ケンブリッジ・シックス (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房
3.30
  • (3)
  • (13)
  • (18)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 137
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (543ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150412753

作品紹介・あらすじ

キム・フィルビーら5人のケンブリッジ大学卒業生がソ連のスパイだったことが発覚し、英国は大打撃を受けた。だが彼らのほかに、もうひとり同時期に暗躍していたスパイがいたという。歴史学者のギャディスは親友の女性ジャーナリストからこの人物に関する本の共同執筆を提案されるが、その女性が急死し、彼は後を継いで調査を開始する。が、やがて国際情勢を左右する事実が明らかに。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • キム・フィルビーら5人のケンブリッジ大学卒業生がソ連のスパイだったことが発覚し、英国は大打撃を受けた。だが彼らのほかに、もうひとり同時期に暗躍していたスパイがいたという。歴史学者のギャディスは親友の女性ジャーナリストからこの人物に関する本の共同執筆を提案されるが、その女性が急死し、彼は後を継いで調査を開始する。が、やがて国際情勢を左右する事実が明らかに! 巧妙に構築されたスパイ小説の力作。「二人の巨匠ジョン・ル・カレとグレアム・グリーンに比肩する作家だ」(ワシントン・ポスト)

    強力なバックアップがあるとは言え、素人スパイの行動にはハラハラさせられた。

  • イギリスの作家「チャールズ・カミング」のスパイ小説『ケンブリッジ・シックス(原題:The Trinity Six)』を読みました。

    「ディック・フランシス」と「フェリックス・フランシス」の父子共著作品に続き、イギリス作家の作品です。

    -----story-------------
    「キム・フィルビー」ら5人のケンブリッジ大学卒業生がソ連のスパイだったことが発覚し、英国は大打撃を受けた。
    だが彼らのほかに、もうひとり同時期に暗躍していたスパイがいたという。
    歴史学者の「ギャディス」は親友の女性ジャーナリストからこの人物に関する本の共同執筆を提案されるが、その女性が急死し、彼は後を継いで調査を開始する。
    が、やがて国際情勢を左右する事実が明らかに!
    巧妙に構築されたスパイ小説の力作。

    「二人の巨匠ジョン・ル・カレとグレアム・グリーンに比肩する作家だ」(「ワシントン・ポスト」)
    -----------------------

    スパイ小説は久しぶり… 長篇作品なので、やや中だるみする感じはあったものの、ハラハラドキドキの展開で愉しめました、、、

    登場人物が多いうえに、諜報関係に携わっていた人物は複数の名前を使っており、名前が覚えにくかったのは、ちょっと辛かったですけどね。


    イギリスの諜報機関には、「キム・フィルビー」、「アンソニー・ブラント」、「ガイ・バージェス」、「ドナルド・マクリーン」、「ジョン・ケアンクロス」がソ連のスパイが紛れ込んでいたことは有名ですが、彼らはケンブリッジ大学在学中にソ連にリクルートされたことから、「ケンブリッジ五人組」と呼ばれおり、本作品は、そこにもう一人のスパイがいたとしたら… という設定で描かれた作品、、、

    ロシア史を研究する歴史学者の「サム・ギャディス」は、離婚した妻との間の娘の学資資金に困っていたところ、親友でジャーナリストの「シャーロット・バーグ」からの誘いで、共著でスパイのスクープに関する本を出して資金を稼ごうとしていた… 「シャーロット」は、いまだ世の中に知られていない第6のケンブリッジ卒業生のスパイである「エドワード・クレイン」というスパイを追っていたのだが、そんな矢先に「シャーロット」が心臓発作で突然、死んでしまう。

    そんな「サム」のところに、女優志望の女性「ホリー・レヴェット」が現れる… 「ホリー」の母親はイギリスとロシアの諜報機関から送られた大量の資料を残して亡くなったばかりだった、、、

    「サム」は「シャーロット」が生前に取材した関係者のひとりである病院の看護師「カルヴィン・サマーズ」と面会し、かつて働いていた病院で死亡が偽装された男がおり、それを首謀した人物が現在イギリス諜報機関の長官である「ブレナン」であることを知った。

    さらに「サム」は、「シャーロット」と連絡を取っていた人物「トーマス・ニーム」と名乗る老人に会う… 「ニーム」は「クレイン」について詳しく知っている人物ということだった、、、

    「クレイン」は当初イギリスの諜報機関の中でソ連のスパイとして活動していたが、独ソ不可侵条約でソ連がナチスと手を結んだことを納得することができず、その後はソ連のスパイであったことを上司に打ち明け、二重スパイとしてイギリスのために活動していたのだった… 死期が間近に迫っている中で、自らの存在を後世に残しておきたいという衝動から自らの業績を世に出そうとしたのだった。

    「サム」がこの問題に関心を持った後、多くの関係者が命を落としていく… 何者かがこの案件を掘りかえされるのを防ごうとしていることは明らかだった、、、

    「ブレナン」は部下の女性「ターニャ」に指示して「サム」を見張らせていた… 「サム」はベルリンに飛び、かつて「クレイン」の死亡偽装に関わっていた医師「マイスナー」に接触するが、その直後に「マイスナー」は殺害される。

    「サム」は現場で危ういところで命拾いしたものの、暗殺者を銃で撃ってしまうが、「ターニャ」に助けられ、イギリスに戻ることができた… 「サム」は「マイスナー」と面会した際、「ニーム」が実は「クレイン」そのものであることを知ったのだった、、、

    「サム」は、かつて「クレイン」がベルリンでロシアの現大統領「セルゲイ・プラトフ」と一緒に活動していたことを突き止め、かつてイギリス諜報機関のベルリン支部長を務めていた「ロバート(ボブ)・ウィルキンスン」がニュージーランドに住んでいることを知る… 「ウィルキンスン」は実は「ホリー」の母親と懇意な関係にあり、入手した資料は「ウィルキンスン」からもたらされたものだった。

    「ウィルキンスン」が娘の結婚式でウィーンに来るとの情報を掴んだ「サム」はウィーンに飛び、「ウィルキンスン」と会うことに成功… そこで「ウィルキンスン」から聞き出した情報は衝撃的なものだった、、、

    ロシアの現大統領「セルゲイ」がかつてソ連の諜報機関の諜報部員としてベルリンに勤務していた際、イギリス側に亡命を持ちかけていたというのだ… この情報を入手した直後、「ウィルキンスン」は何者かによって殺害される。

    「サム」はまたしても「ターニャ」に助けられてロンドンに戻る… 「ウィルキンスン」がホリーの母親にもたらされた資料の中には、おそらくセルゲイが亡命を求めてた際の映像資料が含まれているに違いなかった、、、

    「サム」はその映像を「ホリー」の家の地下室から見つけ出し、この情報を公開しないことを条件に大金を手にして、このテーマから手を引く… 「ニーム」は再び死亡したことになり、「ダグラス・カーサイド」と名前を変えて別の場所に移さる。

    しかし、「クレイン」は再び自らの情報をマスコミに売ろうと試みるのであった、、、

    またもや同じ惨禍が繰り返されるのでは… という予感を残した終わり方でしたね。

    終わったと思った事件が、実はまだ続いているのかも… と予感させるエピローグは、個人的には好きですね、、、

    たまにはスパイモノもイイなぁ… 面白かった。

    ロシアの現大統領として登場する「セルゲイ・プラトフ」は、元KGBという経歴があり、柔道の達人となっているので… モデルは「ウラジーミル・プーチン大統領」なんでしょうね、、、

    本書でのイギリスとロシアの関係は事実無根でしょうが… ホントだったら、パワーバランスが崩れてしまいそうで怖いですね。


    以下、主な登場人物です。

    「サム・ギャディス」
     歴史学者

    「ミン」
     サムの幼い娘

    「ホリー・レヴェット」
     女優

    「カーチャ」
     ホリーの母

    「シャーロット・バーグ」
     ジャーナリスト。サムの親友

    「ポール」
     シャーロットの夫

    「サー・ジョン・ブレナン」
     SIS長官

    「ターニャ・アコチェラ」
     SIS部員

    「"デス"」
     ターニャの仲間

    「エヴァ」
     SISの協力者

    「ミクロス」
     SISの協力者

    「ロバート(ボブ)・ウィルキンスン」
     元SISベルリン支部長

    「キャサリン」
     ロバートの娘

    「エドワード(エディー)・クレイン」
     外交官

    「カルヴィン・サマーズ」
     聖メアリ病院の元看護師

    「ベネディクト・マイスナー」
     聖メアリ病院の元医師

    「トーマス・ニーム」
     ソ連のスパイに関する情報の持ち主

    「ピーター」
     ニームの警護員

    「ジョセフィン・ワーナー」
     国立公文書館の職員

    「セルゲイ・プラトフ」
     ロシア大統領

    「マクシム・ケピツァ」
     在英ロシア大使館二等書記官

    「フョードル・トレティアック」
     KGB将校

    「ルドミラ」
     フョードルの未亡人

    「アレクサンドル・グレック」
     警備会社の経営者

    「ニコライ・ドローニン」
     グレックの手下

    「カール・シュティーリケ」
     グレックの手下

  • 挫折

  • 予想以上の面白さ。ストーリーはネタバレするので割愛するか現代のイギリスのロシア史専門家がとあることでイギリス諜報機関が秘匿するロシアな関する秘密を解明することになるが、その過程で当時の関係者が一人また一人と暗殺されていく、迫り来る輪の恐怖か物語終盤のスリリングかつスピード感あるストーリー展開になり、読み応え充分である。ただ、二つの時制を紐解くため登場人物や場面が飛び飛びにならざるを得ず、序盤の難解さはいなめない。

  • スパイ小説は当たり外れが特に多いジャンルで、ル・カレやグリーンを継ぐ、フォーサイスと比肩する、注目の大型新人登場など、威勢の良い宣伝常套句の大半は眉唾物なのだが、中には大傑作も当然含まれているため、読書リストから外すわけにはいかない。だが、翻訳で500ページを超える作品が中盤に行き着くまでもなく完全に駄作だと分かった場合、放り出すことなく「何故駄目なのか」に着目して読み進めることがある。2011年発表の本作も同様。前評判のいい加減さを見事に証明するもので、後半は溜め息をつきつつ、逆に「この小説の面白さが分からない」私は読解力が足りないのだろうか、と不安を覚えたほどだった。

    カミングは英国秘密情報部に「リクルートされた」経歴を持つらしいが、最近では元スパイという肩書き自体珍しくなく、その経験が生かされるかどうかは、当然「作家」としての素質/才能に依る。題材となる英国秘密情報部の汚点「ケンブリッジ・ファイブ」は散々使い古されており、5人組以外にも二重スパイが存在したかもしれないという設定も安易だ。敢えてこのテーマに挑戦するからには、斬新な切り口と意外性を組み入れ、料理の仕方に相当の腕を要求されるところだが、本作に関しては素材もスパイスも料理人も凡庸で味も素っ気もない。
    さぞや6人目のダブルスパイが再び英国を揺るがす脅威となり、「国際情勢を左右する事実」がどのような顛末を辿るかにも大いに期待していたのだが、結末を読み終えても一切分からない。というよりも、プロットは早々に破綻しているため、間抜けな登場人物らがひたすらに空回りする笑えない滑稽さのみが記憶に刻まれていく。終始、主人公のとぼけた歴史学者が「重大な秘密」を探るために身勝手な汗をかきつつヨーロッパを右往左往して要らぬ騒動を巻き起こし、それをヒロインらしき工作員が何のメリットがあるのか皆目不明なままフォローする。終盤に至っては出来の悪いパロディーで、つまらない物語をさらに最低のレベルへと引き下げている。単に呆けた老人に振り回されていたという醜態。何ら得ることが無くても、大きな秘密を握ったらしい主人公は、英露にとっては多額の口止め料を支払う価値を持つ人物となったようなのである。慰謝料や生活費で借金まみれの主人公には大助かりの結末なのだが、単なる道化を恐れる理由が何一つとして伝わらない。「ケンブリッジ・ファイブ」との関わりや秘史も皆無で、著者はSISに主人公と同じく箝口令でも敷かれているのだろうか、と馬鹿なことを考えて憂さを晴らすしかない。

    まとまらないプロット、全編緊張感に欠け、展開も違和感しか残らない。さらに、視点が脈絡を無視して変わるため、いま誰の言動を読んでいるのか混乱する。要は使い手によっては効果を上げる技法が、完全に失敗している。登場人物は多いのだが、造形が浅く、主人公をはじめとして魅力的な人物は皆無だ。
    相変わらず某サイトでは、絶賛のレビューが溢れていたのだが、この程度の凡作で楽しめることが不思議でならない。そもそも、どんでん返しなどあっただろうか。もしくは、私は別の作品を読んでしまったのだろうか。

  • キム・フィルビー、アンソニーブランド、ガイ・バージェス、ドナルド・
    マクリーン、ジョン・ケアンクロス。イギリスの名門・ケンブリッジ
    大学に在籍した5人は、卒業後、外務省やMI5などに職を得た。

    イギリス政府の為に働くのは表の顔。実は大学在学中にソ連の
    情報機関にリクルートされ、祖国とその同盟国の情報をソ連に
    流していた。

    1950年代に彼らのスパイ活動が露見すると、イギリスには大きな
    衝撃が走った。と、ここまでは実際にあった出来事。

    後に「ケンブリッジ・ファイブ」と呼ばれるようになる5人に劣らぬ
    スパイ活動をしていた第6の男がいたというのが本書の導入部。

    主人公は財政厳しい歴史学者のギャディス。ロシア東欧の専門家
    だ。本を書いて一発当てないと、別れた妻とスペインに住む娘の
    学費も払えなくなる。税金も滞納しているし、さぁ、どうしたものか。

    そんなギャディスに持ち込まれたのが親友である女性ジャーナリスト、
    シャーロットからの共同執筆の提案。第6の男の話を書いてみないか?

    ギャディスにとっては渡りに船。だが、彼女は直後に急死してしまう。
    ひとりで調査を試みることになったギャディスだが、生前にシャーロット
    が第6の男の件で接触した情報提供者や、何かしらの情報を持って
    いると思われる人物が次々と死んで行く。

    そして、第6の男の存在を探るうち、厳重に封印されたロシア大統領
    の秘密に辿り着き、自身の命どころか愛娘の命さえ脅かされそうに
    なる。世界が引っくり返るような秘密とはなんなのか。

    という訳で、途中から第6の男からロシア大統領の秘密に主題が
    切り替わってしまうのだが、最後の2ページでにんまりしちゃった。

    展開が早く、ギャディスがどうなるのか気になって物語に引き込まれ
    る。ただ、ころころと話の視点が変わるので混乱したこともしばしば。

    そして、本書に出て来るロシア大統領がまるっきりプーチン閣下なの
    である。KGBの出身、批判的なジャーナリストの暗殺、強いロシアの
    再建。本書では「プラトフ」という名前なのだが、「プーチン」に置き換え
    て読んでしまった。

    スパイ小説と呼ぶには主人公がスパイじゃないので少々苦しいが、
    スパイ絡みのサスペンスならいいかも。

    あ、ロシア大統領の最大の秘密と言っても、プーチン閣下が暗殺を
    指示した証拠ではありません。念の為。

    フォーサイスやル・カレには及ばないけれど、それなりに楽しめた。
    映画にしたら面白んじゃないかな。

  • 冷戦期、ソ連のエージェントとして暗躍した“ケンブリッジ5人組”に、第6のスパイがいたとしたら…という設定のフィクション。
    「実はその資料が…」という誘いに乗って、第六の男の存在を追う主人公が、6人目の存在を隠したいSISからもKGBからも狙われたり追われたり、更にはスパイ素人な主人公また勝手に行動するもんだからで、読んでいるこっちまで疑心暗鬼のてんやわんやな冒険小説でした。
    おもしろかったけど、つ、つ、疲れた…。

  • 最近では珍しい、冷戦期のスパイ、それに続く現在のイギリス諜報部(SIS)とソ連との確執をそれに巻き込まれていく作家でもある教授を中心に描く。
    キム・フィルビーらケンブリッジの著名なスパイ以外に6人目がいた、という掴みが面白いし、その正体が中盤で分かってからもロシア大統領の秘密に話がスムースに移行して最後まで読める。ただ、実在の人物も多く会話中に登場するがエスピオナージュの世界に詳しくないと全くわからないのが残念だし、話が次々に動くのは良いが最後まで主人公の曖昧なキャラがドラマの流れを阻害している。あまりにも被害者として巻き込まれていく主人公の主観が長すぎてだれてしまうし、他の人物(彼女やSISの女性オフィサー)との関わりも中途半端。
    多彩な人物を配して読みごたえがあるが、もう少し整理しても良かったのでは?しかしこれだけストレートなエスピーナージュ物は久々で総じて楽しめたし次回作が翻訳されることに期待。

  • [6人目]1930年代にケンブリッジ大学在学中、ソ連にリクルートされた5人のスパイ"Magnificent Five(大物五人組)"。長いことその存在が噂されていた6人目のスパイの存在を明らかにしようと、長年の友人であるシャーロットから共著話を持ちかけられた歴史学者のギャディスであったが、その次の日、シャーロットが心臓発作により突然この世を去ったとの報が彼の下に届き......。著者は、新世代のスパイ小説の旗手と目されるチャールズ・カミング。訳者は、英米文学の翻訳家である熊谷千寿。


    実在にあった話を土台とし、その上に緻密にリアリティのあるフィクションを重ねてきているので、(月並みな表現ですが)本当にあった話かと思わされてしまうほど。あの大物五人組に6人目がいたら......というキャッチーなつかみでギアが入ったら、後はもう次から次へと投げかけられる謎、そしてその解明の波に呑み込まれること間違いなし。何気なく手にした作品ですが、それにしては随分と楽しませていただきました。


    主人公であるギャディスを始めとして、人間くさいキャラクターが多いのも本書を魅力にしている1つかと思います。また、その人間くさい不完全さが、人物を安易に白か黒で判断できなくなる効果をもたらしており、読者は「え?この人実は......」と呆気にとられること間違いなし。特に、個人的にはロシア大統領のキャラクター設定(模倣?)に苦笑してしまいました。

    〜ある点を越えると、すべてが複雑になる。そうは思わないか?〜

    本書を読んで改めてスパイ小説のことが好きだと思った☆5つ

  • イギリスの傑作スパイ小説の伝統に新たに加わるべき資格を持った作品。ありそうなだけに、読後はちょつと背筋にゾクッとくるものがある。

全17件中 1 - 10件を表示

チャールズ・カミングの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×