アベルVSホイト (ハヤカワ文庫NV)

トマス・ペリー 渡辺義久

• 早川書房 (2018年2月20日発売)

作品紹介・あらすじ

未解決事件の真相を探る探偵アベル夫妻は、殺し屋のホイト夫妻に命を狙われることに。駆け引きとアクション満載の痛快サスペンス

感想・レビュー・書評

[take9296さんの感想 · 2024年8月21日]

元ロサンゼルス市警のアベル夫妻は、現在私立探偵として日夜活躍していた。未解決事件の犯人捜しを引き受けた彼らは、調査中に激しい妨害に遭遇。それは謎の人物に雇われた殺し屋夫婦、ホイト夫妻による襲撃だった。プロフェッショナル同士の知略を尽くした攻防の幕が切って落とされ……。この事件の裏にはいったいに何が隠されているのか?

著者の作品を読むのは「老いた男」に続いて2作目。緊迫した展開の中にどこかユーモアが感じられて面白い。

[winderさんの感想 · 2018年12月25日]

アベル夫妻が探偵になった動機から二人のラブラブ度、推して知るべし。逆にホイト夫妻は、嫁さんが一途で健気。でも殺られる前に殺っちゃうシタタカもの。面白かった。