神は数学者か?―ー数学の不可思議な歴史 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫〈数理を愉しむ〉シリーズ)

制作 : 千葉 敏生 
  • 早川書房
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本棚登録 : 83
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150505073

作品紹介・あらすじ

宇宙構造から経済、言語まで、なぜ数学はわれわれの世界を説明するのにこれほど有効なのか。数学史を辿りながら壮大な謎に迫る

感想・レビュー・書評

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  • 請求記号 410.2/L 75

  • この世界のいろいろな物事を説明し予測できてしまう「数学」は人類が発明したものなのか、それとも発見しているものなのか、という視点から数学の歴史を振り返る。
    明確な結論はもちろん出ない。しかし人類が世界を前に数学的概念を作り出してそれを使って眼の前に広がる、あるいは目に見える範囲をずっと超えた世界も含めて表現しようとしてきたこと、そしてそれが驚くほど成功していることは間違いない。世界が数学で表現できて我々の生活がその恩恵をいつも受けていることは、普段は何気なく当たり前と感じてしまうが改めて考えてみると純粋に驚きを禁じ得ない。この「普通の事を改めて考えてみる」のを徹底するのが数学であり哲学だ。この本は哲学者の言葉の引用で締めくくられている。人間の本質はこの世界をわかりたいという欲求にあって数学や哲学はその純粋な道具として深められてきた。その試行錯誤の歴史を概観するのには良い本だと感じた。その純粋さを突き詰めたのはこの本の最も印象的かもしれないエピソードであるゲーデルのアメリカ市民権取得のくだりのおかしみかもしれない。でもここにおかしみができるのはこの世界は厳密な数学や論理だけでは成り立たない曖昧な部分も必要だということだろうし、もし神がいるならそれも神の意図ということになる。それは良い意図だと信じたい。

  • タイトルにつられて買ってしまった。 おれには難解すぎたということで点数低め。中盤、結び目理論からDNAの辺りだけ一瞬分かりやすくて(馴染みがあっただけかも)食い付けた。
    訳の問題というより、単なる自分自身の能力不足。

  • 借りてきました、、

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