Kitano par Kitano 北野武による「たけし」 (ハヤカワ文庫NF)

  • 早川書房 (2012年3月9日発売)
4.00
  • (12)
  • (15)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 164
感想 : 16
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784150503802

作品紹介・あらすじ

コメディアン、テレビタレント、映画人……。多面体・「たけし」の魅力をフランス人記者が引き出した名インタビュー、ついに文庫化

みんなの感想まとめ

多面的な魅力を持つ著名なコメディアンの素顔に迫る、貴重なロングインタビューを収めた作品です。フランス人ジャーナリストとの対話を通じて、著者の幼少期や漫才師としての成長、映画監督としての道のり、さらには...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2012年初版。フランス人ジャーナリストと北野武氏とのインタビューをベースにした作品。彼の幼少期・青年期を知ることができます。漫才師になったきっかけ、師匠との出会い交流、メガホンを取るようになったきっかけ。いろんな作品に対する思いなど。知ることができます。彼の世相・世界のあり方などの考えも知ることができます。面白い。ただ、残念なのは12年前の出来事に対する彼の考えなので、ピンとこないところもあります。出版以降の作品に対する思いや今、起こっている事象に対しての彼の考えなどを知ってみたくなります。続編が必要かと思います。

  •  こんなロングインタビューを受け、本になっているとは知らず、速攻入手、一気読み。う~む、色んな意味で「さすが」です。

  • 興味深い内容ではあったが、基本的には今までに聞いてきた内容、また映画についての思いは良くわかったものの自分には退屈。

  • そうそう、こういうのが欲しかった。日本人が書いた北野武論にはいまいち食指が動かなかったけれど、「ビートたけし」という偏見に汚染されていないフランス人ジャーナリストがインタビューをまとめた本とあって飛びついた。
    距離感が良かった。

  • 映画以外についても語っているが、とりあえずこちらのカテゴリに入れてみた。6年前の日本の状況を思い出す。

  •  北野武監督は2012年作「アウトレイジビヨンド」で16作品を数える。日本よりも海外で評価が高い、観ていない映画も含め近くのビデオレンタル屋にて北野監督全作品を観てみようと思い立つ。昨日は「アキレスと亀」を観てラストシーンでウルっときてしまった。意外とよい作品であった。このようにビートたけしを見直す助けになる自伝本である。

  • 分厚めの本ですが、インタビュー記事のためすらすら読めました。
    ただもっと自伝よりかとおもいきや主だった話が映画の話ばかりなのでそこに興味がない人にとってはつまらないと思います。

    内容で最も意外だったのが、慈善活動の話がでてくること。そして未だにゾマホンとの親交があるなど知らなかった話があり、新鮮で面白かったです。
    何より慈善活動でネクストの井上さんの名前が出てくるが一番びっくりしました。

  • フランス人ジャーナリストによる北野武へのインタヴュー。もう少し70〜80年代の北野武について聞いてほしいとも思ったが、全体として非常に読みやすく、たけしの様々な面を垣間みることができる。フランス人によるインタヴューという一歩引いた立場から、「日本人」としての北野武が浮かび上がってくる。インタヴューアーが前面に出てこず、たけしの語りによって構成しているのもいい。

  • 是非一読を!フランス人ジャーナリストがいい感じに北野武の本音を引き出してます。北野武は頭のいい人だなーと思います。

  • 「日本人はビートたけしを知るが北野武を知らない。フランス人は北野武を知るがビートたけしを知らない。」とは解説者の言葉。
    北野武監督の映画は敬遠していましたが、さらっと全作品の裏話などをまじえた内容もふんだんにあり
    すべてを網羅した気分です。

  • ―――映画の世界に入ったのは、この世に生まれてきたのとちょっと似てる。―――

    外国では「キタノ」
    日本では「たけし」。
    ビートたけしをよく知っている日本人は、北野武のことを知らない…
    という新しい視点のインタビュー本。
    彼が愛してやまないフランス、その国のインタビュアーと、通訳のゾマホンによって、幾度も行われた会合の記録。

    奔放だった父
    いなくなって尚、探し続ける母の姿
    深見千三郎師匠
    師匠に敬意を払ってはじめたタップダンス
    お小遣い制度
    バイク事故のリハビリ中に2倍増加した飲酒量
    時には家族より大事な軍団のこと…

    本書で特筆すべきは、自らの映画全解説!
    映画はたけしの分身なのだな…
    『キッズ・リターン』は、たけし再生の物語
    『HANA-BI』まで強かった自殺願望は、本作で手なづけ方がわかった
    『菊次郎の夏』で死から生へ
    『Dolls』は最初、ホームレスの男女の恋物語だったが、BROTHERの衣装さんが作ってきたものの突飛で派手なデザインに、脚本が変更した裏話など、監督北野武を好む人には必見のこぼれ話満載。

    たけしがもっと好きになる。

  • 絶望し、自殺を夢見る天才の独白。

  • 生い立ちから、近年の日本について考えている事まで幅広く
    網羅されている。

    たけし自身は、様々な著作があるのでそれぞれについては
    既出のものが多いだろうは思うが、それらが1冊にまとまってるのは
    なかなか無いのでは…?

    読んで思ったのは、非常に全うな気持ちを持っている人なんだなと
    思った。そして、根は本当に優しい人なんだろうなと感じる。
    もちろん、冷徹に見ている部分もあるけれど…。

    インタビュー相手がフランス人という事もあって
    分かりやすく、丁寧に答えている。
    日本人相手だと、こうはいかないのだろうな…。
    ま、ミシェルテマンさんの人柄も大きいのだろうと思う。

    にしても、日本は文化をつくづく大切にしない(=できない)国
    なんだなと思う。本書の中でもたけしが嘆いているが、

    文化は大切にしなければ、国全体が不幸になってしまうような
    気がする。右傾化するのではなく、文化を大切にする心を持とう。

  • いまや誰も知らない人のいない北野武。
    でも、北野武のことをよく知っている人は、おそらくほとんどいないのではないだろうか。この本を読んで、そんなことを思った。

    自分が生まれて、どんな生活を送ってきたのか。
    テレビ界についてどんなふうに思っているのか。
    どうして映画をつくるようになったのか。
    自分のそれぞれの映画について、どういう思いを持って、どんなふうにつくって、どんな反応があったのかなど、北野武の赤裸々な告白がつづく。

    新たな発見もいくつもあった。
    映画監督ははじめ、しようと思ってしたことではなかったこと。
    あの講談社フライデー襲撃事件のときの心のなか。
    北野武の母親に対する思い。
    それぞれ、新鮮な発見だった。

    あらためて、北野武は天才でもあるし、努力家でもあると思った。

  • 天才。
    あらゆる違和感を自問し卑下し客観視し
    受け入れ怖がっている人。

    分裂症であり誠実な人。

全15件中 1 - 15件を表示

著者プロフィール

ビートたけし。1947年、東京都足立区生まれ。72年ツービート結成。89年『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー。97年『HANA-BI』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。著書多数。

「2020年 『浅草迄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北野武の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×