グルメのためのシネガイド (ハヤカワ文庫NF)

  • 早川書房
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本棚登録 : 22
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150501235

作品紹介・あらすじ

映画論をたたかわせたり、俳優の顔に見とれるばかりが映画を見る楽しみじゃない。たとえばジェイムズ・ボンドのお気に入りのカクテル。ヴィスコンティの贅を尽した宮廷料理。チャップリンはドタ靴をきれいに平らげ、『駅馬車』の酔いどれ医者は、酔いざましにコーヒー15杯を飲みほした。映画の数だけ人生があり人生の数だけ食卓がある。-おいしいものには目のない3人の映画評論家が、250本の映画に出てきた食べものにウンチクを傾けた。サイレント映画からSFXまで、映画をおいしく楽しみたい、映画ファン、食いしん坊に贈るエッセイ!

感想・レビュー・書評

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  • こういう方向から映画をみるのも楽しい。

  • 映画に出てくる料理についての説明。
    数十鵜の映画の説明があるが、実際に見たことがある映画は4つぐらいだけなので、
    内容が適切かどうかは分かりません。

    映画を見るときに、料理に着目して見たり、
    どの国の料理に興味を持ったら、どの映画を見るといいかが分かります。

    古い作品なので、ハリーポッターのように最近のものは含まれて忌ません。
    料理を作る側よりは、料理を食べる側視点の情報が多いため、「グルメ」のためのという表題になっているのだと思われます。

  • しつこく「映画とたべもの」シリーズです。今回は渡辺祥子氏だけではなく淀川長治御大や田中英一氏のコラムものっています。渡辺氏にくらべ後のお二人は圧倒的に年代が古く、無声映画時代の弁士がどのように食べ物のにおいや味を表現したかなんてことも書いてあっておもしろいです。やはり一番おもしろいのは淀川氏のエッセイで、一回のコラムに山盛りの映画の思い出、うんちくで、読みがいがあります。さすが御大。なにより、その当時の日本でグレープフルーツをさがしてみたり、試しに料理してみたり、食べ物に対する興味にあふれていて読んでいて楽しいです。これ以外に淀川氏の食べ物エッセイは見つけていないのだけどあったら読みたいなあと思わせてくれます。
     面白かったのは人によって映画の中の俳優さんの食べ方が「なってない」という話と「洗練されていてまねできない」という話が両方でてくること。もちろんみている人の主観なわけだからそういうことになるのですが、ちょっと「変なの」という感想です。

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著者プロフィール

〈銀幕の語り部〉〈映画の伝道師〉と称された映画解説者、評論家。TV日曜洋画劇場の“サヨナラおじさん”として親しまれ、鋭い映画の鑑識眼と絶妙の語り口で映画の魅力を伝えてくれた。1998年11月没。

「2022年 『淀川長治映画ベスト100&ベストテン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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