レベル4/致死性ウイルス (ハヤカワ文庫NF)

  • 早川書房 (2020年9月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784150505639

作品紹介・あらすじ

水道なし、電気なし、医療未整備--アフリカの過酷な状況下の死闘を、米CDC特殊病原体部の伝説的リーダーとその妻が自ら綴る

みんなの感想まとめ

ウイルス研究の最前線での経験を描いたこの作品は、著者自身の視点から、危険なウイルスとの戦いをリアルに伝えます。CDCの特殊病原体部での活動を通じて、エボラ・レストン株などの実際の事例を交えながら、ウイ...

感想・レビュー・書評

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  • covid-19のアウトブレイクによって、私たちの住む環境には恐ろしくたくさんのウイルスが存在していて、その多くをまだ人間は知らないということを改めて思い知ったが、「ウイルスにとっては人間こそが侵入者である」という本書の言葉を見てこれは面白そうな本だと思って手に取った。致死性が高くレベル4に分類されるようなウイルスを探し対処するために地球上どこにでも飛んでゆく著者のような人達の働き方はとても尊敬する。
    ただ、原書が出たのが1996年と知って途端にがっかりした。内容が古く、最新の研究結果が反映されていないからだ。その古さゆえか、異なる人種や文化を軽視するような描写があるのも残念。また、著者2人の冒険譚であるので、ウイルス一つ一つやアウトブレイクがその後どうなったかまでは書かれず、個人的には中途半端に終わって閉まっている印象を受けた。致死性ウイルスはどこからやってきて、何がアウトブレイクの原因になるのかを知るためにはわかりやすい本。

  • CDCなどにおいて、ウイルス研究に携わった二人の話。

    エボラ・レストン株の話とか、CDC創設の話とかは、他の本で読んだことがあります。これはそれらについて、別の視点=中の人の視点で書かれたという事が興味深いです。CDCのウイルス研究者が、どのように世界中のウイルスと戦うのかという事が、ほんのちょっと垣間見れた気がします。

  • アメリカCDC特殊病原体部の第一線で、危険なウイルスの蔓延する現場を戦い抜いてきた著者の自伝的な作品。
    医師が書いているだけに大袈裟な誇張もないのだが、淡々と語られていても、ウイルスに対する恐怖や好奇心が掻き立てられる。新型コロナを契機に疫学に興味を持たれた方はぜひ読んでみてもらいたい作品。

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著者プロフィール

武者圭子静岡県生まれ。翻訳家。訳者に『サークル・オブ・マジック 魔法の学校』(小学館)、『あの瞬間、ぼくらは宇宙に一番近かった』『世界を旅した猫ヘンリエッタの華麗な生涯』(ともに講談社)、『砂漠の女ディリー』『ロケットボーイズ』(ともに草思社)などがある。

「2016年 『文庫 ロケットボーイズ 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

武者圭子の作品

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