クロニクル 砂漠の陰謀 (2) (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (2015年5月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784150413422

作品紹介・あらすじ

灼熱の砂漠に集った男たちの思惑が交錯する中、ある男が消えた。物語が深化する第2弾

感想・レビュー・書評

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  • 1巻の冒頭につながる話。1巻の主人公サトラーも後半出てくるが今回の主人公はレム。アメリカで事業に行き詰まった彼は、突如現れおいしい話をするギーズラーに言われるがままイラクに渡る。行く先々で話が変わっていくのに、それに流され最後は有害な廃棄物が不法に投棄されている処理場にたどり着く。物語はレムとレムの妻キャシーの話が交互に語られる。100%良い人間でも立派な人間でもない、弱くてもろい、つまり普通の人間の彼らが、いつの間にか悲劇にがんじからめになっていく様は本当にゾッとする。受け身で流されるばかりのレムや仲間がラスト初めて能動的に事を起こす。許される事ではないのに、少しほっとしたのは、あまりにやりきれない思いで読んでいたからだと思う。

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