戦闘機 上: 英独航空決戦 (ハヤカワ文庫 NF 226)

  • 早川書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150502263

感想・レビュー・書評

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  • 「バトル・オブ・ブリテン」関係の本はこの本で2冊目です。この本は「バトル・オブ・ブリテン」を時系列で追う本ではなく「なぜイギリス空軍が勝利を得たのか? なぜドイツ空軍が負けたのか」その原因を分析した本です。

  • 1940年のバトルオブブリテン 英国上空の対ドイツ航空戦 の本。上巻のみを読んだレビュー。
    バトルオブブリテンの詳しい本はこれまで読んだことがなかったので下地作りにはいいかと購入した。

    以前読んだ「電撃戦」と同じスタイルの章立てを行っている。
    この上巻は航空戦の以前の流れと登場兵器、システムの解説。

    小説家が書いているせいか人物描写がこれまで読んだ本と肌合いが違う。
    面白い。面白すぎる。いささか大げさに書いているせいだと思う。
    ゲーリングとミルヒの言動はたしかにその通りだと思うが。
    作者のイギリス人的ユーモアかべらんめえ調がにじんでいる訳のせいか。

    この戦いに参加した航空機、両国の指揮系統・教育システム・防空運用が説明されててそれでいて退屈させない。一般人向けには十分すぎる本。

  • バトル・オブ・ブリテン周辺の英独軍部+α内輪話。メインは帯の通り航空線で、上巻は決戦前段階の試行錯誤編。戦闘機より作る人と作らせた人と乗った人がてんやわんやしてます。英側独側どちらの視点からも描いてますが、どちらも情けないエピソードまでしっかり書いてますので、偏重はないかと思います。ただ、なんか歯痒いです。

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