- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150413132
感想・レビュー・書評
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5月-7。3.5点。
怒濤の最終巻。テロ犯捜しの芽が潰えたと思ったが、
主人公の発想の転換により、とうとう探し当てる。
細菌テロ防止は間に合うのか。
一気読み。面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
若干ご都合主義っぽい展開だとは思ったけど、なかなかロマンチックで雰囲気は良かった。壮絶なテロ行為の割に最後の展開が甘いかなぁと思う。
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やはり収束はこうなるか。今までの緻密な構成からすれば、物足りなさと期待外れ感を拭い得ないのも事実。とはいえ、それまでの内容も正当に評価されるべき。
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まあそれほどでも
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全3巻の3巻目。
テロリスト〈サラセン〉のバイオテロ計画は着々と進行し、彼を追うスパイ〈ピルグリム〉はわずかな手がかりを求めて奔走する。周到な準備をし痕跡を消してきた〈サラセン〉の手がかりは途切れたように見えたが、ある罠を仕掛けたことでようやく〈ピルグリム〉にとって光明が見えてくる。
中近東におけるテロリストとスパイの追跡劇とは別に、もうひとつ別のストーリーが絡んでおり、冒頭のニューヨークでの殺人事件がようやくつながってきて、全体像がわかる仕掛けになっている。
脚本家らしく短い章をつなぎ合わせたテンポの良い展開なのだが、一巻目が長かった。また読み終わってみると、アメリカの滅亡を企むテロリストも彼を追い詰める凄腕のスパイも、ラストではまったく別の人物にお株を奪われた形になっているのが少々間抜けというか、不思議な終わり方だった。 -
8月8日読了。図書館。
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3巻通しての感想。
サラセンの物語は面白かったけど、ラストあっさりすぎて…
そして続編書く気満々な終わり方に、ちょっと萎えました。
ドラゴンタトゥーの女の、ミレニアムシリーズの次はこれだ!みたいな宣伝をどこかで見かけたけど、正直、わたしの中では、足元にもおよばないかな、という印象でした。