MORSE〈下〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150412104

感想・レビュー・書評

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  • 社会の底辺に位置するような人物たちに
    陰湿ないじめもあったりでうんざりしたけど 
    ちょっと風変わりなヴァンパイア物で
    表現がグロの割には すんなり読めた。
    でもこれがベストセラー?
    映画化が賞を取った?? 

  • ぼくのエリを見てこれは原作を読まなくては気が済まないと、取り寄せた。
    邦題は、誤りではなくて、原作に忠実だったのだとわかった。
    映画では尺の関係で説明できなかったことが全て語られてて、やはり原作は押さえておかなくてはいかないなぁと思う中で、バンパイア物の孤独感の中では一番孤独を表現できている気がした。

  • 映画(『ぼくのエリ 200歳の少女』のほう)には無かったエリの過去が読めた点は良かった。でも話のシャープさと、残酷で綺麗な空気の表現は映画がすごかったと思います。小説→映画の順で鑑賞してたらまた違ったのかもしれませんが。

    • 円軌道の外さん
      フォロー感謝感激です!映画版良かったですよね(^O^)ハリウッドのリメイク版はあまり好きじゃないけど(笑)レビュー読んで小説も読んでみたくな...
      フォロー感謝感激です!映画版良かったですよね(^O^)ハリウッドのリメイク版はあまり好きじゃないけど(笑)レビュー読んで小説も読んでみたくなりました♪
      2011/12/26
  • ラッケとヴィルギニアの関係が好きだった

  • 登場人物が映画よりも色々な姿を見せてくれて解像度があがった。ラストの美しい余韻が大好き。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50155095

  • ひとりぼっちなの。たぶん、きみには想像もつかないほどひとりぼっちなの。

    下巻に入り俄然吸引力が増しました。

    それぞれ違った理由の孤独を抱え、心を通わせる主人公2人のパート以外にも、ヴァンパイアになったことを自覚し絶望していく女性とその恋人、完全に理性を失い怪物と化したヴァンパイアと彼を追う警官たちのパートがそれぞれ読ませます。
    特に女性と恋人のパートは切ない。ヴァンパイアになったことを徐々に自覚し、恋人との幸せな時間が二度と来ないこと(そしてそれが恋人に伝わらないこと)を涙するシーンは、こちらも目頭が熱くなりました。

    あえて言えば、不良息子トンミのパートはなくても良かったように思います。他のパートと切実度がまるで違うため、話のスピードが落ちるように感じました。



  • 昨年表題作が映画化された短編集に続いて同著者の過去作を読んでみました。翻訳文ではありますが森博嗣の著作と似たような雰囲気を感じました。文章を読むだけで気持ちよい。古くからの言い伝えとも整合しながら科学的に描写されるヴァンパイアの生態も作品の新しさとなってます。上巻は恐る恐る、下巻は一気に読みました。

  • クライマックスこそ本当に信実の愛。
    この愛は一生続くのだろうか、と想像させられるけれど
    完璧に終わらないこの感じが
    2人のこの先を想像させてとても感動したし
    とても読み終わってしまうのが寂しいと感じた本だった。

  • おもしろかった。とにかく荒唐無稽さが微塵も無く、心に染み入る読後感がある。忘れられない話になりそう。

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