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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784150505424
作品紹介・あらすじ
夢破れた女性が生まれ変われたのも、スターバックスが社員のやる気を引き出せるのも、事故多発の病院が再生したのも、日々の何気ない行動を変えたのがきっかけだった。私たちの生活は習慣の集積でできている。だから、良い習慣を身につけ、悪い習慣を断ち切れば、人生を変えることさえできる。「習慣の力」を科学的に解明し、続けるための極意を説いた200万部突破のミリオンセラーに新章を増補した決定版。解説/隂山英男
感想・レビュー・書評
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図書館本
すごい本だった
元々私は習慣というものが大切だと感じていた
脳との関わりも強く感じていた。
習慣にすることが苦痛ではないタイプなので、良いと思ったことは継続するタイプ
ここまで習慣の必要性を表現できたことに感動する
毎日の行動の40%が習慣
きっかけ→ルーティン→報酬
個人、組織、両方に習慣があり
成功する企業には習慣が根付いていること
とても勉強になった!これからの人生に役立てたいと思います
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ほんの些細な習慣次第で、将来良くも悪くもなるという事例を紹介しています。
肝に銘じておこうと思います。 -
<この本で学んだ3つのこと>
(1):きっかけ ⇒ ルーチン ⇒ 報酬
(2):習慣とは、「努力の無意識化」と考える。
(3):良くない生活習慣を全部改めるのではなく、その原因を分析し、きっかけとその結果をつなぐ真ん中の習慣(=キーストーン・ハビット)を別のものにおきかえる。 -
習慣の力
著:チャールズ・デュヒッグ
訳:渡会 圭子
ハヤカワ文庫 NF542
良書 本書は、「習慣」とは何かを解説した書です
習慣は、【きっかけ】⇒【ルーチン】⇒【報酬】のループからなる。これが本書のメッセージである。
気になったのは、以下です。
■習慣を変えるためには
・習慣とは、大脳基底核に保存された、一連の行動のパッケージ(手順リスト、定跡集)である
だから、習慣のきっかけが発動すれば、その行動のパッケージを考えることなく実行ができる
・脳を損傷した患者は、基底核さえ破壊されていなければ、習慣を獲得、行動できるが、それがなぜなのかはわからない。
・習慣とは、考えなくても自動的にできてしまう一連の行動である
・習慣は、恵みでもあり、同時に、禍いでもある
・習慣は思っている以上に、私たちの生活に影響を与えている。その力があまりにも強いため、脳は常識よりも何よりも、習慣に頼っている
・悪い習慣をなくすことはできないが、変えることはできる
・たとえどんな執拗なものであっても、習慣は変えることができる
・切羽詰まった状況になると、習慣は以前のものにもどってしまう
・習慣を変えるためには、変わることができると信じることである
・きっかけと報酬が何かわかれば、ルーチンを変えることができる
■組織的習慣
・一番重要な習慣とは、それを変えれば、他のパターンを取り除いたり、つくり替えたりできる習慣のことだからだ。
・軍隊で学んだもっとも重要なことは、習慣を理解したことだ。
・小さな勝利:小さな強みを着実に積み重ねていくものだ
・継続的な改良:幅広く社内で批判し合う、という習慣から生まれた
・教育の中心にあるのは、きわめて重要な習慣を重視していることだ。それが、意思の力、である。
意志力こそが、個人の成功に求められる
・なぜ腕のいい外科医がありえないようなミスをするのか?
仕事のあと走るなど、意志力が必要なことをするなら、昼間は意志力の筋肉を温存しておかなければなりません。
・意思の力は、鍛えることができる
・スターバックスが出した答えは、自制心を組織の習慣にしてしまうことだ
私たちのビジネスモデルの基本は、最上の顧客サービスです。それがなければ、始まりません。
・仕事がうまくいかなくなるのは、転換点にぶつかった時だとわかった。
彼らに必要なのは、転換点にぶつかったとき、自制心を容易に働かせるように制度化された習慣だったのだ
・スターバックスは、社員が難しい状況に直面したときに使える。社員教育のための新しいマニュアルを作成した
・LATTEメソッド
Listen お客様の声に耳を傾ける
Acknowledge 彼らの不満を認める
Take action 問題解決のために行動する
Thank お客様に感謝する
Explain なぜその問題が起こったのかを説明する
・途中でやめてはいけないよ
・消費者の習慣を分析して、ターゲットを探す
妊娠している女性は小売店にとって、有望な顧客である
・人がなじみのあるものを好む
・音楽や言語を処理する部位は、パターンをさがし、なじみのあるものを求めるよう、つくられている
■社会の習慣
・社会習慣に影響があるのは次の3つ
1 友人とのあいだの社会習慣、そして親しい知り合いとの強い結びつきから運動が始まる
2 その運動がコミュニティの習慣となり、隣人や仲間たちをまとめる「弱い結びつき」の力によって拡大していく
3 リーダーが参加者に対し、新たなアイデンディや当時意識を感じられるような、新しい習慣を与える
この3つの段階が実行されたとき、運動はひとりでに進むようになり、臨界状態に達する
・友人が不当に扱われれば、ともに戦おうとする感情が本能的に湧いて来る
・「弱いつながり」としても知られる力である。その力が働くと参加することが容易になる。
・参加しなければ、つまはじきにされる、というコミュニティの圧力によって人々は団結したのだ
・多くの人々を解放する力を持つ伝道者とは、ごくふつうの社会生活を送りながらでも、キリストの従者になれると説けるものだけだ
・人々の恐怖心をあおって、キリスト教の教えを守らせようとしても、長くは続かない
信者に自分で精神的成熟に責任を持たせる方法はただ1つ。信仰という習慣を教えることだ
・ある運動を、コミュニティを超えて成長させるためには、運動自体が自力で進まなければならない
そして、それを実現する確実な方法は、運動の主体となる人々に自らどこへ行くべきかを見つけ出す、新しい習慣を与えることだ
・新しい行動を教えることで、参加者を追随者ではなく、自発的に動く、リーダに変えるということだ
・ギャンブルとは、貪欲の子供であり、不正の兄弟であり、害悪の父である
■まとめ
・わたしたちの生活はすべて、習慣の集まりにすぎない
・つまり、習慣とは、自分で選んだものであると、気づくことだ。
選択した結果が、やがて、反射的に起こる習慣となると、それが現実になるだけでなく、必然と思えるようになる。
・変化のフレームワーク
①ルーチンを特定する
②報酬を変えてみる
③きっかけを見つける
④計画を立てる
・(解説より)
習慣とは、努力の無意識化ということです
大きな改革の事実を生むには、小さくてもいい確実なひとつの事実というのは、経験からもそうです。
この小さな事実を成就させる一連の流れを具体的に進めることで4割と言わず人生のすべてがより良いものに変わっていくと私は思います。
目次
プロローグ
第1部 個人の習慣
第1章 「習慣」のメカニズム
第2章 習慣を生み出す「力」
第3章 習慣を変えるための鉄則
第2部 成功する企業の習慣
第4章 アルコアの奇跡
第5章 スタバと「成功の習慣」
第6章 危機こそ好機
第7章 買わせる技術
第3部 社会の習慣
第8章 公民権運動の真相
第9章 習慣の功罪
付録-アイデアを実行に移すためのガイド
ペーパーバック版あとがき
解説 「生活習慣 それがすべてです」陰山 英男
ISBN:9784150505424
出版社:早川書房
判型:文庫
ページ数:432ページ
定価:1020円(本体)
2019年07月15日発行
2021年09月25日3刷 -
こちら(↓)で書評を書きました。
https://www.rinen-mg.co.jp/web-rinentokeiei/entry-5830.html
「習慣を変えることで人生を変える」というテーマの本は、ビジネス書・自己啓発書を中心に汗牛充棟の観がある。
本書も、広い意味ではそうした「習慣本」の一つ。私も、「仕事に役立つヒントが得られるのではないか」と思って買った。
その期待はよい意味で裏切られた。仕事などに役立つ実用書としての側面もあるものの、もっと奥深い内容だったからだ。
本書は、ピュリッツァー賞も受賞した米国の一流ジャーナリストが、綿密な取材をふまえ、「習慣の力」を多面的に探ったもの。
脳科学、心理学などの分野で、科学的に研究されてきた習慣のメカニズム(習慣がどのように形成されるかなど)についても一章が割かれているが、基本的にはノンフィクションである。
つまり、「論より具体例」――習慣が個人の人生や組織を劇的に変えた事例を通して、その力を探ることにウェートが置かれているのだ。
たとえば、アルコール依存症を治すための巨大組織「AA(アルコホーリクス・アノニマス)」がなぜ大きな成果を上げてきたのかを、「習慣の力」に焦点を当てて検証している。
習慣のメカニズムが解明されてきたからこそ、ネガティヴな習慣である依存症から脱出する方途もわかってきたのだ。
また、大企業や大病院、スポーツチームなどを、習慣の力を利用して立て直した事例も多数登場する。
一般に、「習慣本」は個人の習慣に主眼が置かれがちだ。それに対し、本書は〝組織の持つ習慣〟にも多くの紙数を割いている。
〝組織の持つ習慣〟とは、たとえば企業なら「企業文化」「社風」と言い換えられるものだ。
企業には長年の間に形成された習慣があり、経営者も社員も無意識のうちにそれに束縛されている。
企業を大きく変えるには、〝組織の習慣〟を変えないといけない。それはたやすいことではないが、成功すれば、あとは経営者が逐一指図しなくても、個々の社員が行動を変えることによって企業はおのずと変わっていく。
本書には、その具体例がいくつも挙げられている。
つまり、本書には組織論としての側面もある。「習慣の力」で組織を変える方法を教えてくれる本でもあるのだ。
さらに、本書は〝社会の持つ習慣〟についても論じている。一つの社会が大きく変わるためにも、「習慣の力」が重要な役割を果たす場合があるというのだ。
その事例として挙げられているのが、アメリカの公民権運動。一つの章(「第8章 公民権運動の真相――社会運動はどのようにして始まるのか」)を丸ごと割いて論じられている。
……そのように、「習慣の力」がさまざまな角度から検証されていくノンフィクションなのだ。
自分の習慣を変える方法が知りたくて読む人から見ると、「そんな余計な話はどうでもいいから、早くコツを教えろ」と言いたくなるかもしれない。私も最初はそう思った。
だが、読んでいるうちにそうした気持ちは消えていく。ノンフィクションとしても一級品であり、面白いエピソードの連打で読者をグイグイ引き込んでいくからだ。
それでいて、読者が習慣を変えるための実用書としても、十分役に立つ。
日本のビジネス書に多い薄っぺらい「習慣本」など足元にも及ばない、読み応えある習慣本。 -
習慣を変えるというのは大変なエネルギーを使うと思いますが、「習慣の力」でその後の人生も変えられると思うと、日頃の生活習慣を改めて見直してみようという気持ちになりました。何気ない習慣がその後のベクトルを決めてしまうかもしれないと思うと考え方が変わります。気持ちの入る内容でした。
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習慣は、「きっかけ→ルーチン→報酬」の繰り返しでできている。習慣を変えたければ、代わりのルーチンを見つけること。
具体的に実行に移すためのガイドとして、付録に書いてあることがわかりやすかった。
変化の枠組み(フレームワーク)
1、ルーチンを特定する
2、報酬を変えてみる
3、きっかけを見つける
4、計画を立てる
↑の具体例
1、カフェテリアに行ってチョコチップクッキーを買って食べている
2、①外に出て周りを歩き、何も食べずにデスクに戻る
②カフェテリアに行くが、チョコチップクッキーではなくドーナツかキャンディバーを買って食べてからデスクに戻る
③カフェテリアに行き、りんごを買って食べて友達とおしゃべりする
④コーヒーを1杯飲む
⑤友人のデスクに行って少しおしゃべりをしてからデスクに戻る
①から⑤はどのようなことルーチンとなっている行動に自分を駆り立てているのかを見極めるのが目的。毎日デスクに戻った後で、最初に浮かんだ3つのことを紙に書き留める。感情でもいいし、とりとめのない考えでも良い。そして時計のアラームが15分後になるようにする。アラームがなったら、まだクッキーを食べたいと感じているか自分に問う。いくつか違った方法を試せば、自分が本当に欲しているものがわかる。習慣をつくり直すには、それが不可欠。
3、①場所②時間③心理状態④自分以外の人物⑤直前の行動を書き留める。これによって、真に自分が欲しているものがわかる。本当はクッキーが食べたいのではなく、「一時的に仕事を忘れること」がしたかった。
4、午後3時30分、毎日、友人のデスクに行って10分間話をする。やがてこれが機械的な行動となり、何週間か経つと、何も考えずにこのルーチンを行えるようになった。
以上が著者の実際にあった習慣化である。
陰山英男さんが本の最後に「生活習慣、それが全てです」と解説してあったのも面白かった。陰山さん自身の実践の中で、生活習慣は学習習慣に形を変えながら、その重みを実践が深まるほどに感じていた。学力こそ習慣の質によって形成されるもので、「勉強すれば学力がつく」と言うのはまったくの思い込みである。
習慣とは何か。それは「努力の無意識化」ということである。人間が生活を良くするためには様々な改善の努力を必要とする。しかし、その努力がまさしく努力として特別な重みを持っている間、残念ながらその成果が見えにくい。しかし、それを何度も反復し継続し、その努力が当たり前のものとなった時、その効果は劇的な変化を生んでいく。「歯磨きと同じように勉強しよう」陰山先生は子供たちに言っている。
陰山先生は、個人や組織の習慣を変えていくにあたり、極めて重要なポイントを挙げていた。それは、習慣化するプロセスの1つとして、人は問題を洗い出し、新たなことを提案し、1つの方向性に結論づける時、何かしらの形で「書く」作業が必ずあると言うことだ。「習慣の力」をより確実なものにしていくために、その過程の中で「書く」と言う作業の内容を高めていくことが必要だろう。また、まず何より、小さくても成功の事実を生み出すということも重要。成功の事実は個人に自信を与え、1つの習慣の改善は、その人の習慣全体の改善と波及していく。
【以下、おもしろいと思った内容】
第4章の「アルコアの奇跡」は、企業の習慣についてまとめてあった。アメリカのアルミニウム会社であるアルコアほど古くて規模の大きい企業では、スイッチを1つ入れれば社員がもっと働き、生産性が上がるとは期待できない。最初に手をつけるべき事は、誰もが(組合も管理職も)重要だと認める事柄だと考えた。社員を1つにまとめ、社員の働き方やコミニケーションの取り方を変えることに専念する必要があった。当時のCEOオニールはやらなければならないリストの最初に「安全」と書き、大胆な目標を立てた。怪我人ゼロを最優先すべきこととしたのだ。リストはきちんとした生活を送るための手段。
キーストーン・ハビットを変える、あるいはさらに進歩させることに専念すれば、他にも幅広い変化を起こせる。「小さな勝利」と呼ばれるものは、新たな習慣を作るのを助け、その変化が周囲に伝わっていくと、そこに文化が生まれる。しかしながら、そうした原則を理解することと、それを実現することの間には溝があり、それを超えるのにはちょっとした工夫が必要。
水泳選手のマイケルが行っていた習慣興味深い。毎晩優勝するイメージを具体的に持ち、架空のビデオとしてそれを何度も何度も再生するのだ。もしハプニングがあったとしても、そのことも含めてということを予想して勝利を積み重ねていく。
ちょっとした成功の瞬間に意識を集中して、それを精神的な引き金にすることが1番良い。それを機械的、自動的にできるところまで持っていった。
子供にピアノのレッスンを受けさせたり、スポーツに参加させたりすることは、とても大切。音楽家に育てるとか、サッカーのスター選手にするためではない。1日1時間の練習や、グラウンド15種の走りを自分に課すことで、自分をコントロールする筋肉を鍛えるのだ。5歳で10分間ボールを追っていられる子供は、6年生になったとき宿題を期限までに終わらせるようになる。
スターバックスの前社長ハワード・ビハールが「私たちはお客様に飲み物を提供するコーヒーのビジネスではなく、コーヒーを提供してお客様を喜ばせるビジネスをしている」「私のビジネスモデルの基本は、最上の顧客サービスです。それがなければ始まらない」と言っていた。スタバが出した答えは、「自制心を組織の習慣にしてしまうこと」だった。
親切な対応された学生と、ただ指示に従うように言われた学生とで、12分のテスト時間での集中力が全く違っていた。親切な対応されたグループは、「物事を自分でコントロールしているという感覚」があった。自制心を必要とする作業を頼まれたとき、それが自分自身の望みでもある(自分で選んだと感じられる、あるいは誰かの役にたつ作業なので満足感が得られるなど)時は、苦しいと感じる度合いが減る。 -
これは良い本だと感じています。
「習慣」(習性、中毒、ルーチン、反復、クセなど...)に関し、その形成、構造、変化、活用等について、様々な実験や理論、実際の例を引用しながら語られている本書。
また、習慣の主体を、個人、企業・組織、そして社会の、3つに書き分けられています。
私個人の習慣・クセの改善、仕事上の組織における業務改善、そして社会の動きの背景にある社会習慣の理解。
それぞれのレベル感で、私の今後の生き方にも影響するであろう本書。
折に触れて読み直したい一冊です。 -
実際には、組織や社会を、より良く、安全で、住みやすく、優しいものにするには、理念の共有と徹底が重要だ、という話が多い。もちろん読みやすく、面白い。
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強く書かれているのは習慣=きっかけ+ルーチン+報酬という仕組みで、これはイラスト付きで頭に入りやすく書かれている上、誰もが根本的に習慣というものを理解できるようにしてある。
習慣をどう自分のものとして取り入れるかに関して大事なことはやめたいという気持ちが1番強くなる瞬間いわゆる転換点に自分がどう対処するかを計画することと、きっかけ・ルーチン・報酬を自分の中で紐解き本当にその報酬が必要なものかを考えること。
「あなが変われると信じる」なら「変われると信じる」を習慣にすれば変化は現実になる、それが習慣の力で、つまり習慣とは自分で選んだものであると気づくこと -
「習慣の仕組みを理解するための枠組み」と「枠組みを変えるための手引き」
本書の巻末には習慣を変えるためのガイドラインがスッキリとまとめられています。ここで紹介されている手順は、すぐに生活に取り入れることができる内容になっています。
本書の事例は、依存症のケアや社会運動が起こる仕組みなど、馴染みのないものが多く読みやすい部類ではありません。(読み応えはありますが)
ただし巻末ではあまり触れられていない、習慣が定着するための要素も解説されています。
まずは巻末のガイドラインを読んでから、本書を読み進めることをおすすめします。 -
まずは最初の30%くらいで、習慣に関する脳の仕組みを学びます。
そのあとは、応用編になります。
・依存症を止める方法
・商品の使用を習慣化させるプロモーション
・組織の習慣を作り、組織の業績を高める
・犯罪
などなど・・・
本当に、最初に読んだ仕組みだけで、応用編が説明できるのかよくわからない部分もあるのですが。よく考えてみようと思います。 -
ビジネススキル・プリンシプルの中に出てきたため読んでみた。これは読んでおいた方がいい本。思い返すと自分の中でもある事がキーストーンハビットとなり行動全体が少し変わった経験があるように思う。その後元に戻っちゃったものもあれば継続できているものも……意識して良い方向性の習慣を身につけられるのならこれほど強い味方はない。地下鉄火事こわい。
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きっかけ→ルーチン→報酬のサイクル。
自分は継続するほうの人間だと思っているが、都度意志決定をしているようではまだまだ。
良い習慣をどんどんつくっていきたい。 -
著者の「生産性が高い人の8つの原則」を読了後、オーディブルで本書を聴いたのですが、あまりに面白かったので文庫版を購入し、即読み切りました。
原題は「The POWER of HABIT」でそのまんま。
で、「habit」という単語の意味を見てみると、習慣だけでなく、癖、中毒、習性、反射的な反応、という意味も含まれています。
本書を読む上では、それらの意味の方がしっくりくると思います。
「生産性〜」と同じく、具体のエピソードに基づく内容であり、読み物としてとても面白い。
ファブリーズが大ヒットした理由、NFLチームの大逆転、スタバの育成プログラム、病院での医療事故などなど、習慣の持つ力の凄さや恐ろしさを雄弁に語る物語の数々に引き込まれます。
ギャンブル依存の話は、特に背筋が寒くなりました。
百ます計算でお馴染みの隂山英男氏による解説も秀逸。
習慣とは努力の無意識化であり、それこそが劇的な変化を生む、という隂山先生の考えは、まさに本書が訴えようとしているものです。
あと、個人の習慣のみならず、組織の習慣も非常に大事だということがよく分かりました。
組織の習慣とは、社風とか会社文化と言い換えてもいいと思うのですが、組織に根づいた習慣が構成員の行動も左右し、それが組織の行く末も決めてしまう力があるということは、よく覚えておきたいと思います。
自分自身も、少しずつ習慣を変えていこう。 -
様々な企業の事例や、研究結果が盛り込まれており、学術的に習慣を作ることが重要であることがわかった。
しかし、この本を読み終んで一番に思ったことは、論文を読んでいるようで、趣味である読書が、「仕事の一部の読書」のように感じてしまった。せっかちな私にとって、もっと手っ取り早く知りたいと思うまでしまった。 -
習慣の構造を紐解き、習慣がなぜできるのか、悪い習慣を良い習慣に治す方法を解説する。
習慣の構造は「きっかけ(仕事で疲れる)」→「ルーチン(間食)」→「報酬(ストレス解消)」となっている。一般的にはルーチンの部分だけが習慣と思われやすいが、必ずきっかけと報酬が存在している。
悪い習慣を治したいのであればルーチンを我慢するのではなく、正確なきっかけと報酬を認識し、きっかけが発生した時に別のルーチン(運動や人と話すなど)で報酬を満たすことができれば悪い習慣を改善することができる、らしい。
このアプローチでそろそろつけるか、"運動の習慣"ってやつを。 -
私たちの行動は、実に4割は習慣に基づいているらしい。個人の習慣が形成される過程、それが組織や社会にも当てはまることが論じられている。これらの過程を紐解き、別のよい習慣を形成することで個人も、組織も、そして社会もよりよくすることができる。
本書を読んで、ダメな習慣を良い習慣に変えていく術を知ることができた(なかなか難しそうではあるか・・)。では、持っていない習慣を新たに身につけるには、どうしたらよいのだろうか?この点も知りたくなる。 -
習慣の力というテーマは、人間の営みにおいて大きな影響力のあるものの一つだろう。どうして我々は自分でコントロールできずに毎食後にドーナツを追加し、寝る前にカフェインの効いたコーヒーを飲み、ギャンブル中毒になり、誤った判断繰り返すのだろう?そこには「きっかけ」と「報酬」が明確に関わっており、人間の脳神経回路の営みで科学的に説明ができるようになった。科学的な視点から行動をコントロールすることで、歴史的な商品となったファブリーズや、ロンドンのキングス・クロス駅の大火災、アルコア社の業績回復に至るまでの大きな社会的影響を与えうる人間の営みを理解することが出来る。結果の裏にある習慣を理解することで、我々は行動を極めて合理的にコントロールできるのである。
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