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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784150503611
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
量子コンピュータの基本的な概念を理解するための入門書であり、著者は自身も量子力学に挑戦している初心者であることを率直に伝えています。専門用語を極力排除し、様々なメタファーを用いて説明を試みることで、読...
感想・レビュー・書評
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この本に好感を持てるのは、著者も多くの読者と同様に、量子力学の概念を理解しようと格闘している門外漢だと宣言してくれていること。量子力学を直感的に理解することを放棄するところから始めるのがよいか?(なんだそりゃだが)
コンピュータの基礎や量子力学の基礎を様々なたとえで限界まで単純化して説明してくれるところからはじまる。(厳密性は敢えて放棄している模様)
量子チューリングマシン、量子暗号と話が進むにつれて、理解不能に陥ってぼんやりとしてしまった。(著者のせいではない。量子力学と私のせい)
しかしこれが実装されたら世の中がひっくり返るな。
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初学者には難しい内容だ。著者は様々なメタファーを用いて、極力専門用語を排除する形での説明をしようとするのは伝わるが、いかんせん概念的であり、理解できない。おそらくもっとわかりやすく本がいまはあるのでは。
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難しすぎてさっぱり理解できなかった。
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イオンや光子などの「量子」を使ってコンピュータを作ったらどのようなものであろうか、という幽玄なお話。
前半、レガシィ・コンピュータは0と1をめんめんと逐次処理するプロセスである、という説明は非常にわかりやすい。
ところが、本題の量子コンピュータの説明に入って、「量子は0と1の状態を同時にとることができる」なんていう記述が出て来た途端に激しくつまづくわけだ。身の回りの、いわば見かけ上の物理法則とは乖離した世界の話である。
いったいどうやってその量子をコントロールするのか。で、どうやって問題を入力し、回答を取り出すのか。まったくわからん。・・・この本にもその辺のことが書いてあったかも知れないが、全然読みとれなかった。ああ、知性の危機(笑)。
ともあれ、量子コンピュータというのがなんかあって、たとえばとても大きい桁の因数分解とか、タンパク質のふるまいとか、NP完全とか、総当たりで計算するとスーパーコンピュータでも千億年の単位が必要になる問題を解くためのブレイクスルーになるかも知れない、まったく新しいチャレンジであることだけはワカッタ。
こんな本を読んでいたら、たまたまIBMが開発している量子コンピュータに関するニュースが報道された。
そういえばデコヒーレンスとかNOT演算とかのくだりもあったかなぁ…(遠い目)。 -
量子の重ね合わせ状態は測定すると壊れてしまう。量子ゲート型コンピュータの計算過程は、情報を量子世界の中に留めたまま、キュビット同士がお互いに情報を読み取ることで行なわれる。すべての情報は計算が終わるまで厳重に隔離しておかなければならない。そうしなければ計算は失敗してしまう。
また、素粒子間のあらゆる相互作用は、時間に関して対称でなければならないため、量子計算は完全に可逆でなければならない。量子コンピュータに使う量子ゲートを一個一個の原子や素粒子から作るとしたら、そのゲートは計算を可逆な形で処理できなければならない。入力を出力に変換し、それを再び入力に戻すことが可能でなければならない。
量子コンピュータを構成するには、スピン、エネルギー、力学的振動、電荷、どれでもかまわない。大事なのは、その粒子を同じようにラベル付けした別の粒子との相互作用させることだ。 -
タイトルの通りの内容。入門者向けにはこの程度で解説するしかないよなぁという感じ。
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360円購入2013-12-18
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何をブラックボックスとして扱うか、
という点を明記しながら量子コンピュータの概要を解説。
全体を俯瞰して、そしてブラックボックスを1枚剥ぐ。
そのアプローチで解説を進めており、
全体像をつかむにはとても分かり易いと思った。
例え話を入れたり、
現在のON/OFFビットとの比較を入れたり、
著者の言う通り、
「(著者自身も含む)門外漢に分かり易く」
を意識した本だと感じた。
個人的には、
「重ね合わせの状態をどう"収束"させて解を求めるのか?」
というのが一番気になる点だったのだが、
結局のところ理解できなかった。。。 -
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まず、この本が2009年発行という事で、現在進行形の量子コンピューターの領域では、少し情報としては、古い部分も有るかと思う。
量子コンピューターが注目される理由とは、ノイマン型コンピューターが原則とする二進数処理にたいして、0,1とその両方の状態を取れるという量子の特性を用いて、量子の数の累乗で計算処理を増大できるというところ。現在の64bit処理を量子コンピューターで行うと、二の64乗通りの計算が同時に処理できるらしい。特に、現在のRSA暗号のベースになっている素因数分解が、あっという間?に解けるのが脅威という。
本の中では、コンピューターとは?という仕組みの話や、量子の特性、ショアのアルゴリズム(因数分解を周期(モジュラ算術を使う)で処理)、量子暗号、NP問題へと展開される。量子コンピューターが何なのか?を理解するのは、思考的にやはり難しい。 -
量子コンピュータの概要、歴史など。
内容は専門的でもないので、理系大学を出ていれば大体理解できるかと。読み物として読むなら、そこまでも必要ないです。
今や、ちょっと古いですね。新しい似たような本がでたら、また読んでみたいです。 -
不可解なミクロな領域の現象を科学する量子力学と、ミクロな領域に近づきつつある電子素子を用いて膨大なロジックを計算するコンピュータ。20世紀に誕生した2つの科学は、21世紀中に結びつくことは出来るのか。
量子コンピュータで必ず聞かされるのは『量子は0と1と”どちらでもある”の三つの状態を利用して、ビット列で表現しうる値を全て同時に記録できる』という説明であり、なんとなく理解できる気もするが、そこから一歩踏み込むと二つの壁に遭遇する。一つは論理的な問題。取りうる状態の全てを表現するビット列から、どうやって特定の値を取り出すのか。そしてもう一方が物理的な問題。何を用いてその状態を操作するのか。そこさえ把握できれば、後は量子ビットを用いて論理ゲートを作ればいいということになる。本書の説明は専門的な知識を必要としない構成になっており、確かに読み進めることはできるのだが、それゆえ完全な理解からはかえって距離を感じてしまい、とても自信を持って納得できたとは言えないもやもや感が残る。
何冊読んでもなかなか全容が掴めない深遠な領域だが、だからといってつまらないということはない。コンピュータでは実現不可能な、完全にランダムな数値の作成は、既に量子装置を用いることにより可能となっている。生きてる間に見られる未来は、ここにあるのかもしれない。 -
量子的振る舞いによって原子が二進法の0と1の相反する容態を取りうることで、それをコンピュータに利用すると計算速度が圧倒的に速くなる。それにも驚いたけれど、コンピュータの原理を知ってよりいっそう驚いた。要するに、0と1を、ANDやORやNOTで関係づけることで成立している世界だと知って呆然とさせられた。この本を手に取ったきっかけは、自分のコンピュータが壊れたから。読んでいるとむしろ、壊れないことの方が不思議。
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本書のテーマとはずれているけど 絵描き好きに参考になることが 第三章に 光子の振る舞いについて なぜそのように光が見た目 そう見えるのか 納得できる
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タイトルのとおり量子コンピュータを説明している.
分かりやすいように量子が一体なんなのか?というところからスタートしている.
サクサクと読めて,面白い.
詳しく知りたい場合はおすすめできないが,サックリと量子コンピュータの概要を知りたい場合は良いかもしれない. -
ズバリ題名通りの量子コンピューターの解説本。はっきり言って理解するには難度が高いのですが、量子コンピューターの基本理解はできます。実用化される日が来るのが楽しみというか、怖いというか。なんかすごいことが起きそうです。
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最初のコンピュータについての話と絡めた量子コンピュータへの期待の話が面白い。後半、ちょっと引き離されてしまったけど、読んでよかった。
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かなり難解な内容であったが、量子コンピュータが既存のコンピュータとは考え方そのものが異なることは理解できたし、量子力学で問題となっていることがそのまま問題として立ちはだかっていることも理解できた、また、限られた条件―超真空、極低温、強力な磁場など―が必要であるものの、既に量子ビットのコントロールや演算を行ったという事実は非常に驚いた。平易な語り口ではあるものの、前提として要求している知識のレベルは相当高く、また、後半に進むにつれて難解になり正直なところ半分も理解できなかった。ただ、量子コンピュータが存在していない状況においては仕方がないのかもしれない。つまり、ままだ存在していないものを解説しようとすること事態に無理があり、まだ存在していないものを理解するのにも無理があるということである。実現には様々な可能性があるため難解になっているだけで、実現してしまえば意外と簡単な仕組みなのかもしれない。
ジョージジョンソンの作品
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