- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150700836
感想・レビュー・書評
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アガサクリスティの有名なミステリー。図書館で借りて読みました。多分一度読んだことがあるはずなんだけどなあ…。
確かこの中の誰かを殺したいためにABC殺人を犯す、と言うネタバレだけは覚えていたのでが他の事は全然覚えていなかったので楽しく最後まで読みました。殺人を犯す側の考えが見えない、何のための殺人かわからないと言うことが一番恐ろしいのかなあ…とそんなことを思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん、期待しすぎたかな。
ポアロが得意としているのは、今で言うプロファイリング的な推理方法だけれど、根拠が薄くてイマイチ納得できない。犯人像をつかんでから証拠を探す、というのはわかるのだけれど、たまたま証拠が見つかったから特定できただけとも言える。犯人が複数だったり、模倣犯であるという可能性も考えられるのではないか、と思ってしまう。 -
有名な作品なのでトリックも犯人も予想できたが、読んで良かった。ミステリーを語るなら読んでおくべき一冊なのかもしれない。
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今月の21日、アンドーヴァを警戒されたし――ポアロのもとに送られてきた挑戦状の予告どおり、殺人は起こった。煙草屋を営むアッシャーという、Aの頭文字の老婆が撲殺されたのだ。つづいて第2、第3の挑戦状が届き、ベクスヒルでBの頭文字の娘が、チャーストンでCの頭文字の初老の紳士が、殺された。しかも、現場には必ずABC鉄道案内が残されていた。アルファベット順に殺人を繰り返す犯人の意図は何か?また、鉄道案内の意味するものは?ポアロは懸命に、犯人の心の輪郭をつかもうとするが……。
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小学生に『そして誰もいなくなった』を読んで以来読んでいなかったので、クリスティーはほとんど初読。ポアロは噂通り、まわりイギリス人に囲まれてるのに何の遠慮もなくフランス語を使いまくったり、ヘイスティングズ君にイヤミ言ってイライラさせたりする変なやつだった。ちょこちょこ第三者視点で入る章がわざとらしいといえばわざとらしいけど、しっかり騙してくれるので安心。初出1936年って75年前か…とんでもない。叙述なんたらとかあるだろうけど、なにより読んでて面白い。現代ミステリの礎だと実感。
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読み終わる前にトリック知ってしまったんだよな〜。なので読破せず。