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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784150412036
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みんなの感想まとめ
家族の絆や自己の権利について深く考えさせられる物語が展開されます。白血病を患う姉のために、遺伝子操作で生まれた妹アナは、これまで数々の医療行為を通じて姉を支えてきましたが、13歳になった彼女はついに自...
感想・レビュー・書評
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白血病の少女に幹細胞移植をするために生まれてきた妹、その13歳の妹がドナーになることを拒否して親を相手に裁判を起こすという物語。以前にこれを原作にした映画を観たことがあったが、すでに細かいことは忘れていた。物語は一人称で進むのだが、次々と語り手を変えて、様々な立場からこのドナーの問題についてが語られる。考えさせられるテーマ、じっくりと物語が進む。
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始めはアナの気持ちに共感して、お母さんのサラの行動に反感を持っていたけど、読んでいくうちに、親としての言葉に表せないほどの苦しみが感じとれた。
サラやブライアンも、何が正しいのか、どうすればいいのか、答えのない問いに苦しんでいるんだなと思った。 -
映画がすごく良かったので、ブコフで発見するなり即購入( ´ ▽ ` )ノ。
原作もまた、すごくいい( ´ ▽ ` )ノ。
章ごとに主観を変える手法が奏功し、各人それぞれの立場・心情が痛いほど理解できる( ´ ▽ ` )ノ。
本当に辛く切ない設定で、読んでいていたたまれない気持ちになる(>_<)。
文章がまた、みずみずしく清冽で、素直に心に染み込んでくる( ´ ▽ ` )ノ。
ただ、ところどころなんかよく理解できない文章がある......医学的なとこでなく、普通の会話・心情描写部分で(>_<)。原文がそうなのか、訳文に問題があるのか、分からないけど......。
ブクログの皆が書いてる衝撃の「ラスト」がどんなものなのか、大いに気になりつつ、下巻へ......( ´ ▽ ` )ノ。
2015.4.23 -
白血病の姉をドナーとして救うために生まれてきた妹が、両親を相手取って訴訟を起こす。でも気持ちはよくわかる。単に両親を困らせたくてやっている訳でもないという事も。私が親だったら娘を救うためにもう一人子供を産むという選択をするだろうか。そこもちょっと解せないなぁ。下巻を楽しみにします。
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ラストはあまり気に入らなかったが、それまでは★五つ分楽しめた。特に法廷シーンは好き。アナの告白で今までの伏線に気が付いた。
タイトルの解釈もラストで覆された。でも解説で翻訳者が言っているプロローグについては?。結局あの「私」って誰? -
再読。
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姉に医療提供するために生まれた妹の葛藤と家族を描く物語。本を読んでない時もこの世界のことを考えたぐらい、考えさせられる物語だ。法廷にもってくるのがアメリカっぽい。
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共同図書 933.7/P59/1
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白血病の姉のドナーとなるべく生まれてきたアナ。
13歳になった今、もう姉の為に何かを提供したくないと、裁判をおこす。。。
彼女の家族がこれをどう受け止め、どう対応していくのか。
彼女が選んだ弁護士キャンベルと訴訟後見人のジュリアの物語も含んで、様々な人たちの思いが絡み合う素晴らしい作品です。
最後は涙なしには読めません。
作者が伝えたかったことは、何だったのかと考えさせられる傑作です。 -
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借本。
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姉が病気で、常に姉優先な両親と、そんな両親に反発する長男、そして主人公の妹。
その妹が突然両親を告訴します。
衝撃的な内容から始まるこの物語。
視点がそれぞれに変わりながら進んでいきます。
家族をそれぞれの視点で掘り下げすぎなくらい掘り下げてるので、ダル気味になってもなんだかんだで読んでしまいます(笑) -
章ごとに語りべが変わり、読みやすく、物語に入りやすい。
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映画化されたものの原作。著者は娘が3年間で10回も手術を受けた経験を背景に書いたとのこと。
ラストが映画とは、あっと驚くような違いがあって、・・・
小説と映画とどちらのラストが好きかは、ひとそれぞれだろうな。 -
驚いた。とても緻密に計算された作品だ。途中あまりに遅い展開にいらいらするのだが、それがエンディングのための伏線だとはなかなか気づかなかった。そもそも私が買った本ではない。家内が買った本だ。ハヤカワだから珍しいなと思って手にとって見たら面白くてやめられなくなったというのが真相。通常家内とは読書の好みが異なるから、こうしたことは非常にレア・ケースなんだが・・・。
映画を見ることを前提としていたので、ラストの直前で読書を切り上げて映画を見ようと思っていたのだが、後半の数ページで「もしかして・・・」「そんな終わり方ってあるのか?」なんて思い始めると、どうしても映画を待てなくなってしまい一気読みした作品だ。
(映画は家内と一緒に見る約束だったため、なかなか見れない!)
登場人物毎の一人称による章立てによるいろんな出来事の家族それぞれの視点から見た解釈、一人一人の切り口による家族愛の絶対平等の原則とその破綻、加えて時間軸をいったりきたりしながらのリズミカルなストーリー展開によるサイドストーリーの挿入。すばらしい作品である。この文章の影響を受けた作家は少なくないだろうとさえ思う(井坂幸太郎もその一人かもしれない)。
しかし、本作の最大のすばらしさは「邦題」である。ハヤカワでなければできなかった作品に仕上がっているようにさえ感じる。タイトルにだまされるというのはよく言われることであるが、まったく逆の意味でこれはまさにそんな感じ。sister と keeper の訳が難しいんだろうなぁ。
白血病の姉ケイトを助けるために遺伝子操作で誕生した妹アナ。アナがケイトへの腎臓提供を拒否する訴えをおこす。その裁判の行方は? 兄姉妹と家族の絆は? こんな感じでストーリーは進むのだが、衝撃のエンディングのためか作者の仕掛けやサイドストーリーが色あせて見える。
仲間と一緒に体を張って「生」を守る現役現場消防士の父。職を辞して病魔に蝕まれるケイトの看病に尽くす弁護士の母。それを助ける母の姉妹はキャリアウーマン。ケイトに訪れる死神の足音を聞きながら、兄ジェシーと妹アナのそして姉ケイトの選択はなんだったのか。誰のためだったのか。
登場人物がそれぞれ自身の役割をきちんと果たし、物語は大団円へと向かう。その大団円は、まさに神が創った予定調和としか思えないものだ。神が存在するのなら、きっと悪魔も存在するだろう。それも一人二役で。 本というメディアを最大に生かしたすばらし作品だった。 -
アメリカ行きの飛行機の中で見た映画の原著。
自分がよく見ている世界一周ブログの中で、その人がおすすめしていた映画。
映画見て泣いて、帰った次の日には小説を手に取ってた。
最初はお母さん目線で、どうしてそんなこと言えるの?ってアナに語りかけながら読んでた気がする。
それがいつの間にか、アナの決意を知って、この子は移植以上に辛くて苦しい決断をしたんだと知って。
ネタバレになるからあまり書かないけど、自分はそんな決断できるだろうか?
自分はお母さんのように、自分のエゴを押しつけてしまうだろうなぁ。
わずか13歳なのに、自分の立場をちゃんとわかってて、相手は何を望んでいるか、自分は何をすべきかを知っている。
簡単なことだけど、これって大人になってもなかなかできないことじゃないかな。 -
読んでる最中はやりきれない気持ちでいっぱい。母親の葛藤ははかりしれない。
映画も見たけど、本を読んでいたせいか、始まってから最後まで泣き続けたなぁ。予告でも涙がでる。 -
おもしろいです。
映画を先に見ています。
けっこう、映画と原作との違いは、気にならないかな。
映画では、学習障害を持っていた(だっけ?)弟のジェシーが、原作では兄です。
まぁ、これは、あんまり短い映画の中に、いろんなドラマを持ち込みたくなかったというのもあると思います。
あと、映画は、ケイトがけっこう物語の中心でした。
原作の方は、ケイトがなにを考えているかは、実は、わからない感じになっています。
物語の視点が、どんどん動いていくのに、ケイトの視点だけがないのです。少なくとも、上巻では。
ケイトの恋愛話とかは、後半に出てくるのかな?
最後に、映画になかった大どんでん返しがあるらしいので、それを楽しみにしています。賛否両論らしいです。
アナ視点だと、サラはひどい母親に思われがちだけれど、そんなこともないよねぇと思います。だって、弱い子と強い子がいれば、弱い子に手をかけるのは当然だと思うし。
でも、強いってどういうことか、弱いってどういうことかは、いつも問いとしてあります。 -
王様のブランチで映画の紹介をしてて、気になって原作を読んだ。
「医療の発達」というものについて考えさせられる。多くの人に助かってもらいたいし、いざ自分の近しい人ならどんなことしても助けたいって思うんだろうけど、発達によってある意味諦めがつかないというか、諦めどころがうまくみつけられないというか。難しい…。
ジョディ・ピコーの作品
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