神の球体 (上) (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (2010年3月19日発売)
3.10
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感想 : 5
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784150412142

感想・レビュー・書評

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  • ★は3つでもいいんだけど、どうもこの人の作品は「大風呂敷を広げまくるんだけど、でもたたみ方がちまいよ!」という印象でありまして(失礼)。今回もやっぱりその印象が拭い去れなかったので、作品単体というよりは作者も含めての評価にしておく。題材はいつもわくわくするんだけどなあ、「おっ!」って思うんだけどなあ…という。勝手な思いではあるけれど、期待してしまう分ちょっとがっかり度が大きいんだよなあ…。

    題材はいい。読みやすい。ラストもそこそこうまくまとまっている。(作品内で)矛盾はあまりない。なのに…なーのーにー!いまいちなのが残念だ。あ、もちろん「個人的には」ですけれど。

    宗教を題材にしたストーリーだと、どうしても「作者が共感を得られると思って書いている行動」だろうに「それはない」と思ってしまう場合がある。無宗教なのか多宗教なのかわからん曖昧な日本の私、だからだろうか。そこは感動するところなのか?めちゃくちゃ怖いことじゃないのか?とツッコミを入れたくなったり、いやいや奇跡の一言で済ませるなよ…と思ったり。今回の驚きは、「あんなにすぐ奇跡を信じちゃうの?」ということでもあるのですが。テレビ伝道師とかいるのも理解できないしな…。ま、その分あっさりと楽しめてしまうのですが。「実際そうなったら絶対に軽々しく信じない私はカッコイイ!」というつもりではなくて、何だかね、申し訳ないけれどやっぱり「宗教心」というもの自体が不思議な部分があるのです。それもまた含めてフィクションとして見てしまうような。

    球体現れる=何これ奇跡?=利用しようとする悪がいる=解明しようとする人もいる=利用される善もいる=でも実態は!?という、想像通りのストーリーで進んでいく感じ。悪くはない。でも、驚きはない。

    題材は魅力的なんだ、次は吃驚させてほしいよレイモンド・クーリー!

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  • 実はあまり期待していなかったのだが、結構楽しんで読めた。
    短い章を連ねる形なので、読みやすい。

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