- 早川書房 (2021年2月17日発売)
本棚登録 : 47人
感想 : 7件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (592ページ) / ISBN・EAN: 9784150414771
作品紹介・あらすじ
個展に出す予定の連作を火事で失った若手画家。大物アーティスト集団のスタジオを間借りした彼女は、彼らの闇を覗き見てしまう。
みんなの感想まとめ
若手画家の葛藤と成長を描いた物語が展開される中、彼女は個展に向けての作品制作に取り組みます。火事で連作を失った彼女が、大物アーティストたちのスタジオを借りることで、彼らの隠された闇や自身のアイデンティ...
感想・レビュー・書評
-
ハヤカワ文庫NV わたしは贋作
バーバラ・ボーランド(著/文)服部 理佳(翻訳)
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784150414771詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
正直、ミステリ、サスペンスといった印象は薄い。
1人の若い女性アーティストの葛藤に添えるようにミステリ要素があるだけと言った感じ。
なので、事件の真相について動くのは後半で、それまでが長い。また絵画についての描写がどうしても多いのでよく分からない単語が並ぶことも多く読み進めるのが少ししんどかった。 -
長編なのは専門的な説明が多いからかも。ストーリーが動くのは割と後半でそこまでがしんどいけっこう。
-
「わたし」のアイデンティティや芸術のあり方はもちろんだけど、パイン・シティが秘密を抱えることになった背景についても色々考えさせられた。作品の制作過程における精神描写にどっぷり引き込まれて、長いけど後半は夢中でした。
ちなみにこれに触発されて美術手帖のフェミニズム特集買ったらめちゃくちゃ面白かった。 -
早々に挫折
-
話としては興味深くて面白かったが、展開がゆっくりでミステリ感はあまりなかったかなと。
マイノリティとして活動を続ける上で、仲間やロールモデルを欲してはいるもののアーティストとしては独立した確固たる「個」を求める必要があると言うジレンマがきっついなぁと思いました。
そしてフタを開けてみると、その対極にいた憧れふだった天才集団。そこを乗り越えたからこその幕引きだったのでしょう。
ミステリよりかは1人の女性の成長という話。長編でしたが読んでいて楽しかったです。
服部理佳の作品
