暗殺者の矜持 下 (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (2024年12月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784150415365

感想・レビュー・書評

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  • マーク・グリーニー『暗殺者の矜持 下』ハヤカワ文庫。

    シリーズ第13弾の下巻。もはやスパイ冒険小説の世界を飛び越えて、SF小説へと変貌したかのような驚愕の無人兵器が登場する。ロシアとウクライナの戦争でも多用されているドローンだけでなく、4本足歩行で銃を撃ちまくるAI制御のロボットまでもが登場する。


    世界各国で相次ぐ人工知能研究者の暗殺事件。その犯人であるフリーランスの暗殺者ランサーの魔の手はジェントリーとゾーヤにも迫る。2人はランサーの情報を得るためにメキシコに向かうが、そこでAI搭載の無人兵器の襲撃を受ける。

    一方、CIA特殊任務部のジム・ベイスも一連の人口知能関連事件の捜査を進めていた。ジェントリーはベイスと連携し、AI制御の自律型致死兵器システムと対決する。

    本体価格1,300円
    ★★★

  • 下巻はいつもの通り、ジェットコースターに乗ってるが如くスピード感が増してくる。
    が、闘う相手が戦闘ドローンとロボット・・・となり個人的には少し冷めざめ感も、
    エピローグでは次回作の布石?が打たれ、またまた年末の新作発行がワクワク楽しみ・・・

  • 久しぶりのグレイマン。ジェントリーやハイタワーの圧倒的な戦闘シーンを期待したがそんな感じは無かった。AIの戦闘兵器の恐ろしさは面白かったけど、なんだかそこまで盛り上がらず次回へ持ち越しって感じかな。今までのグレイマンシリーズ中でこんなに盛り上がらなかったのは初めて。

  • 映像化したらすごいことになりそう。

  • 上巻を受けて、下巻ではこの暗殺騒動の黒幕が明らかにされて対決していく。

    が、如何せん敵がチートなAI兵器であるため、超絶技量のジェントリーやCIA地上班の最強部隊を以てしても、生き残るのは運しだい感が強く、過去作のようにジェントリーが人並外れた力で抜け切るというよりは、場の流れに左右されている感があって個人的には少し残念だった。

    ただ、ターミネーターが20年前に比べると遥かに現実味を帯び始めている現代。
    現代への警鐘として本書はいいかもしれない。

  • AIの開発研究者が何人も短い期間に殺害されたのは、誰が仕組み理由は何なのか?
    終盤の山場は、AIが操る自律型致死兵器ーLAWSとの壮絶な戦い。闘いは人間同士の方が緊張感があって読み甲斐がある。
    ザックが登場してくれて嬉しい。いい奴です。今回もいい仕事してくれました。

  • 前作同様、タイトルが今ひとつわからない。
    「矜恃」 自分の能力を信じていだく誇り。プライド。
    確かにジェントリーには暗殺者としての矜持、プライドがあるのはわかるが、これが物語のタイトルにまでに及ぶかというと、そうではない。今回の物語とはあまり関連性はない。

    原題は「The Chaos Agent」。
    このAgentの正体はAIで、アメリカ、中国、そしてジェントリーたちがその混乱の中に巻き込まれていく。

    AI、兵器ロボがジェントリーたちの戦いの相手。
    ハイタワーやフィッツロイの復活はシリーズ読者にとっては嬉しい。
    戦闘や逃走シーンなどはいつものように映画のごとく読ませる。
    しかし、全体的にストーリーは単調。次作へのつなぎとしか思えない。

    シリーズの中だるみ作品とならないよう、次作に期待したい。

  • AI出したらさあ、と思った通りの展開に。もう戦争小説だよ。ただ、次作へのつなぎは怠りない。

  • ジャッジメントディ寸前で止めたが、束の間の時間稼ぎか。
    舞台はロシアへ

  •  暗殺者ジェントリーのシリーズを読むとき、まず裏表紙の登場人物の欄を見る。本作も習慣に倣い登場人物欄を見ると、中に一人 “正体不明” なる人物がいる。これはもう、たまらんほど気分が昂る。さあ、お楽しみの始まりだ。

     悪い奴が自身のコントロール下にあるAIに指揮を任せ、ロボットやドローン型の兵器でジェントリーを襲わせる。ドローン兵器は現実に実戦投入されているので、臨場感は抜群だ。4足歩行のロボットもニュース映像で見知っているだけに、これも恐怖が肌で感じられる。大口径の銃弾を数多く被弾させることにより鎮圧するが、攻撃される人間の被害は大きい。

     本作の原題は混乱する工作員(THE CHAOS AGENT)で、今まで人間相手の作戦行動だったのが、根本的に異なる戦略が必要とされる状況だ。それも瞬時に判断しなければならない。判断するスピードはAIのほうがはるかに速いので、結果は致死的だ。小説ではジェントリーが勝利するが、実戦では圧倒的に人間が不利だ。

     小説では中国の関与が書かれるが、今や体制の区別なく監視が必要だ。また、悪い奴が仕込んだAIが自発的に人間のコントロール下から逸脱する設定だが、シンギュラリティは必ず訪れると考え、技術開発を進める世の中であってほしい。

     本作はジェントリーのパートナー、ゾーヤが囚われたまま終わるので、次回作は救出作戦から始まることが決まったようなものだ。

  • 今回も期待して読破しました。最新の取材を元にAIを活用したロボット軍団との対決です。ボストン・ダイナミックスのロボット犬やテスラのオプティマスが直ぐに思い浮かべました。正義の味方グレイマン(コート、バイオレーター、シエラ6)は悪の組織秘密基地に乗り込んで親玉との対決で、なんか、007の構図に似てきた感じ、内容もロボコップやターミネーター見たいなSFチックなので、今までのサスペンスの違います。マットハンリーやザックハイタワーなど好きなキャラクターが再登場して嬉しいですが、もっと殺し屋ランサーとの対決を増やして欲しかった印象です。暗殺者の復讐や暗殺者の反撃の時のような活躍やストーリーを次回に期待します。次の舞台は欧州か?

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