ハロウィーン・パーティ (ハヤカワ・ミステリ文庫 エルキュール・ポアロ)
- 早川書房 (1977年10月18日発売)
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感想 : 12件
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784150700263
感想・レビュー・書評
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#赤背表紙のクリスティーを再読するプロジェクト 026
ハロウィーン・パーティの最中に少女が殺され、パーティに出ていたオリヴァー夫人が、ポアロに事件解明を依頼する話。被害者が皆少年少女なのが痛ましいが、ポアロとオリヴァー夫人の関係性がとても良い感じ。 -
繁忙期で、ブランク時期をかなり開けながらの読了となったので内容が今一曖昧になってしまった。
しかし、メルヘンな舞台での凶行だったので、それだけでも楽しめた。
(2012/12/30 読了) -
名(迷?)脇役のミセス
・オリヴァが登場するポアロシリーズ。スペンス元警視も出てくれて、イギリス紳士すきには嬉しい限り -
1969年発表
原題:Hallowe'en Party -
昔からポアロシリーズが大好きで、
ある時、一気にこのシリーズばかり何冊も続けて読んだら、
少しばかり食傷気味となり
(美味しいものも食べ過ぎるとお腹にもたれる、って感じ。)
しばらくお休みしていたが、
今年のハロウイーンの季節に、この作品の存在を突然思い出し、
雰囲気を楽しみながら読んでみたいと思い、手に取った。
クリスティー女史、79歳の作品とあって、
主人公のポアロも年を取り、若干性格も丸くなっているが、
頭脳の鋭さは相変わらず。
被害者がうそつきの女の子。
ハロウイーンのパーティの準備の際、
「過去に殺人事件を見た事がある。」と言ったその女の子が、
パーティの最中に、りんご食い競争で使われる水の入ったバケツの中に
首を突っ込まれて殺される。
そのパーティに居合わせた推理小説家のオリヴァ夫人が
友人であるポアロに助けを求め、
二人はこの殺人事件の調査を始める。
うそつきの女の子が言った「うそかもしれない殺人事件」である
「この土地で過去に起こったいくつかの殺人事件」に注目して、
関係者に聞き込みをしていくポアロ。
真相解明の大切な鍵が隠されていそうな幻想的なデザインの庭。
そこで遊ぶ妖精のような女の子。
シェークピア作品に登場しそうな一癖も二癖もありそうな女性に、
ギリシア神話に出てきそうな美しい男性。
若干、色々な内容を盛り込み過ぎの感は否めないが、
最後には、そんなバラバラな素材を、ポアロの活躍によって
見事一つにまとめるクリスティー女史の文章は、まさしく何十年も
ミステリーを書き続けてきたベテラン作家の職人芸である。
現在は、ハロウイーンというイベントが大分日本に浸透しつつあるが、
本作品の初版が刊行された1977年当時、
このようなお祭りの存在を知らなかった日本の読者に、
「ハロウイーン・パーティ」の雰囲気を伝える事は、
大層大変な作業だったのではないかと、
翻訳者の中村能三氏の苦労が伺える。 -
異質のミステリー、とでも言いますか
犯人の考えていることが
間違いなく狂っているとしか思えない本です。
というか、何のつながりもなくなってくるので
読んでいて一人取り残されてしまった気がします。
この作品は特に悩まされる、と言うものではないですね。
作品としてはあまり評価できるものではなかったです。
著者プロフィール
中村能三の作品
