6日弱で読み終えてしまった。読み始めると止まらない、でも一気に読むには勿体無くて、1冊読むごとに時間を空けて咀嚼したという感じ。
4年をかけて取材したというだけあって、科学的で専門的な描写が非常に多い。普通なら面倒くさくて流して読んでしまいそうだけど、この小説は程よく噛み砕いて物語の中でうまく説明している。少なくても高卒程度の科学知識があれば「完全に理解できている」と錯覚できるほど。
あらすじは書かないけど、キーワードはメタンハイドレート、巨大津波、ゴカイ、クジラ、深海、単細胞生物、未知との遭遇。
先日話題になったダイオウイカも出てくるし、NHKで放送されたような科学技術や深海探査機やらクジラの頭にカメラをつけるとか、見知ったものがたくさん出てきてそれも興味深い。
私の大好きなサメ達も出てきます。
そして、私の気に入ったポイント。この作品はドイツ人作家の書いたもののせいかわかりませんが、近年のSFにありがちな「IQが高すぎる天才」が出てこないって事。優秀な科学者や軍人、ジャーナリストは沢山出てきますが、一般人が読んでリアリティのあるレベルの天才達である事。
決してコンピュータより速く計算したり、盤を使わずにチェスで戦ったりしません(笑)
もひとつ気に入った点は、登場人物がかなり多いのに、キャラの書き分けが秀逸な事。あと、メインキャラだと思ってたら死んでしまう事も多いので、油断できないのと、死んだ人を見ている側と本人の両方の視点から描かれたシーンが多いこと。とても公平。
さらに世界中が舞台となるので、場所や人物ごとにシーンが分けられているのもわかりやすい要因かも。とても映画的です。2008年の時点で映画化の話が決まっていたようですが、その後は不明。調べてみようかな。
これだけの長編でかなりの規模の話なのにフィクションとは思えない生々しさと、同時にディザスタームービー的な派手なエンタメ感もあって本当に面白かった。
再読するとまた違った面で楽しめそうです。
ただ私としては大絶賛だけど、人に寄っては大規模な事件が起こるまでが長すぎて、飽きてしまうかもしれない。上巻では起承転結の起部分がほとんど。中下巻でやっと劇的に展開していきます。
でも上巻でしっかり下地が描かれているからこそ、科学的展開や事象が起きた理由なんかも飲み込めるんじゃないかなと思いました。 -
下巻に来て、失速してしまった感じだった。
上中巻は、まだ科学的で読んでてドキドキしたけど、下巻になって急に無理がでてきた。
どんどん話が広がって、世界はどうなるのか、最後どうまとめるのか、と期待していたけど、なんだか尻すぼみ。
上中がしっかりSFだった分、落差を感じた。 -
「深海のYrr」は、2004年にドイツで発表されたベストセラー海洋冒険小説で、この3月に海外ドラマとしてHuluにて配信されました。翻訳版は、2008年に3分冊で発行されています。20年前の小説と侮るなかれ、綿密な取材に裏打ちされた科学知識に基づきかかれており、現在の環境問題とそれが原因となる災害を見事に予見しています。フィクションですので荒唐無稽なことも盛り込まれますが、環境関連の専門書よりもずっと地球環境保全のための行動変容に我々を目覚めさせる力は大きいと思います 。
(応用化学科教員・推薦)
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00506855 -
-
海の中で発生した異変。それは未曾有のパニックの始まりだった。
マイケル・クライトンや『アビス』を彷彿とさせる知識や情報量を盛り込みながらも超高カロリーの娯楽に仕上がっている。
環境破壊に警鐘を鳴らす内容ながら説教臭くならず、最後まで読ませる力には脱帽だ。
これは凄い。 -
「イヌイットのスピリチュアルに比重が置かれつつあるようで,そこから想像される解答がどうしても陳腐なものでしかないから,若干不安はありますが」と〈中〉のレビューで記載したが,まぁそこまでの陳腐でもなかったので安心した. 本作のドラマはHulu独占で配信されたようだが,キムタクが担当するような人物は見当たらないんじゃが.ドラマオリジナルキャラなのか・・・まさかヴァンダービルトって事はねぇよなぁ.
-
キャラの退場振りが景気よすぎて面食らった。
おおざっぱな流れとしては、「人類史以前より深海に潜む『旧支配者』に対し、人類が「アナタノコトバワカリマス」と返事を返したら、“おや住処を汚す害虫が知性体っぽい振る舞いをしているぞ。少し様子を見てみるか”とちょっとだけ退治行動を止めてくれた」程度だなぁ。
この人類は10年くらいで死滅するんだろうな。 -
・前半〜中盤の分子生物学のくだり、受容体がどうとか研究室で延々と話してるだけでだいぶ地味だったな。
・リシアさん、院生なのに教授クラスに混ざって議論できるなんて立派ですわ。
・終盤は沈没船のパニック映画。
・やっぱりキリスト教文化圏の人以外も船に乗せた方がよかったよね。
・最後までヨハンソンの専門分野がふわっとしててよく分からなかったな。なんとなく生態学っぽいけど。もともとはどの生物を研究してたんだろ。
・海に関する知識と思想がこれでもかと詰め込まれてて大満足。 -
Yrrとの交信を始めた科学者たち。
しかし彼らからの返信は驚愕すべき事実を告げるものだった。
いや~まさかこういう展開になるとは!!!
びっくりしたわ。
海洋汚染がどうのこうのって話かと思ってたら…。
SF好きな方、パニック小説好きな方に超おすすめ!!
https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11333077102.html -
ハリウッド映画みたいな展開で、ワクワクテカテカな感じで話は進む。
....んだけど、いろんな説明で文字数多し。
一気に早急に頭に入れたいんじゃー。
という私みたいなセッカチな人は、諦めて飛ばし飛ばしで読むしかないが
肝心な部分まで読み飛ばしてしまい、何だかよくわからないまま
話が終了してしまうのには注意。
登場人物死にすぎ。 -
怪しいものの出てくる小説ではあるが、現実味を帯びた恐怖感を味わえる。
本とにこんなことがないとはいえない。
地球の海のほとんどは人跡未踏の世界なのだ。
おごれる人類に鉄槌が下る日が来るかもしれない。
-
Rさまオススメ本の最終巻。
とうとう読み終えてしまった。
この下巻も怒涛の勢いで進んで行くので、続きが気になりつつも残りのページ数が少なくなるのが寂しくもありという感じだった。
どんな状況にあっても恋愛感情があったり、政治的な思惑や野心があったり、
ほんとに個性的な登場人物たちで、苦手なカタカナ表記の名前でも楽しむことができた。
最終的な役割と生き残ることができた人たちの予想が違ったというか、こんなに犠牲者が出るとは。
海と海に生きる生物に対する恐怖がありありと感じられて、本を読んでいるのに壮大な映画でも観ている気分だった。
科学技術のことなど、本格的な内容に頭がついていけないところもあったけど、それでも楽しんで読める本だと思います。 -
復讐だなんていう生温いものじゃなかった。
不要なものを殲滅しようとしていただけだった・・。
イールと和解を目指そうとする科学者達とそれに同意をするフリをして殲滅しようと毒薬を作っていた軍隊。
人類のためにではなくアメリカの立場を揺るぎないものにし支配するためってのが凄くアメリカ。
たくさんの研究者がいたのに生き残った人があまりに少な過ぎてつらい
人間は地球にとっては不要なもの、それはフィクションの世界だけでの話ではなくて真実なんだろうね
フランク・シェッツィングの作品
本棚登録 :
感想 :
