牧師館の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (1978年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (100ページ) / ISBN・EAN: 9784150700355

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

小さな村の牧師館で起こった殺人事件を通じて、個性豊かなキャラクターたちが織り成すドラマが展開されます。一見平穏なセント・メアリ・ミード村は、実は様々な人間関係や秘密が絡み合い、事件の背後には複雑な真実...

感想・レビュー・書評

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  • 何度も読み返している、私の大好きなミス・マープルの第一長編です。一見平穏なセント・メアリ・ミード村は、実は曲者だらけ。
    傲慢でトラブルメーカーの治安判事が牧師館の書斎で射殺され、チャラ男の画家が自首してきて…と、大混乱! 濃いキャラたちが目まぐるしく動き回る中、我らがミス・マープルは、静かに観察し、考えを巡らせて、真犯人の目眩しをズバリ見破る。ああ、やっぱりたまらない! 

  • 初マープルシリーズ。
    詮索好きなマダム達がちょっと鬱陶しい。
    犯人かと思ったらやっぱり違っているかと思ったらやっぱり犯人だった。

  • イギリスの小さな村セント・メアリー・ミードで殺人事件が起こった。殺害現場はこともあろうに村の牧師館の書斎。殺されたのは村人から嫌われていた頑固な判事で、多くの人がなにかしら殺害の動機を抱えていたが、思わぬことに犯人が自首してきたことにより事件は容易に解決すると思われたのだが…。村に住む老嬢ミス・ジェーン・マープルが推理力を披露する初長編作品。といっても、マープルはこの話では多くの詮索好きでおしゃべりな意地悪ばあさんたちの一人と見られていて、あまり表だって出てこない。牧師による一人称で物語が進んでいく中で、マープルの周囲に対する異様な観察力が次第に目立つようになる。【以下ネタバレ含むため未読の方はご注意】小さな村ではお互いが周りの人の行動を監視しているかのような状況で、住民同士のいざこざや関係を整理し、目撃者の数多くの証言をもとに推理を組み立てるのは如何にも面倒そうで、警察もなんだか振り回され気味。事件現場となったことで否応なく当事者になってしまった牧師が、刑事や村人から聞きとった話をもとに独自に捜査するものの、一向にらちが明かない、そんなときにマープルの言葉が頼りにされる。一番意外な人物が真犯人という発想を再逆転させたところが見事!これには騙された。最後に掲載された訳者・田村隆一氏の「クリスティー的殺人舞台:死体にだって見覚えがあるぞ」という詩(?)も面白い。(2010.4.26再読&感想)

  • ミス・マープルシリーズの最初の長編物語。小さな村の牧師館で起こった殺人をヴィクトリア朝時代然とした老嬢が解き明かす。ストーリー自体は牧師の目線で進むので、マープルさんの登場はやや少なめだが、二転三転する展開がやはり面白い。

  • この推理小説は、同氏の推理小説の内二大探偵の一人「ジェーン・マーブルの何作かめです。

  • #赤背表紙のクリスティーを再読するプロジェクト 019

    田舎の牧師館という特殊な場所で、気難しいおっさんが射殺されると、直ぐに自首してきた男女がいるのにあっけなく茶番劇だとバレて話がこじれていく話。マープル物らしさ満載の作。

  • つまらない。登場人物のキャラクターが掴みにくい、覚えにくい。一番最初に疑われて一番最初に嫌疑が晴れた人が犯人ってのはポアロでもあった気がする。残念。

  • かのミス・マープル最初の事件。事件自体は二転三転としていき、最後にオセロを一気にひっくり返すように反転していく点は快感であるのだが、読者がその流れ(細かすぎる伏線も含め)に付いていけるかどうかだろう。
    人物一覧がある割に登場人物が把握しづらい(結局アーチャーって誰なのよ)、誰の発言なのかが分かりづらいところがある、そもそも「殺人事件」という空気でないetc...。
    有閑マダム達がゴシップ感覚で事件に触れ、また、解決もせず殺人犯が近くにいるかもしれないという状況なのに、これ以上の事件は起こらないと決め付けて生活しているので緊張感がない、というのは賛否分かれるところかと思う。
    現に殺人は一件のみである。早いところその空気に慣れてしまえるかどうかが意外と重要だろう。
    いわゆる本格の空気というものなのだろうか。それにしても、自分が殺されるかもしれないという恐怖をもう少し抱いても良さそうなものだが。

  • 良くも悪くもありがちなケースのミステリー。
    マープルシリーズではあるものの
    彼女の推理がそんなに
    さえわたっているわけでもないし…

    この作品、
    やたら他人のゴシップやら
    不幸を楽しんでいるので
    読んでいて不快に感じるかもしれません。
    でも人間だから仕方ないのかも…

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著者プロフィール

1890年、英国、デボン州生まれ。本名アガサ・メアリ・クラリッサ・ミラー。別名メアリ・ウェストマコット、アガサ・クリスティ・マローワン。1920年、アガサ・クリスティ名義で書いたエルキュール・ポアロ物の第一作「スタイルズ荘の怪事件」で作家デビュー。以後、長編ミステリ66冊、短編ミステリ156本、戯曲15本、ノンフィクションなど4冊、メアリ・ウェストマコット名義の普通小説6冊を上梓し、幅広い分野で長きに亘って活躍した。76年死去。

「2018年 『十人の小さなインディアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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