食卓の上のDNA 暮らしと遺伝子の話 (ハヤカワ文庫NF)

  • 早川書房 (1999年8月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784150502331

感想・レビュー・書評

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  • クローン羊のドリーが誕生した話をみんなは覚えていますか。いったいクローンって何なんだろう。全く同じ遺伝子をもった生き物。見た目は全く同じ。でも、遺伝子が全く同じなら、一卵性双生児(ふたご)もクローンだ。だけど、性格はだいぶん違うみたい。性格は何で決まるんだろう。遺伝?環境?本書を読むとクローンがどういうものでクローンの技術がどんなふうに使われるのかがよく分かります。今世紀後半、遺伝子の仕組みが徐々に解明され、科学技術の進歩によって、いろんなものが作られ、いろんなことができるようになって来ました。遺伝子組換え作物、人工授精、出生前診断。しかし、技術に頼りすぎていると、落とし穴にはまってしまいます。環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)、特にダイオキシンは最近騒がれているのでみなよく知っていることでしょう。この落とし穴にはまらないためにも、まず科学の基本的な知識を身につけないといけません。その上で、自分の頭で考え、判断できるようになってほしいと思います。その手助けになるのが本書です。大変わかりやすい文章で書かれているので理科が苦手な人もぜひ読んでみて下さい。そして、自分たちのこれからの生活についてよく考えてみると良いでしょう。姉妹編の「あなたのなかのDNA」も読んでみると、さらに生き物のことがよく分かるようになると思います。

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著者プロフィール

(なかむら・けいこ)長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)准教授

「2026年 『核なき北東アジアに向けて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村桂子の作品

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