ターミナル・リスト 上 (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (2022年5月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784150414955

作品紹介・あらすじ

妻子と部下の命を奪われた特殊部隊隊長は、復讐を誓って米国の暗部へ足を踏み入れる。大型ドラマ化決定の新世代冒険小説第一作!

感想・レビュー・書評

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  • 愛する妻を幼い愛娘を
    惨殺されたら?

    貴兄ならそのときどう
    しますか?

    本書の主人公は絶望の
    淵から立ち上がり、

    復讐のためにただ一人
    巨悪に挑みます。

    海軍特殊部隊の実戦で
    鍛えられた桁はずれの
    その能力。

    死を賭した者がまとう
    迷いのなさ。

    彼はもはや人間を超越
    した存在。

    だれにも彼を止められ
    ません。

    もし私が彼と同じ立場
    だったらどうするか。

    彼のような鋼の肉体は
    ないけれど、

    やはり人間であること
    をやめて、

    死神に魂を売り渡して
    しまうかもしれません。

  • アフガニスタンでのテロリスト掃討作戦でSEALの部隊が壊滅した。多くの部下を失った部隊指揮官のリース少佐は責を問われて帰国する。検査で脳腫瘍が見つかった彼に追いうちをかけるように、作戦を生き延びた唯一の隊員が自殺し、さらには妻と娘がギャングに命を奪われた。連続する悲劇の裏には何が? リースは真相を追う――。

    無難な立ち上がり。
    翻訳の際、言葉の選び方にやや気になるところがあった。専門用語ではない。校正でどうにかならなかったか。

  • ミリタリー、陰謀、復讐……手に取ったときの予想を上回る、読みごたえある作品でした。途中、背景描写が粗く飛躍した繋がりに感じるところもありますが、主人公の心情、友人・協力関係など共感を覚えるところもあり、社会問題を考えさせられつつエンターテイメントとして楽しめる作品だと思います。

  • アメリカのテレビドラマシリーズにもなった作品。裏切りにあった主人公が復讐リストに沿ってターゲットを消していくという話。先にドラマを見ていたので、イメージしやすかった。

  • 59

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