スローライフでいこう ゆったり暮らす8つの方法 (ハヤカワ文庫NF)

  • 早川書房 (2001年3月16日発売)
4.00
  • (41)
  • (28)
  • (30)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 289
感想 : 43
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784150502508

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • もっと早く読みたかった。
    2001年に出てるのに。図書館でたまたま見つけたから、これも出会いなのかなぁ。
    ひさしぶりに読書ノートに、覚えておきたいこと書きとめた。

  • まさに今の私自身に必要な本だった。読んで良かった。この今の情報に溢れ、スピード、効率重視な現代社会が作った忙しない生活、そして人々の心までも忙しなく常に先へ先へと急いでいる。確かに何に効率が悪くても、人と人との繋がりがあったアナログな社会が、また現代でも生活をスローダウンさせることが、人の心を豊かにするということ。私自身、いつも生き急いでいた自分がいて、忙しない心にが自分の行動、話し方、性格全てに影響していることを気づかせてくれた。進化し続ける現代社会にこそ多くの人が生活をスローダウンさせることで人と人との繋がりがより豊かな世界に変わると思う。
    この本に出会えて良かった!

  •  活字中毒で四六時中さまざまな本を読み散らかしている自分にとっては耳が痛い話だった。
     あと……なんというか、情報過多の時代に、本来ならば手に入らないものまで目にできてしまうことの不幸さを思った。
     視界にはいるもの、手の届くもの、そして手の中にあるものを大切にして生きることが幸せの道なのかもしれない。満ち足りるためには、何もかもを受け入れるんじゃなくて小さな器を用意することなのかもしれないね。

     いろいろと考えるきっかけになった。良書。
    (だが宗教めいたお話が嫌いな人にはあまりオススメはしない)

  • ・急げば急ぐほど、ますます時間を失う
    ・人生における問題は、実はあなたの外にあるのではなく、あなたの心の中にあるのです。
    ・一時に一つだけのことをする。
    ・歩いているときはただ歩きなさい。座っているときはただ座りなさい。心をぐらつかせてはいけません。
    ・心をとどめる。
    ・人間には3つの要素 不活発、活発、調和がある
    ・好みがどんどん細分化していくと、物事を受け入れられる幅もどんどん狭まり、少しの隙間しか、残らなくなります。

  • 早起きして朝30分の瞑想もしくは啓発的な本を読むことを薦めている。
    テレビはNGらしい。

  • 意識を今に集中させること、そのための訓練として瞑想がいいこと、マントラというものを持つことが、揺れ動く心をあるべき場所に戻すのに有効なことが理解できた。

  • 心に響くフレーズ
    ① 意識をいつも現在におく。
    ② 最善をつくせば、何も心配することはない。心配事を持たぬ時、人は幸せなり。

  • 「2012年 POPコンテスト」

    所蔵なし

  • コーチング仲間に勧められた本。もっと、地に足をつけて生活しようという本。100%賛成。大事なことがかかれている。

  • スローダウン、一点集中、感覚器官の制御、人を優先させる、精神的な仲間を作る、啓発的な本を読む、マントラ、瞑想

  • スローダウンすること、一点に集中すること…、刹那的な安堵や快楽ではなく、人生そのものをよりよく生きれるようになるようなやりかたを、上から目線ではなく、私たちに寄り添った文章です教えてくださっている。

  •  スローといいつつ、結果としてスローにはならずにしっかりと歩めるという観点を持てる。マントラという呪文?にも興味がわく。ほんとにぶつぶつ言うだけで効果がでてきるのかは試してみてから、ということで開始。雑念にとらわれまくるも、4,5分ただ座るだけで違うということを発見。妙な情報が多いなか、かなり身になりそう。8つの手順は実はかなり難しいことであるが、意識したい。多くの無駄な啓発本を一掃した。

  • 目の前のことに、ちゃんと向き合って、やっていこうと思った。ながらナントカは、やめようって思った。いろんなことに丁寧でありたい。

  • 毎朝,遅刻遅刻と満員電車に駆け込み,あれもやらなきゃこれもやらなきゃとあくせくしながら生活し,ストレスと悩みを抱えながら冴えない顔で眠りこけて帰宅する日本人には必読の書じゃないかな

  • スピードばかり求めない事の重要性を説いている本であった。エイトポイントプログラムは以下の通りである。
    スローダウン
    一点集中
    感覚器官の制御
    ひとを優先させる
    精神的な仲間をつくる
    啓発的な本を読む
    マントラ
    瞑想

    簡単な事から始めるとすれば、まずはラーマと唱える事か。
    少しずつ実践していけるといいと思う。

  • サッカー長谷部さんの、心を整える、のような印象を受けました

    考えてみればそうなんです。

    自分が自分を焦らせている。最速が最善と思っている。

    まるで、首をしめるように。

    ひとつひとつに感謝と気持ちを込めたら

    どれだけ、QOLが向上するか・・・

    落ち着きと安らぎを心に根付かせて暮らしたいと思います。

  • これは面白い本でした。スローライフとは何か、これからを考えるには最高の内容でした。啓発本としてぜひ。

  • メンタルの落ち着けかたや、日々の習慣が心身に与える影響を詳細に書いてくれています。自分の中ではかなりオススメです。

  • 私にとって、タイムリーな作品でした(だから手にしたわけですが)(2009年、自分がかなりもがいていた時期です)。

    「最近なんかいろいろ上手くいかない」と、感じる人に読んで欲しい本です。


    本文にも書いてありますが、ゆっくり=怠惰ではありません。
    実際、著者はなかなか程度の高いことを書かれていると、感じました。


    現代人は、なんでもかんでもやってしまおうとして心が急いでしまっている。心をスローダウンする一つの方法として他人を優先することを著者は挙げられています。

    ふーん、なるほど、と思えることが沢山詰まった作品でした。

  • 現在の忙しいライフに関して、忙しく何でも詰め込もうとするから、本当の意味で心が成長しないんだと言っている本。
    人生の本質は心を成長させて行くこと、しかし現在の環境は何でも、ゆっくりと心でじっくり考え答えを出しにくくさせている。早め早めスピードを速くする事に価値を置きやすい。
    心を本当に成長させるためには、スピード早く成し遂げればできるものではなく、それなりに時間がかかる。
    そんな忙しい現在の環境下でもあらゆるものをスピードダウンさせて、心の成長をできるように勧めている。

    携帯やPCとか効率だけにこだわらずアナログな事をよく大切にしながら、
    瞑想したり、読書したり、音楽を聴いたり、ゆっくり歩いたり、心をゆっくり大切にする事に価値をおけるよう努力したいと思った。

全40件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1911年、インドのケーララ州に生まれる。英文学教授および著述家として活躍したのち、1959年にフルブライト客員教授
として渡米。1961年、カリフォルニア州にブルーマウンテン瞑想センターを設立。以来、1999年に他界するまで40年にわ
たり、アメリカの人々に瞑想を指導する。『ウパニシャッド』『バガヴァッド・ギータ』をはじめとするインドの古代聖典
の解説のほか、『マハトマ・ガンディ』『スローライフでいこう』『永遠の生命』など、著作は28冊にも及び、そのユーモ
アのある語り口と鋭い洞察で、今も読者を魅了し続けている。

「2013年 『人間ガンディー 世界を変えた自己変革』 で使われていた紹介文から引用しています。」

エクナットイーシュワランの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×