タイガーと呼ばれた子〔新版〕 愛に飢えたある少女の物語 (ハヤカワ文庫NF)
- 早川書房 (2021年1月21日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784150505684
作品紹介・あらすじ
7年ぶりに現れたシーラはオレンジ色の髪をしたパンク少女だった。やがてシーラの口から過去に受けた虐待の事実が明らかになる。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
人生の経験や人間関係の本質を深く考えさせる物語が展開されます。主人公シーラの成長や過去の虐待に向き合う姿は、読者に強いメッセージを伝え、心の芯に響くものがあります。特に、母親宛ての手紙では、シーラの解...
感想・レビュー・書評
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その瞬間が良かったなら、人生でプラスな経験になる。と今まで単純に思っていましたが、この本を読んで少し変わりました。その経験から何かを掴み、心の芯に何かが残るくらいの強い経験にならなければ、その後はただ失う辛さとそれを乗り越えるための辛い時間にしかならないと。
何を人に伝えたいか。何を人から受け取りたいか。日頃から流されず、本質を求めていくことの重要さ。そんな大切なことをたくさん考えるきっかけになりました。 -
最後に出てくる、お母さん宛ての手紙に心打たれる。
シーラが母親に執着せず、かといって恨むでも突き放すでもなく、母を想いながらも今は解き放たれて充実な人生を送っているのが伝わってくる。前作に続き、分厚い本を頑張って2冊読んできたことを良かったと思えるラストでした。 -
個人的には前作のシーラという子、より好きでした。勢いのある話ではないけど、色んな場面や言葉が本当に心に残りました。生きるってこと、考えさせられました。
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「シーラという子」の続編。
シーラが成長していくにつれて、過去に向き合っていく姿や、トリイがそれに愛情深く伴走していく姿が心を動かす本でした。トリイが先生であり友達であり母の役割をしながら、余裕がなく戸惑ったり怒ったりしているところがリアルでストーリーに引き込まれました。
本気で人に向き合うお手本のような本だと感じました。 -
前作「シーラと呼ばれた子」が心に残ったのでその後のシーラはどうなったのか気になって手に取った。
前作ではトリイとシーラに引き込まれてフィクションかと間違うほど物事が良いように流れてきたのに対して、今作はやはり現実はそんなに簡単じゃない、これはノンフィクションなんだと改めて気付かされる内容。ただそれも含めてとても読み応えがあった。
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