からだことば―日本語から読み解く身体 (ハヤカワ文庫NF)

著者 :
  • 早川書房
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 36
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150502713

作品紹介・あらすじ

「腹が立つ」なら腹で、「頭に来る」なら頭で怒る。では「むかつく」の場合はどこで怒っているのか?「肌を許す」とか「お肌の曲がり角」とは言っても、「皮を許す」とも「お皮の曲がり角」とも言わないのはなぜか?…日本人が無意識に抱いている身体観をはらんだ、「からだ」に関わることばを用いた言い回しに注目するというユニークな手法により、近代・現代の日本人像を浮かびあがらせる快作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • からだにまつわる言葉の色々。
    この本から沢山の発見と気づきがありました。
    良書です。

  • 学生時代にこの人の本を興味深く読んだ。
    それから随分時間が経って、久しぶりにまたこの人の本を読んだ。

    テーマごとにまとめられた16話と、「作家のからだことば」で構成されている。
    第1話「からだことばが消えていく」から2、3話あたりまでは、「今の若い人はからだについての言葉を知らな過ぎる!」という嘆き節(失礼)が目立つようで、少し鼻白んだ。
    けれども、やはり「肩がはる」から「肩が凝る」への転化とか、「皮」と「肌」の違いなどの話は興味深い。
    からだを軸にしてどんな認知世界が広がるのかということを考えさせられる。

  • 20090811 図書館

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1927-2017。東京生まれ。早稲田大学文学部史学科卒業。1966-97年、北里大学教授。後に同大学名誉教授。主に文化史、生活史の視座から病気、医療、死を考察した。1980年『死の風景』でサントリー学芸賞受賞。著書:『日本人の病歴』、『病いと人間の文化史』、『明治医事往来』、『いのちの文化史』、『生と死の現在』、『養生訓に学ぶ』、『生死のあわい』他多数。

「2018年 『日本人の死生観』 で使われていた紹介文から引用しています。」

立川昭二の作品

ツイートする