- 早川書房 (2018年3月20日発売)
本棚登録 : 17人
感想 : 6件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784150414306
作品紹介・あらすじ
大規模な企業買収計画の裏で、思わぬ事件に直面する男が味わう恐怖と苦闘。ソ連崩壊後の闇社会に展開する、非情な陰謀の標的は?
みんなの感想まとめ
非情な陰謀に巻き込まれた男の苦闘を描く本作は、ソ連崩壊後のロシアを舞台に、経済界の暗い側面をリアルに描写しています。主人公トムは、投資銀行での成功を夢見てモスクワにやって来たものの、次々と起こる恐怖の...
感想・レビュー・書評
-
本作は、禍々しい事件に巻き込まれて行くトムや、捜査に勤しむスクロフ検事やマルキン警視の活躍を愉しむ、不穏な事態の謎を明かすエンターテイメントというのが基軸だ…が、「過去」を追いやろうとしているトムが自身の現在の人生に向き合って行くようになる物語でもあり、現在となっては“歴史”な雰囲気にもなっている時代、「ワンスアポンアタイム…」(一昔前)のモスクワを「かなりリアル」に描く作品でもある…大変に興味深い!
テンポ好く物語が進み、読み易い…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ロシアの暗黒の経済。
-
2003年、ソ連崩壊後のかつてない経済成長に沸くロシア。故郷スウェーデンを離れてモスクワの投資銀行に勤めるトムは、大手石油企業の買収プロジェクトに携わるチャンスを得る。しかしトムが株売却の斡旋をした大富豪が何者かに惨殺され、さらには小口株主だったトムの親友の弁護士が爆弾テロで命を落とす。立て続けに起こる事件との関連を検察に疑われたトムは、しだいに厄介な立場へと追い込まれ……背後で暗躍するロシア経済界の黒幕とは? 金融のエキスパートが放つ あまりにも生々しいサスペンス!
次々と情け容赦なく奪われる命。筋立てはシンプルだが、読ませる。 -
血なまぐさい話でも、再生の物語になっていて読後感が重くなくてよかったです。
-
厚さの割には場面や視点を転換しつつ進むのでさくさく読めました。感想はおそろしあ、としか言いようがありません。そしてタイトル内容とほとんど関係ないですね。
