アクロイド殺し (ハヤカワ文庫)

  • 早川書房 (1979年2月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (100ページ) / ISBN・EAN: 9784150700454

感想・レビュー・書評

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  • 結末知ってるのに再読なんて昔は考えられなかったが、クリスティーを読み倒したいのと、トリックを知っていても楽しめるか試したくて。結果とても面白かった!あと、引退したポアロが出る本作はなんとまだシリーズ3作目と攻略本で知り驚き。

  • ミステリ読みになって何年も経ちましたが、ネタバレなしでこの本を読むことができました。皆さんの感想を見るとかなり情報は流出してしまっているのですね。先入観なしで読めたこと、何と幸せだったかと思います。いろいろ違和感は感じていましたが(おそらくそれはフェアゆえだと私は思います)あまり気にせずに読み続けその部分まで来て、ああっそれか、それなのか!と一気に腑に落ちました。読後これを題材にしようと決めたとき、そしていかにフェアに物語として構築していくかを考えていたときの女史のワクワクした思いが想像できました。

  • 犯人を知りながら読みました
    犯人の目線で読むとまた面白い
    個人的には麻雀のシーンが好きです

  • 字が小さくて行間も狭くて、350ページだったけど実際もっとボリューム多い。
    言葉の端々でなんとなく気づいてしまったので、衝撃はなかった。もっと早く出会えていたら、私が騙される系の本にまだ慣れていない時に読んでいたら、衝撃を受けていたのかも…それが残念。
    ポアロさん最後あんなこと勧めちゃうんだ…それが一番ビックリした。

  • 大人になってから再読すると「信頼できない語り手」「一人称かと思いきや手記」などの仕掛けが面白く(内容すっかり忘れてた)、読みながらへー、そうきたかー、と楽しめました。

    タイトルがアクロイド「殺人事件」、じゃなくて「殺し」となっているのもポイント。

  • 最高!アガサ作品で1番好き。なにも調べず、なにも知らずに読んでほしい。ポワロより、ミス・マープルシリーズの探偵ぶりや書き口のほうが好みだけど、この作品は例外。善性の高い語り手に惹かれる。

  • 金持ちが殺される。その理由は?

  • 村の名士が殺された事件の謎を引退したポアロが村の医師と解決する話。

    アガサ・クリスティの作品といえばでよく見たけど全く初見のまっさらな状態で読み進められたの今思えばとてつもない幸運でした。笑

    でも現代だとこういうトリックってそこまで突飛な論争が起きる程ではないよなーって印象。

    今回もまた情報は集まるけど最後の最後まで秘密主義で種明かしをなかなかしてくれない。
    いい感じに皆動機があって怪しく見えるのすき。

    語り手を疑えは当時だと大論争にもなるわなって感じ。途中ちょいちょい違和感はあったけども。

    ラストはなんだかすごい後引く終わり方。
    まさか名探偵が越してくるとはね……。

    これ、あらすじも読まない方がいいやつ。

  • これこそ叙述トリック。
    犯人はこの人だろうなと勘は働くが、それは今までに触発され生み出された作品を読んでいるからに他ならない。
    徐々に明かされていく各々の秘密と真実に読む手が止まらない。

  • いただきもの

  • 読みやすい。
    ドラマで観た後に読んだので、ストーリーはわかっているけれど、犯人目線で面白く読めました。

  • 夏の文庫50冊フェア2024②
    読みにくいと思ったが、ミステリーの原点を感じた。

  • 著者:アガサ・クリスティ(Christie, Agatha, 1890-1976、イングランド、小説家)

  • 超衝撃でした。

  • まあ、「フェアかどうかで論争になった」ということを知ってたらなあ。私としては、まあぎりぎりフェア、かなあ。

  • 推理。探偵。
    ドラマ「黒井戸殺し」を思い浮かべながら読んだ。夫人を脅した理由はドラマの方がよかったな。

  • とある画期的なトリックの、始祖だとかそうではないとか。
    初めて読んだときは怖かった……。

    終盤では犯人の性格の異常さがこれでもかと伝わってきて、こちらも怖いです。

  • 勧められ,なりゆきで?読むことに。
    名作だと知っていますが
    恥ずかしながらカタカナの人名が入ってこない(^^;
    確かに最後まで読めば,すごいなと思える
    結末でした。
    ちょっと時間かかったかな。

  • 犯人、分かってしまった。
    けど、やっぱ凄い。
    面白すぎる。

  • 評判通り意外すぎます。
    個人的にはアンフェアだと思います。
    でも、まあ「無し」という程でも、、

    真面目に解決に取り組んだら、その結果(真相)に脱力感を覚えます。

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著者プロフィール

1890年、英国、デボン州生まれ。本名アガサ・メアリ・クラリッサ・ミラー。別名メアリ・ウェストマコット、アガサ・クリスティ・マローワン。1920年、アガサ・クリスティ名義で書いたエルキュール・ポアロ物の第一作「スタイルズ荘の怪事件」で作家デビュー。以後、長編ミステリ66冊、短編ミステリ156本、戯曲15本、ノンフィクションなど4冊、メアリ・ウェストマコット名義の普通小説6冊を上梓し、幅広い分野で長きに亘って活躍した。76年死去。

「2018年 『十人の小さなインディアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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