グッド・フライト、グッド・ナイト パイロットが誘う最高の空旅 (ハヤカワ文庫NF)
- 早川書房 (2018年12月19日発売)
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感想 : 31件
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784150505349
作品紹介・あらすじ
雲の上は信じられないほど感動に満ちている――現役パイロットが空旅の愉しみと飛行機の神秘、上空で見た絶景について語り尽くす
感想・レビュー・書評
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空を愛する現役パイロットによる、空、旅、飛行機に関するエッセー。
やっぱりパイロットって、飛行機が好きな人が多いんですね(笑)。著者は、自分の愛する飛行機を飛ばすべく、パイロットになったという。
それと興味深かったのが、著者が意外に日本好きっぽかったこと。学生の頃、前職のコンサルタントの頃、そしてもちろんパイロットになってからも日本を訪問している様です。学生の頃は、日本語も多少覚えていたみたいですが、いまはすっかり忘れてしまっている様です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現役のパイロットが書いた珠玉のエッセイ。海外出張のタイミングを待って、満を持して機内で読了。
「私にとってパイロットに勝る職業などない。地上に、空の時間と交換してもいいような時間があるとは思えない」と語る著者のみずみずしく、詩的な文章から、空と飛行機と自身の職業に対する愛情がほとばしる。
飛行機の仕組みや航路の確認など専門的な内容から、コックピットから見る絶景、そして一期一会にも関わらず育まれるパイロット同士の友情の話まで。いくらかでも空や飛行機に興味がある人なら、パイロットにならなかった自分をきっと後悔するに違いない。
その中の一人になったワタシにできることは、次回のフライトで窓際席を取って、空の風景と主翼の観察をすること。著者がここで語ってくれたことを少しでも体感できるように。 -
人が好きなことについて語っているのを読むのは気持ちがいい。
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年末年始に久しぶりに関東へ行こう。その時に飛行機に乗りたい。ついでに、飛行機関連の本が読みたいなーと思いつきであっさり購入した本。
羽田に着いたのは良がなんとも年始からビックリな事故発生。
こちらの本を読んでいただけに、パイロットの方や客室乗務員の方は勿論、空港や空に携わるすべてのお仕事をしてる方に感謝しなければなと深く思った。サン=テグジュペリの夜間飛行も読んだことがないし、物理や飛行機関連の知識もほぼ皆無な自分でも、見たことのない景色を本書を通して見せてもらったというのが一番の感想。
独自の用語やパイロットになるとこんな視点なのか…とか、新たな発見もあり飽きなかった。もともとマシンや航空機に詳しくないのでピンときてない部分も若干あるので復習がてら二周目いこっと。 -
ブリティッシュ・エアウェイズのパイロットを務める著者が、パイロットだからこそ語れる空のことイロイロ。パイロットあるあるや、航空界ならではのエピソードなどどれも興味深く読んだ。私達は知らないけれど世界共通の空の常識、読み応えありありでした。
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パイロットによるエッセイ。
とても色彩豊かな表現で風景が目に浮かぶようでした。
専門用語の説明とかも挟まれており、今後、他の航空機関系が出てくる文章を読むときに役立ちそうです。
たまに挟まれる家族エピソードは、このエッセイの内容で入れなきゃ行けなかったかはちょっと疑問。
家族成分を減らして同業者成分を増やしても良かったかな。 -
専門用語が沢山な上に翻訳本で、その翻訳もお堅めの文章だったのでなかなかに読むの苦労した。純粋に楽しめたのは最終章くらい(笑) けれど風景描写(もはや情景描写)はとても美しく、生々しくて良かった。最終章で気付いたけど 離陸の章から始まって飛行中の章になり最終章は着陸(いろんな意味での)の章になってて結構そこは感動。
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少し難しかった。
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2025/04/26
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ここまで空の上を飛ぶことを美しく、神秘的に描けることがあるだろうか。飛行機が大好きな自分は、乗客が体験するのとはまた違った魅力がまだまだ沢山あることに感動しきりだった。
命の灯火がともり、全身に血が巡りはじめるように起動する航空機の演出など、航空機自身の描写も最高に美しかった。航空機は巨大な機械であり、空を切り裂いて進む翼であり、生き物なのだと感じさせてくれる。 -
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飛行機に乗るのが待ち遠しくなる一冊! 高度3万フィートから見下ろす絶景、精緻さとダイナミックさを併せ持つジェット機の神秘、地上とは全く異なるルールで動く上空の世界、同じように空を愛する同僚たちとの邂逅……雲の上は、信じられないほど感動に満ちている。ボーイング747を操縦して世界中を飛び回る現役パイロットが、空と飛行機について語る。「エコノミスト」誌など多くのメディアで年間ベストブックに選ばれた極上のエッセイ。
原題:SKYFARING A Journey with a Pilot
(2015年)
—- 目次 —-
はじめに
Lift:持ちあげる、あがる、高まる
Place:場所、空間、住所
Wayfinding:進む方向を決めること
Machine:機械、装置、仕組み
Air:空気、大気、無
Water:水、海、川
Encounters:出会い、遭遇
Night:夜、闇
Return:帰る、戻る、復帰する
謝辞
引用文献
訳者あとがき
解説 客室の小さな窓から/眞鍋かをり(タレント) -
なんとなく書店で目についた、現役パイロットの書く、空にまつわるエッセイ(手持ちは大判の書籍。装丁も好き)。
仕事の話で、時差ボケならぬ居場所のラグみたいなお話なんかも興味深い。空の上という特殊な環境下もあってか、先鋭集団でお仕事されているのだなと改めて思った。
理学的な美しさで描かれる表現も良い。専門的な知識等ある方ならより楽しめるだろうが、自分なりにも十分楽しめた。読むと飛行機に乗りたくなる。 -
ちょっと物理とかの話がおれには小難しかった
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空を飛ぶこと、空の世界をこれほど魅力的に描いた本がかつてあったのだろうか、と思うほど、文章で空にまつわる感動が表現されている。
これを読んだ後の人生では空の旅がより豊かなものになることは間違いない。 -
10代で読みたかった
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空港でこの本を読むと決めていた。
夜、ベッドの中でページをめくると、そこには世界が間違いなく
「空からの視点」で語られていた。
もちろん空だけではない、たくさんの街の空気や時間を感じられる。
そんな素敵な一冊だからこそ、飛行機と共に読みたいと思った。
出来るなら国際線の中で、ゆっくりと眠りにつく前にページをめくり、
旅先で読み終えて、帰りの飛行機の中で隣り合わせた方に渡して。と、
本も旅をするように、読みたいなと思った。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/765431 -
現役パイロットのエッセイ。
人が空に夢を抱くのはなぜなのだろう?
飛行機が好きで、常にコックピットからの景色が見られたらどんなにか!と思ってきたけれど、
このエッセイで美しく広大に広がる空の旅が少し出来た気がする。
パイロットが見てきた空の風景、陸の景色、瞬時に代わっていく空の移ろい、色、自然現象。
とても美しく描かれています。専門的な航空知識も分かりやすく交えて紳士的な文章。
珠玉の読書体験が出来ました。 -
旅客機のパイロットである著者が、仕事で見たものや感じたこと、その素晴らしさについて綴られたエッセイです。飛行機にまつわる単語を、それぞれの章のタイトルにされていて、その単語にまつわる話を語られます。ああ、飛ぶとはこういうことなんだなと、世の中で彼等しか知ることのなかった世界を感じることができます。旅客機に関する知識も得ることが出来、今後飛行機に乗ることが楽しみになるような一冊でした。
マーク・ヴァンホーナッカーの作品
