人生は20代で決まる――仕事・恋愛・将来設計 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

制作 : 小西 敦子 
  • 早川書房
4.12
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本棚登録 : 281
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150504601

作品紹介・あらすじ

生涯賃金や将来のパートナー、性格が固まるのはこの時期! 人生を決定づける最も重要な10年間の過ごし方を指南する全米ベストセラー

感想・レビュー・書評

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  • 20代後半の女性という立場から
    本書では同年代で共通の悩みを持つ人たちとのカウンセリングが一つ一つストーリー仕立てになっているので、とても読みやすかった。
    昔と比べると、女性の大学進学など専門教育を受ける機会が増え、それによって仕事や生き方の選択肢が多様になったのはとても恵まれているしありがたいことである。
    ただ、いざ人生における結婚・妊娠・出産・子育てという大きなライフイベントを考えたとき。
    女性の生殖機能として妊娠しやすい年齢は昔から変わらない中で、学校を卒業して、生きていくスキルを身につけるべく必死で仕事に取り組みながら、一連のライフイベントについて考え、行動するというのはとんでもなく大変なことだと思う。
    若いうちに遊んでおきなさい、という人は自分の周りにもいたけれど、無責任だと思う。
    20代は今後の人生、誰とどのような生き方をしていきたいのかを真剣に考えなければいけない期間なのだと思わされた。

  • 何度でも読みたい。

  • 「人生を大きく決定づける出来事の80%は、35歳までに起こります」
    ロールモデルなき現代をどのように生きればいいのか、多くの若者は正解を探して著者の元に相談に訪れる。
    その相談者を取り上げて悩みや解決策、考え方を述べたのがこの本。
    我々はこのまま時間が過ぎればどこかへ行けると勘違いしてしまいがちだが、30代、40代になって何かを手に入れる人は20代で正しい方向へ走り出した人だけだ。
    人生に正解はなく残念ながらこの本に具体的な解決策が載っているわけではないが、きちんとプランを立て、結婚したいなら相手を探し、動き出さなければいけないよという焦りをもたらしてくれる。

  • 35歳までに人生の80%が決まる

  • この日本語タイトルからして一方的な印象があって説教臭い内容かなと思っていました。また30代以降は絶対悪なのかと思わせるようなタイトルで好ましくなかったけれど、実際内容はカウンセラーのメグ・ジェイさんの実際のカウンセリング体験やあらゆる学者たちのデータをもとに書かれているので、公平な説得力を感じました。(英題はTHE DEFINING DECADE Why Your Twenties Matter and How to Make the Most of Them Now。内容にマッチした小論文的タイトル。)また、海外ドラマでも観ているように、カウンセリングに来る人たちの話の例が書かれていて、ストーリーもあり非常に読みやすかった。(自分の仕事上、顧客と面談する機会があるので個人的にカウンセリングの参考にもなった。) 実際に自分が20代後半で、就職や結婚などの人生のイベントをしてきたり、これから30代以降をどう過ごすといいのか考え始めていたところでした。読み終わったあとは自分がこれから・または最終的にどうなりたいかを”考え”て、それを”今から””行動”しておく重要性をしっかりと理解できました。読んでいなければ「30代から何を始めよう」と、20代をこのまま漠然と過ごしてしまいそうでした。もちろん30代以降は何も変わらないという意見ではないけれど、今から準備しておくメリットを教えてくれる本でした。 また、20代は非常に悩みやすい時期だという記載があり、大学生の頃や新社会人経験で悩んだのとも重なりました。そんな風に仕事やSNS、恋愛(結婚、同棲、妊娠)など身近で、共感やイメージしやすい内容だったので自分に落とし込めました。

  • 日々の生活でふとこの本に書いてあることを思い出し、励みになる

  • 私は、もっと身を引き締めて20代を生きる為にこの本を毎日読み続けています。

  • 20代での決定、考え方や日々の過ごし方が、その後の人生に及ぼす影響について書かれた一冊。

    なぜ「好きなことをしている20代の若者」が、20代後半から「周囲から取り残された気分になる」のか、その点を明らかにしていくのだが、就職・結婚・出産といった決まり切ったゴール設定をした上での20代の過ごし方としての書かれ方なので、それ以外の人生を選択しようとする場合はあまり参考にならないような気もする。

    結婚相手の選び方、同棲することの害などなど、あまり語られることのないトピックも多く奥深いし、20代であれ誰であれ読んでおいて損はしないと思う。

  • 全ての人に勧めたい良書。20代になりたての頃に読みたかった。

    20代が一種のモラトリアムのように扱われ、以前よりも「子供である時期」のように捉えられがちな今の時代に対し、「20代こそが人生を決める重要な時期である」と強く主張する本。キャリア形成から恋愛、精神・肉体をテーマに、20代の重要性をわかりやすく、実感を持てる形で説いてくれる。

    中でも印象的だった内容をいくつか挙げると、
    ・人生で重要な出来事の80%は35歳までに起こる。
    ・無計画の生は、生きる価値がない(ソクラテスの言葉)
    ・20代にすべき事をたくさん残したままでいると、30代で巨大なプレッシャーがのしかかってくる。
    ・20代の期間は人生設計に無関係な夏休みではなく、人生でただ一度の、発展のためのスイート・スポットだ。
    ・アイデンティティ・キャピタルを蓄積せよ。
    ・ゆるいつながりこそ大事。
    ・選択しないことは安全ではない
    ・<べき>の専制に支配されるな
    ・人生はカスタムメイドできるが、ありふれたパーツからスタートする必要がある。「ふつう」にスタートすることこそが、事を成す方法だ。
    ・恋人とは、「重要な面で」似ている必要がある。
    ・前頭葉が完全に成熟するのは20歳から30歳までの間。20代は脳を良い仕事と良い人間関係に使わねばならない。
    ・仕事で不安や非力を感じない20代は、大抵自信過剰かフリーター。
    ・自信は内から外に出るのではなく、うまく行動した結果から生まれる。
    ・女性の妊娠率は30歳になると20代の半分に、35歳で1/4になる。老いた精子も、子供の様々な神経認知の問題を引き起こす。
    ・40代に親になった場合、幼児と老いた親の世話を同時にすることになる。
    ・30代ですでに自分の道を歩んでいるのと、30代になってから人生をスタートするのでは、大きな違いがある。

    20代はもちろん、これから20代を迎える中高生や、30代になった人、あらゆる子供を持つ親のみなさんにも勧めたい一冊。

  • TEDのプレゼントを見て、ずっと読んで見たかった本をほぼ日のイベントで古本100円で手に入れた。

    the 30’s is not the new 20’s
    人生の大事なイベントの8割は35までに起こる。
    30歳の妊娠率は20代の半分。
    ライフプランを立てて実行することの大切さ
    20代の頃から目標に向かって走り始めるのと、30からプランを立て始めるのでは雲泥の差。
    学校では就職や仕事のキャリアのフォローはするが、最も大切な人生設計のフォローはないこと。その設計の大切さを痛感した。

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