MORSE―モールス― 下 (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (2009年12月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784150412104

みんなの感想まとめ

社会の底辺に位置する人物たちの陰湿ないじめや孤独感を描いた作品は、風変わりなヴァンパイア物として新たな視点を提供しています。グロテスクな表現がある一方で、読みやすさも兼ね備えており、ストーリーに引き込...

感想・レビュー・書評

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  • 社会の底辺に位置するような人物たちに
    陰湿ないじめもあったりでうんざりしたけど 
    ちょっと風変わりなヴァンパイア物で
    表現がグロの割には すんなり読めた。
    でもこれがベストセラー?
    映画化が賞を取った?? 

  • ぼくのエリを見てこれは原作を読まなくては気が済まないと、取り寄せた。
    邦題は、誤りではなくて、原作に忠実だったのだとわかった。
    映画では尺の関係で説明できなかったことが全て語られてて、やはり原作は押さえておかなくてはいかないなぁと思う中で、バンパイア物の孤独感の中では一番孤独を表現できている気がした。

  • 映画(『ぼくのエリ 200歳の少女』のほう)には無かったエリの過去が読めた点は良かった。でも話のシャープさと、残酷で綺麗な空気の表現は映画がすごかったと思います。小説→映画の順で鑑賞してたらまた違ったのかもしれませんが。

    • 円軌道の外さん
      フォロー感謝感激です!映画版良かったですよね(^O^)ハリウッドのリメイク版はあまり好きじゃないけど(笑)レビュー読んで小説も読んでみたくな...
      フォロー感謝感激です!映画版良かったですよね(^O^)ハリウッドのリメイク版はあまり好きじゃないけど(笑)レビュー読んで小説も読んでみたくなりました♪
      2011/12/26
  • 映画から先に観たのですが、映画よりグロテスクで、それがなおさらヴァンパイアの恐怖と孤独を深めています。そして、理性が外れたホーカンのエリへの感情が肉欲とは悍ましい。
    ラストのオスカルの笑みが、エリと人間のオスカルのこれからに悲劇が待っているであろう暗示しているようで、なんとも言えない儚さを感じました。

  • 三人称が途中から「彼」になった。
    なるほど、映画では男子にも見える「あんまりかわいくない……」女子がエリ役だったが、的を射たキャスティングだったわけか。となるとリメイク版のきれいなクロエちゃんはやはりミスキャストだったのんだな~。
    この処女作1冊で「スウェーデンのスティーブン・キング」と呼ばれているそうだが、たしかに文章が饒舌体だ。キングを読みなれている私は的確に飛ばし読みができるからいいものの、素人(なんのだ)はやきもきするかもしれないな。
    バッサリ終わるのは勇気がいったろうと思う。
    ただ、オスカルの将来的な姿を想像すると微笑んでもいられないんだよね……。

  • ラッケとヴィルギニアの関係が好きだった

  • 登場人物が映画よりも色々な姿を見せてくれて解像度があがった。ラストの美しい余韻が大好き。

  • ひとりぼっちなの。たぶん、きみには想像もつかないほどひとりぼっちなの。

    下巻に入り俄然吸引力が増しました。

    それぞれ違った理由の孤独を抱え、心を通わせる主人公2人のパート以外にも、ヴァンパイアになったことを自覚し絶望していく女性とその恋人、完全に理性を失い怪物と化したヴァンパイアと彼を追う警官たちのパートがそれぞれ読ませます。
    特に女性と恋人のパートは切ない。ヴァンパイアになったことを徐々に自覚し、恋人との幸せな時間が二度と来ないこと(そしてそれが恋人に伝わらないこと)を涙するシーンは、こちらも目頭が熱くなりました。

    あえて言えば、不良息子トンミのパートはなくても良かったように思います。他のパートと切実度がまるで違うため、話のスピードが落ちるように感じました。



  • 昨年表題作が映画化された短編集に続いて同著者の過去作を読んでみました。翻訳文ではありますが森博嗣の著作と似たような雰囲気を感じました。文章を読むだけで気持ちよい。古くからの言い伝えとも整合しながら科学的に描写されるヴァンパイアの生態も作品の新しさとなってます。上巻は恐る恐る、下巻は一気に読みました。

  • クライマックスこそ本当に信実の愛。
    この愛は一生続くのだろうか、と想像させられるけれど
    完璧に終わらないこの感じが
    2人のこの先を想像させてとても感動したし
    とても読み終わってしまうのが寂しいと感じた本だった。

  • おもしろかった。とにかく荒唐無稽さが微塵も無く、心に染み入る読後感がある。忘れられない話になりそう。

  • ヴァンパイアとは違うのかな?

  • 全体的にわかりにくい。場面がそれぞれの登場人物サイドに次々と切り替わるので、真剣に読まないと置いていかれる。オスカルがなぜあそこまでエリに寄り添っていられたのか?お互い「孤独」が共通点だったから?最後のシーンは映画のほうがわかりやすいし魅力的。いつもは読んでいるとき自然に頭の中で映像が浮かぶのに、この本は映像を想像するのが難しかった。オスカルの心の動きがわからない。

  • 坂を転がり落ちるように没頭して読んだ。

  • ホーカン氏、かわいそうすぎる。。。

  • スウェーデンのヴァンパイア・ホラー。個人的にはイマイチの評価。

  • とても後味が悪い。文章が読みづらいのよね。

  • どうしても先に見た映画を基準に読んでしまうので、とりあえず差異に触れておくと、映画では明かされなかったエリの過去(どういう経緯で吸血鬼になってしまったのか、去勢されたのはどうしてなのか)や、擬似父親ホーカンとの関係性なんかは、原作にはきちんと書き込まれていてスッキリしました。映画ではアッサリ死んだホーカンが、ゾンビのごとく復活してエリを追い回す様や、なぜ彼がそこまでエリに執着するのか=映画では比較的純粋な愛情に思えましたが、原作ではかなり偏った性的嗜好の持ち主として描かれてる部分なんかは、省かれたからこそ「ぼくのエリ」がリリカルな初恋映画に仕上がったんでしょうね。

    映画→原作というルートだったので、個人的にはこの原作より圧倒的に映画『ぼくのエリ』が好きだなと思いますが、もし原作を先に読んでいたら、映画のエリが絶世の美少女(美少年)に見えないことはかなり不満だったろうなと思います(苦笑)。

  • 映画も良かったが、原作を読んで更に詳しいことがわかり、どちらも良かった。

  • 北欧の、冷え冷えとした空気が新鮮なヴァンパイア・ホラー。(かなりスプラッタ気味だけど)

    スプラッタというか、クリーチャーな部分が良くも悪くもスティーブン・キング。
    キングよりだいぶ「陰惨」な方向に走ってる気はしますけども。

    日本人は「ポーの一族」や「屍鬼」が読めて幸せだ。とつくづく思う。

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