オッド・トーマスの救済 (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (2010年4月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784150412166

みんなの感想まとめ

心の平静を求める主人公オッド・トーマスが、シエラネヴァダ山脈の修道院で直面する恐怖と戦いを描いた物語です。シリーズ第三弾として、オッドは再び不気味な存在「ボダッハ」と対峙し、修道院に暮らす子どもたちを...

感想・レビュー・書評

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  • 人の悪意に晒され心の平安を求めてネヴァダ山脈にある修道院に滞在するオッド。
    ところが12月の深夜、悪霊(惨劇の起こる前触れとなる)の姿を見てしまう。
    修道院には障害児童が暮らしている。
    子供たちを惨劇から守ろうとオッドは再び自分の能力を駆使することに。
    独りでなんとかしようと頑張るオッド。
    だから彼は病んでしまうんやね。
    誰か頼れる人がいれば違うのになぁ。
    オッドの魅力が良き。

    詳しい感想はこちらで↓
    https://ameblo.jp/harayou1223/entry-12945191974.html

  • 巻末の瀬名秀明氏の解説が秀逸で、クーンツファンとしてはただただ同意する。この作品に関してあえて付け足すなら、作中オッドが「禁断の惑星」について触れる場面があるが、映画を見てない人は是非見ておくといいかな(^^)

  • 今回は一応霊は絡むことは絡みますが
    今までとは違った形態の相手です。
    そして黒幕は…なのです。

    彼は安寧の場所を求めたはずなのですが
    ンなものはありませんでしたよ(笑)
    やっぱりボダッハを見る羽目となり
    悪しき存在と戦うこととなります。

    一見して怪しい人は一人いますが
    実は彼も同じ匂いのする人間だったのです。
    系統は違いますけどね。

    それとオッドと同じ力を持つ人間も
    少しだけ出てきます。
    どうやら能力には何らかの秘密もありそうよ…?

    でも完訳されていないのです。
    この作品、カトリック色強いからなー…

  • うーん、なんだか閉鎖的な世界で、馴染めないなあ。

  • "オッド・トーマスが主人公の小説第三段。
    一作目と同じように好きな作品。
    ぜひ、この主人公のシリーズを続けてほしいと切に願う。"

  • 幽霊を見ることが出来るオッド・トーマスは故郷から離れて
    山奥の修道院に移り住んだ。
    そこで自殺した修道士が暴れるのを抑える役目をしつつ、
    ゲストとしての日々を送っていたのだった。

    だがやがてあの恐ろしい災厄の前触れボダッハの姿が修道院とそこに;いる脳障害をおった子供たちの周囲に現れ始める。
    武装する修道士たちだったが、オッドの予想を超えた事態が襲い掛かる。

    前作があまりだったのですが、今回は良かった。
    さて次回は?

  • 素粒子

  • お馴染みな彼の旅立ちが嬉しいけど淋しい。

    オッドが次は何に巻き込まれてしまうのかが気になるだけに今回のようにならないのを祈るばかりです。

  • 映画化していたので手に取ってみたシリーズ。
    主人公のキャラクターにリアリティがないなぁと思いつつ、気軽に読めるので読んでいたのだけど…。

    うーん、本文中にも名前がちらっと上がってたけど、これ、話の骨子がかなりの部分『禁断の惑星』のストーリーを流用している気がするんだけど、いいのかな。

  • 始めて読んだが、シリーズ3作目なのね。障害を持った子供たちや様々な背景を持つ修道士たちがどれも個性的。クーンツの情景描写はいつも美しいが今回も雪に閉ざされた修道院が目に浮かぶようだ。恐怖に駆られ命からがら逃げている最中に、その横を楽しそうに駆けている犬とエルヴィスの幽霊の幸せそうな様子がとても印象的だった。2013.5

  • -

  •  死者が見える青年、オッド・トーマスシリーズの3作目。
     前回の事件後、オッドはシエラネヴァダ山脈にある修道院にこもってます。でもって、ここでも彼はボダッハ(悪霊)を見てしまう。

     ボダッハが出てくると、惨劇が起きる。そして、その時間が近づくとその数が増えてくる。
     今回は、修道院の施設にいる子供たち(虐待され生涯をもっている子たち)のところに現れ、オッドは五里霧中というより、猛吹雪でホワイトアウトした中につっこんでいく。

     ものすごい吹雪で移動もできず、外部との接触もできない、いわゆるクローズドサークルなんだが、まぁここはホラーなんで…。

     ストーリーはともかく、オッドと死者とのつながりに胸が熱くなる。
     根底には、オッドのストーミーへの変わらぬ愛があり、彼の人を、人生を愛していきたいという強い願いがあるのだと思う。
     
     オッドシリーズは、今までのクーンツとは違う。
     違うけれど、人生を前向きに描いているのは同じように感じる。が、それまでのクーンツはむしろクーンツ自身が、そうであってほしい、そうであると信じたい、とどこか言い聞かせてる感じがあった。
     オッドシリーズは、その言い聞かせてる感がなくなっているのだと感じる。

  • シリーズ最高傑作と名高い三作目。たしかにシリーズ中では一番盛り上がって、一番ホラー的な作品でした。霊やボダッハ、そしてとんでもない怪物までもが出現しちゃってさあ大変。でもこの怪物、見てみたい気がします。美しいかも。
    シニカルに振舞いながらも、懸命に生きる目的を見つけようとするオッド。ヒーロー的ではないかもしれないけれど、かっこよいです。結局彼は生きたいのだと思うし、生きなければいけないのでしょうね。それは人としての役目なのかもしれません。まさしく「兵役」。
    今回の読みどころはエルヴィスですね。ああ、彼もついに……! そして次回から登場しそうなあの人がどんなキャラなのか、実に楽しみです。

  • 100426~100512読了

     オッド・トーマスシリーズ三冊目。
     修道院が舞台だが、オッドのような霊感を持たないシスター、ブラザーもおり、必ずしも全員と心を通わすことはできないのか……。
     スーパーマンじゃないけどくじけずに戦いに挑むオッドに勇気づけられます。



    「君はどんな本を探しているんだね、トーマスくん?」
    「不思議な旅をする陶器のウサギか、お姫様を助けるハツカネズミの話なら何でも」

     男の子と犬というのは最高の友達であり、詩や本や映画にもよく使われるテーマだ。

    あとがき
    「あなたはフルタイムライターになりたいんでしょう。だったら教師を辞めなさい。五年間は私がお金を何とかする。五年でものにならなかったら、あなたは一生作家になんてなれやしない」

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