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Amazon.co.jp ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784150413750
作品紹介・あらすじ
バスのなかでひっそりと死んだ老人は、大物スリーパーだったのか? 閑職に追いやられた情報部員たちが、ふたたび最前線で痛快な大活躍。『窓際のスパイ』に続く待望の第2弾
みんなの感想まとめ
人の恨みが永遠に絡みつく様子を描いた物語は、スパイ活動の裏側を鮮やかに描写しています。戦時中の過去が現在に影響を及ぼし、閑職に追いやられた落ちこぼれスパイたちが再び活躍する様子は、痛快でありながらも緊...
感想・レビュー・書評
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人の恨みは果てしなく、死ぬまで纏わり憑く。
戦時中に拉致し拷問にかけた本人が、その目の前で「蝉」(心臓麻痺)にやられた。ロシア、イギリスでのスパイ工作は互いに罠を仕掛け、囮をかけ、相手を揺さぶり、スパイを引き出す。元スパイが昔の恨みから同僚のスパイを死へと追い込む。現代でも繰り返しながらスパイを見つけ出しているに違いない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アップルTVの『窓際のスパイ』シリーズがあまりにも面白く、原作を読んでみた。本作はSeason2の原作。
小説にある「泥沼の家」の建物、人物の再現性の高さに驚いた。
特に引用にあるようなシーンがきっとドラマに出てくるだろう。
「ジャクソン・ラムは自分のオフィスにいた。光源は電話帳の山の上に置かれたランプだけで、膝の高さから上方に向かう光は、ラムの顔に北欧の妖精(トロール)のような影をつくり、天井に同じ形のより大きな影を作っている。」(P.224)
もう一度シリーズ全体を視聴し、著者の他の著作を読んでいこうと思う。ファンになった。 -
イギリスの作家「ミック・ヘロン」のスパイ小説『死んだライオン(原題:Dead Lions)』を読みました。
「ジョン・ル・カレ」、「マイケル・バー=ゾウハー」の作品に続きスパイ小説です。
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【英国推理作家協会賞ゴールドダガー賞受賞】
満員のバスのなかでひっそりと死んだ老人は、元スパイだった。
誰も注目しない死に目を留めたのは、〈泥沼の家〉のリーダー「ジャクソン・ラム」だけだったが……閑職に追いやられた情報部員たちがふたたび最前線で痛快な大活躍。
好評『窓際のスパイ』に続く待望の第2弾!
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2013年(平成25年)に出版された英国情報部の落ちこぼれスパイたち(通称〈遅い馬〉)の活躍を描く、〈泥沼の家〉シリーズとか、〈窓際のスパイ〉シリーズと呼ばれているシリーズの第2作、、、
太っちょで、酒飲みで、ヘビースモーカーで、ところかまわずおならをして、人前でも股を掻くという下品極まりないキャラだけど、その気になれば俊敏に動き、推理力も抜群で実力のあるリーダー「ジャック・ラム」を始めとする、閑職に追いやられた〈泥沼の家〉の個性豊かな情報部員たちが大活躍… 痛快なスパイ小説でしたね。
一人の元スパイ「ディッキー・ボウ」がオックスフォードに向かうバスの中で心臓発作で死んだ… その死に疑惑を抱く者はいない、「ジャック・ラム」以外は、、、
スパイは死ぬまでスパイだ… スパイが死んだなら、そこには必ず何かがあるはずなのだ。
「ラム」は独自に捜査を進め、「ディッキー・ボウ」がバスに残した携帯電話にメッセージを遺していたことに気付く… ただ一語“蝉”―それは旧ソ連の幻のスパイにかかわる暗号名だった!
「ラム」率いる〈泥沼の家〉の落第スパイたちが動き出す… 同じ頃、〈泥沼の家〉で恋愛関係にある「ミン・ハーパー」と「ルイーザ・ガイ」に、情報局の保安局の「ジェームズ・ウェブ(スパイダー)」から、ロシアの大富豪「アルカディ・パシュキン」護衛する任務が下る、、、
しかし、「ミン」は泥酔した挙げ句事故死してしまう… その頃「リヴァー・カートライト」は、伝説のスパイ組織の手がかりを求めて、かつて米軍基地があったコッツウォルズの村に潜入していた。
旧ソ連の幻のスパイ「アレクサンドル・ポポフ」… コッツウォルズの住人たち… ロシアの大富豪「アルカディ・パシュキン」… これらがひとつの事件に繋がっていく。
英国推理作家規会賞ゴールドダガー賞受賞作だけあり、痛快なスパイ小説に仕上がっていましたね… 個性豊かな〈窓際のスパイ〉の面々の活躍が愉しめる、ハラハラドキドキの展開でした、、、
特に「ラム」印象的ですね、「ジャック・フロスト警部」シリーズを彷彿するキャラでした… ホントに面白かった、他の〈窓際のスパイ〉シリーズも読んでみたいな。
以下、主な登場人物です。
「ジャック・ラム」
<泥沼の家>のリーダー
「リヴァー・カートライト」
<泥沼の家>のメンバー
「デイヴィッド(O・B)」
リヴァーの祖父
「ローデリック・ホー」
<泥沼の家>のメンバー
「キャサリン・スダンディッシュ」
<泥沼の家>のメンバー
「ミン・ハーパー」
<泥沼の家>のメンバー
「ルイーザ・ガイ」
<泥沼の家>のメンバー
「マーカス・ロングリッジ」
<泥沼の家>のメンバー
「シャーリー・ダンダー」
<泥沼の家>のメンバー
「イングリッド・ターニー」
保安局の局長
「ダイアナ・ダヴァナー(レディ・ダイ)」
保安局のナンバー・ツー
「ニック・ダフィー」
保安局員
「ジェームズ・ウェブ(スパイダー)」
保安局員
「モリー・ドーラン」
保安局員
「アルカディ・パシュキン」
ロシアの大富豪
「キリル」
バシュキンの部下
「ピョートル」
バシュキンの部下
「ニコライ・カチンスキー」
語学スクールの経営者
「ケリー・トロッパー」
アップショットの住人
「レイ・ハドリー」
アップショットの住人
「グリフ・イェーツ」
アップショットの住人
「スティーブン・バターフィールド」
アップショットの住人
「メグ」
アップショットの住人
「アンディ・バーネット」
アップショットの住人
「トミー・モルト」
アップショットの便利屋。行商人
「ディッキー・ボウ」
バスで死んだ男
「アレクサンドル・ポポフ」
伝説 -
失敗から閑職に追いやられた落ちこぼれスパイ(遅い馬)たちの活躍を描く第二作目。
今回はかつて英国の下っ端のスパイだった老人が心臓発作を起こしてバス内で無くなったことに端を発し、それが旧ソ連時代、ベルリンの壁崩壊時に生き残る場を探して西側で冬眠することになったKGBスパイの残党(蝉)の捜索に発展していく。
読み終わって振り返ってみると、結構ページ数の多い作品なのだが、最初の半分はほとんど動きがなく、死んだ老スパイの地味な背景調査とロシアの要人警備の話。それでもぐいぐい読ませる。
主要な登場人物、泥沼の家ので長であるジャクソン・ラム、遅い馬の一人リヴァー・カードライト、同じく遅い馬のメンバーであるミン・ハーパー、 とルイーザ・ガイのペア。この四名、三つのグループの行動が、短くカットされ乍交互に描かれていくので、場面切り替えの多さがテンポの良さを生んでいるのかもしれない。
個人的には後半の真相が大きく広げた風呂敷が少ししぼんでしまったかに見えるのが残念。
でも、いじめっ子キャラのスパイダー・ウェブが罰が当たって瀕死の重症を負ったから良しとする。きっと死なずに生き残って、自作でも意地悪してくるに違いない。、 -
一人の元スパイが心臓発作で死んだ。その死に疑惑を抱く者はいない……ジャクソン・ラム以外は。スパイは死ぬまでスパイだ。スパイが死んだなら、そこには必ず何かがあるはずなのだ。はたせるかな男はメッセージを遺していた。ただ一語“蝉"ーーそれは旧ソ連の幻のスパイにかかわる暗号名だった! ラム率いる“泥沼の家"の落第スパイたちが、動き出す。『窓際のスパイ』に続く会心の痛快作。英国推理作家規会賞ゴールドダガー賞受賞!
原題:DEAD LIONS
(2013年) -
落ちこぼれスパイたちの「泥沼の家」シリーズ2作目。
おもしろい!
今回は、ラムの天才的なひらめきや働きはあまりみえなかったけど、新しいキャラクターも登場し、また今後が楽しみ。 -
前作「窓際のスパイ」の時も思ったけど、この作者とは相性が悪いみたい。ネタは面白いけど落とし所が中途半端に思えるし、場面転換が多くて集中できない。何よりスパイ小説に「スパイ」という言葉が多用されるのに違和感を感じる。唯一良かったのはジャクソン・ラムのキャラ。一筋縄ではいかない強者って感じだし、とことんひねくれていて何考えてるのか分からない所も良かった。
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ストーリーが面白い、頭の切れるトリックスターのセリフが面白い、そして、著者の人間の渋みを感じさせる登場人物の会話が面白い。
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キャラ思い出すんに手間取ってもた。
面白いけどなんか感性が合わん。
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