ブラック・コーヒー〈小説版〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫 エルキュール・ポアロ)
- 早川書房 (1998年4月23日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784150700881
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みんなの感想まとめ
密室で繰り広げられる緊迫したドラマが魅力の作品で、1930年に発表された戯曲を基にした小説版です。エルキュール・ポアロの最終作として位置づけられ、著者のクリスティの独特の世界観がしっかりと引き継がれて...
感想・レビュー・書評
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1930年発表の戯曲。エルキュール・ポアロの最終作らしい。クリスティが書いた戯曲をチャールズ・オズボーンが遺族の許可を得て小説化したものとのこと。
室内劇。劇場で見てみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「アガサ・クリスティ」の『ブラック・コーヒー』を読みました。
「アガサ・クリスティ」が戯曲として書いた作品を、「アガサ・クリスティ」作品の研究者である「チャールズ・オズボーン」が小説化した作品です。
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晩餐後、科学者の「エイモリー卿」は家の者を一室に集めると驚くべき話しを始めた。
この中に「エイモリー卿」の極秘書類を盗んだ者がいる、部屋を暗くしている間に密かに返すようにと。
が、明かりが再び点くと「エイモリー卿」はコーヒーに入った毒で殺されていた!
混乱の中「エイモリー卿」に緊急の調査を頼まれていた「ポワロ」が到着する… 名探偵「ポワロ」が導く、毒殺事件の意想外の結末は?
全世界で話題をまいた「アガサ・クリスティ」初のオリジナル戯曲の小説版登場。
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もともとが戯曲なだけに、舞台は「エイモリー卿」の屋敷アボッツ・クレイヴの彼の書斎に隣接する読書室で進行するのですが(オープニングのロンドンでのシーンは小説で加えられた場面)、限られた空間の中で、限られた人物に容疑がかかるというのは「アガサ・クリスティ」お得意のパターンですよね。
今回も意外な人物が真犯人でしたが、、、
トリックが凝っていないせいか、動機がありきたりなせいか、あまり面白みがありませんでしたねぇ。
「アガサ・クリスティ」作品なので厳しい目で評価してしまうのかもしれませんが、ちょっと物足りない感じでした。
戯曲を小説化しているので、その辺りも原因なのかもしれませんね。 -
戯曲の小説版てことで、基本、ワンシーンというか、1つの部屋なんだよね。
文章の感じも映像のノベライズて感じ。
ドラマを見ているような感じだった。 -
毒殺
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#赤背表紙のクリスティーを再読するプロジェクト 033
クリスティ本人じゃなくてチャールズ・オズボーンというクリスティ研究科によるノベライズ。戯曲版より読み進めやすいし、ある意味クリスティ本人以上に、クリスティらしい出来栄えかもしれない。翻訳も中村妙子氏でバッチリである。 -
この作品は先に戯曲を読んでおくことを
「強く」推奨しておきたいと思います。
これを読んでおくと改めて
小説として楽しむことができるのですから。
小説という形式以外は
基本構成、
トリック等まったく戯曲とは
変わりはありません。
犯人に関してもね。
しかしポアロが犯人を追い詰めるために
行った策がリアルに読めるのは
面白いです。
著者プロフィール
中村妙子の作品
