人生が変わる宇宙講座 (ハヤカワ文庫NF)

  • 早川書房 (2020年11月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784150505653

作品紹介・あらすじ

米で人気のTV番組《コスモス》の司会を務める米天体物理学者による入門書。一冊でわかる宇宙講座の決定版! 解説/渡部潤一

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

宇宙の神秘を探求するこの書籍は、宇宙の誕生からその広がりまでを分かりやすく解説しており、読者に新たな視点を提供します。著者は、宇宙のスケールと人間の感覚の違いを強調し、地球での常識が宇宙では通用しない...

感想・レビュー・書評

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  • ニール・ドグラース・タイソン「人生が変わる宇宙講座」読了。SFの宇宙ものの本や映画を時折みるのが好きだ。例えば、ソラリスやinterstellar など。それらには強い感銘を受けたが、ふと宇宙に関する背景知識があればもっと深く楽しめるのではと思い本書を読んだ。どのトピックも興味深く十分本来の目的を果たしながら楽しめた。ちなみに太陽と月が同じサイズに見える理由に驚きと畏敬の念を感じた。具体的には、太陽の直径が月の400倍であり、太陽と地球の距離が月のそれに比べ400倍なので、結果として直径と距離の関係から相殺されて同じに見える。日食でピッタリ重なるのも納得できる。ただし、それが偶然なのか何か因果関係があるのかは本書からは読み取れなかったので知りたくなった。もし何方かご存知でしたら教えてください!

  • これは読みやすい。「人生が変わる」のタイトルも伊達じゃない。ページ数がそれほど多くないのも読みやすさに貢献している。第1章で宇宙の誕生の物語が語られるけど、宇宙誕生から1兆分の1秒後、100万分の1秒後などに何が起きたか書かれており、2秒後あと、38万年たいしたことが起こらない、という記述に、ビッグバンの急激さが伝わる。

  • 残念ながら読んでも人生は変わりません。雑学の内容の方が面白かったのは皮肉です。例えば、ミズーリ州はshow me state = 疑い深い州で有名だとか、宇宙の構成要素で鉄が最重要だとか、地球に現れる高山やマリアナ海溝などの凹凸は外から見ればほとんど球体と言えるだとか、数千個の小惑星のほとんどが一億年以内に衝突するとか、地球型惑星が天の川銀河だけでも400 億個あるなど。ちなみに、監修者の渡部潤一氏は担当した監修本に満足したためしがないらしいのですが、なら断ればいいのにねぇ。

  • 訳者後書きにあるように、薄い小冊子ながら知識の細切れというよりは著者のユーモアも交えながら天文学の歴史を感じることができた。

    一貫して著者の念頭にあったのは
    「地球でのふつうは宇宙でのふつうではない」
    という言葉に集約できるだろう。

    ただ、最終章には著者の想いが強く出てしまったのだろう。読んでいて非常に違和感を感じてしまった。
    本書のタイトルが著者の想いであることから主旨としては良いのだが、これまでの宇宙スケールの話が極端に一個人のスケールにまで収束してしまい(書いてある内容は宇宙視点の話なのが皮肉である)、言い方は悪いが著者がアメリカ人気質が全面に出てしまった感が否めず、残念であった。

  • 単行本『忙しすぎる人のための宇宙講座』から改題されたそうだけど、元のタイトルの方が良かったんじゃないか?しつこくつっこむなら「忙しい人のための」が。
    確かに最後の部分は、価値観というか近視眼的なものの見方の変革を迫る感はあるけど、そこに辿り着くまでは、どうにもタイトルへの違和感がつきまとう。
    このレベルの内容をさらっと理解できる人には、目新しいこと書いてるわけでもないし、この内容が人生変わるほど新しく感じる人は、多分内容を理解できない気がする。

    あと、薄さから「このくらいなら読めるかも」と思うと、それなりに時間かかるかも。読みやすいことは読みやすいけど。

  • 非常に面白い本だった。よみやすいので一気に読めた

    138億年前に生まれた宇宙が膨張をつづけていくうちに、非対称(10億1:10億)になり、対消滅がなくなり、クオーク・素粒子がうまれ、温度が3000度を下回ると、電子が原子核に捕まり、水素やヘリウム、リチウムが生まれる。あとの元素は恒星内部の核融合で作られた。物質ができて、光も移動できるようになる。

    ダークマターは、ブラックホールとちがって他の物質と反応はしないが、質量=重力だけはある物質で、宇宙の感知可能な物質の6倍はあるそうだ。これがないと、銀河や銀河団の動きは説明できない。

    ダークエネルギーは宇宙の膨張をつかさどるエネルギーらしい。

    このほかに宇宙マイクロ放射(宇宙草創期の光の周波とエネルギーが落ちたもの)、これが観測できるために、宇宙論が科学になったところも面白い。

    系外惑星の探査なども面白い。ケプラー望遠鏡によって3000近くがみつかっている。中国の巨大電波望遠鏡プロジェクトFASTなどについても紹介がある。

    最後は、宇宙的視野をもつと、人類の小ささも、人類がいることの奇跡も分かるということを指摘している。

  • 外人の書いた本はつまらないにまたはまってしまった。さらに文庫化時にタイトルを変えるという猪口才な手にもはまってしまった。元素の説明以降はもう読む気がしなかった。変に物語風にしているのが全くはまらず読む気が失せた。先月から宇宙関係ばかり13冊読んできたが、その中で一番つまらなかった。こんなんで人生が変わる奴いたら笑う。

  • 宇宙に関するベーシックなことから、先端のトピックや課題をとても平易な言葉でメタファーを用いながらとても分かりやすく説明している。各所にウイットに富んだ表現が散りばめられ、何か物語でも読んでいるように楽しく読み進められ、これまでの自分の知見を体系的に整理もできた。更に、宇宙的視野を持つことの意味も教えてくれる。

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