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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784150700645
みんなの感想まとめ
ミステリーの舞台として列車を選び、緊張感溢れる殺人事件を描いた作品は、登場人物のアリバイや複雑な人間関係が絡むことで、しっかりとした構造を持っています。特にキャザリンというキャラクターはミステリアスで...
感想・レビュー・書評
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佳作だが、特別面白いとは思わない。登場人物が今一つ上手く書き分けられてない。特にデリクとローシュ伯爵はよく混同してしまった。とほほ。また夜行列車の寝台がどのような構造になっているかが文章だけではいまいち分からず、物語に入り込めなかった。コンパートメントの構造は行き掛かり上、かなり大事なので残念。しかしキャザリンは非常にミステリアス且つ母性愛たっぷりに描かれており、とても魅力的。物語全体も派手さはありませんが、関係者それぞれのアリバイが描かれていて、ミステリーの仕組みとしてはしっかりしている。
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クリスティとしてはなんか不満。そりゃないよという犯人の、ちょっとしたスパイ小説みたいな設定だった。列車を舞台にとしておきながら、旅情も感じられないし。荒っぽい感じ。面白いけど。
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ミステリ。ポアロ。
列車内での殺人事件というと、やはり『オリエント急行の殺人』が思い浮かぶ。
今作は派手さでは劣るものの、殺人事件と高価な宝石の行方、登場人物の恋愛模様も絡まって、サスペンスフルな作品となっている。
ヘイスティングズの出番がなかったことと、事件が起きるまでが少し長かったことは少し不満。それでも安心の面白さでした。 -
ポアロなのに、セントメアリーミードが出てくる!
一番あり得ない人物を疑え的な(ネタバレ?) -
列車の中で億万長者の娘が絞殺死体で発見される。犯人に浮上するのは、借金で首が回らぬ夫の侯爵が有力で、娘の死亡により莫大な遺産が相続されるのだった。また娘の愛人のインチキ伯爵も犯人であると匂わせる。そこに死ぬ直前まで一緒だった女遺産相続人も絡んで...
早々とポアロは状況証拠からみて犯人を特定する。それじゃあまりにもつまらないお話だった。だがしかし、35.説明~15ページの真犯人をあばくポアロが凄すぎた。面白い。 -
青列車で起こる事件。
ヘイスティングズが書き手ではない話なので視点が色々移り変わる。
登場人物はポアロはじめ、個性的で魅力ある人物ばかり。
舞台になった青列車の写真をググって見てみたら想像以上に豪華だった。いつかこんな列車に乗って旅してみたい。
いつも別の人の訳で読んでいるので、どことなく違和感を感じてしまった。
色々な人の訳を読み比べてみるのも面白いかもしれない。
原文が読めたらそれが一番なんだけど。 -
思わぬ伏線が隠されている作品。
なので油断をしていると欺かれてしまいます。
しかも読者を罠にかけるために
犯人までのステップを2つにしているのがにくい。
そして犯人構成も
女史があまり使わない設定をしているので
だまされること請け合い。
人間の醜さが
終始出てくる作品でありました。 -
1928年発表
原題:The Mystery of the Blue Train -
「「列車を信じるのです、マドモアゼル」とポアロはくりかえしつぶやいた。「そして、エルキュール・ポアロをお信じなさい――なんでもこの男のいうとおりになりますからね」」
初めてのエルキュール・ポワロ(たぶん)。
鮮やかな勢いであっという間に解決する。
ポワロの目には真実が映る!
ということで、列車の中で起こった殺人をポワロが解決していく長編小説。
こういうのって、かなり久しぶりに読んだよなーというのが感想でござる。
そして、読み出すとあっという間なので、本当に良い息抜きになったのでした。
【8/29読了・初読・市立図書館】 -
クリスティーのポアロシリーズの中でも
何度も繰り返し読んでいる作品。
ミステリーは二回目以降は犯人も分かっているし、
ディテールは記憶から抜け落ちてしまっているものの、
事件の概要は大方分かってしまっているため、
それだけでもある意味「不利な感じ」があるものだ。
しかし、優れたミステリー作品というものは、
息もつかせぬ位、ドラマティックな物語の展開、
個性的で魅力的な登場人物達の表現豊かな会話、
主人公の探偵役の見事な謎解き、
そんな主人公のライバルとなる犯罪者が仕掛ける見事なトリック、
主人公対容疑者達のスリリングなやりとり、
といったもので読者を魅了し、熱狂させ、時に翻弄し、
先ほどあげた弱点さえも忘れさせてしまう、
そんな力を持っている。
そんなミステリーのお手本とも言うべき作品が本作品だと思う。
「人生はちょうど列車のようなものなのです。
ただ走ってゆくばかりです。そうです、それでいいのですよ。」
以前から大好きなシリーズだったが、本作品で、
こんなかっこい良くて慈愛深い言葉を言った
エルキュール・ポアロが、ますます好きになった。
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